神戸市立六甲山牧場

約170頭の羊たちが暮らす高原牧場

広大な牧場で暮らす動物たちとの触れ合いを楽しんだら、見晴らしのいいビューポイントに立ち寄り絶景に癒やされよう。最後は場内の売店でショッピングを。濃厚なソフトクリームは必食！

のびのびと過ごす羊たち

スイスの山岳牧場をモチーフとした牧場。甲子園球場32個分にもあたる広さを誇り、敷地内の2万5700平方メートル(甲子園球場6個分)を一般公開している。いちばんの魅力は、放牧された約170頭の羊たちと自由に触れ合えること。ほかにも広大な敷地には、牧場のシンボルであるエサの貯蔵庫「サイロ」や、北南エリアと東エリアをつなぐ「まきばのつり橋」、牧場ならではのグルメを味わえる「六甲山Q・B・Bチーズ館」、見晴らしのいいビューポイントもあり、見どころ満載。一日中飽きることなく過ごせるはずだ。

緑に囲まれた「まきばのつり橋」

南エリアにある「六甲山Q・B・Bチーズ館」

牧場内では、コリデールなど11種の羊を飼育中。毎日9:30-15:30(変更あり)に放牧され自由に牧場内を歩き回っている。どのエリアでも触れ合えるが、南エリアの「レア・シープ村」では珍しい種類も見られるので、触れ合いスポットとしておすすめ。早春には、赤ちゃん羊に出会えることも！　ちなみに、ツノの生えた希少な羊が北エリアの乳牛舎で暮らしている。エリアは異なるが、牧場内に1匹しかいないレアな羊なので、ぜひ会いに行ってみて。

子どもの羊がかわいい！

まだら模様も特徴的なジャコブという種類

東エリアで体験できる子牛のミルクやりは、小さな子どもから大人にまで人気。毎日11:30-、14:30-の2回に分けて開催されるが、いずれも先着順で15名限定(子牛の頭数・体調等により変動有)。そのため開始前には列ができるので、早めに並ぶのがおすすめだ。また、南エリアでは、平日13:30-14:00にウサギのエサやり体験を実施中(エサカップ100円)。羊と遊んだあとには、愛らしいウサギとも触れ合ってみよう。

ウサギをなでるだけなら無料

広大な牧場内に点在する3つのビューポイントも巡ってみよう。最も高い標高722m地点にある「ゴールデンポイント」からは、摩耶の山並みが目の前に広がる。天気が良ければ、淡路島、明石海峡大橋、大阪湾まで見渡せるという。北エリアの「シルバーポイント」、「グリーンポイント」のほか、東エリアには、隠れたビュースポット「夕陽ケ丘」も。開放的な気分になれる広々とした高原は人の行き来が少なく、まるでプライベート空間のように神戸市街の絶景を楽しめる。

「夕陽ヶ丘」からの景色も最高