尻屋埼灯台

灯台

白亜の灯台と寒立馬が待つ本州最北東端の地

三方向を海に囲まれた下北半島は、地形や海によって見せる表情が異なる魅力的なエリア。なかでも、伸びやかな湾岸道路と草原地帯が広がる尻屋崎は、牧歌的な印象を与えるスポットだ。日常を忘れて寒立馬(かんだちめ)とのんびり過ごそう。

尻屋崎を象徴する牧歌的な景色。寒立馬(かんだちめ)にぜひ会いに行こう} 尻屋崎を象徴する牧歌的な景色。寒立馬(かんだちめ)にぜひ会いに行こう

のどかで牧歌的な風景に癒やされる

下北半島の最北東端の尻屋崎は北に津軽海峡、東に太平洋という、寒流と暖流がぶつかる潮目がわかる岬。この周辺は古くから濃霧が発生しやすく、航海の難所として恐れられていた。そのため、1876年(明治9)に灯台を建設。高さ32.82m、レンガ造りとしては日本一の高さの尻屋埼灯台は、全国に16しかない「のぼれる灯台」のひとつでもある。(2021年11月現在、コロナ禍のため見学中止)。尻屋崎は下北半島のなかでも、のどかな光景が広がっていることで知られ、道路の両側に見える牧草地には、尻屋崎のシンボルともいえる寒立馬が放牧されている。

海難事故を防ぐために建設された白亜の尻屋埼灯台} 海難事故を防ぐために建設された白亜の尻屋埼灯台

たくましくてちょっぴり短めの脚が愛らしい寒立馬} たくましくてちょっぴり短めの脚が愛らしい寒立馬

灯台周りは絶好の撮影ポイント

もともと尻屋崎は南部藩の牧場だった場所。この地で、寒さや飢えに強く持久力に富んだ馬を育て、放牧していた。それが品種改良を重ねて、現在の寒立馬になったという。馬たちは日中には灯台近くに集まることが多く、断崖、灯台、寒立馬という象徴的な3つを一緒に写真に収めようと、多くの観光客がカメラ片手に集まってくる。寒立馬の祖である南部馬は、非常に温厚で人懐っこいが、子育て中は気が立っているので、近寄らないようにしよう。また尻屋崎は17時(4月は16時)にゲートが閉まるが、寒立馬の行列が道路をさえぎって進めないこともあるので、帰りは時間に余裕をもって出よう。

牧草を食べる馬、寝転がる仔馬など、馬たちは思いおもいにのんびり過ごしている} 牧草を食べる馬、寝転がる仔馬など、馬たちは思いおもいにのんびり過ごしている

たくましい立ち姿。なかにはすり寄ってくる馬もいてかわいらしい} たくましい立ち姿。なかにはすり寄ってくる馬もいてかわいらしい

レストハウスで希少価値の高い牛肉を販売

尻屋崎観光でもうひとつ訪れたいのは、県道6号沿いにある「東通村野牛川レストハウス」。休憩所、トイレなどがあり、ドライブの疲れを癒やすのにぴったりのスポットだ。地元産直品の販売所も併設しており、名物ブルーベリーのソフトクリーム、十割そば乾麺、珍味などを購入できる。注目したいのは、毎月9の付く日に開催される精肉特売。地元・東通(ひがしどおり)村が誇る「東通牛」は、厳しい寒さで育ちたっぷり脂ののった、市場にあまり出回らない希少価値の高い牛肉が販売される。ジャーキーなどの加工品ならお土産にもぴったりだ。夏期には東通牛のBBQイベントも開催。夏に訪れるなら、ここで激レア肉を思う存分味わおう。

レストハウスの塔のところが展望台になっている} レストハウスの塔のところが展望台になっている

ヒバの香りが漂うレストハウスの館内} ヒバの香りが漂うレストハウスの館内

スポット詳細

住所
青森県下北郡東通村 map map 地図
電話番号
0175472889
時間
[4月下旬-4/30]9:00-15:00
[5/1-11月上旬]9:00-16:00
※入場は参観終了時刻の15分前までにお願いします。
料金
【参観寄付金】
[中学生以上]300円
※小学生以下、障がい者(介助の方1人まで)の方は無料です
駐車場
なし(ただし、灯台周辺に公園駐車場あり)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
0-30分
乳幼児の入店
可(保護者による責任のもと可)
備考
※電話番号は尻屋崎支所に繋がります。
※現地での施設整備が整わないため、当分の間、灯台参観(見学)は休止中いたします。敷地内への立ち入りは自由に出来ます。

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

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最寄り

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