宮城島

台地状の島でビュースポットが多い

勝連半島の沖合7kmの太平洋上に浮かぶ島。平安座島(へんざじま)とは桃原橋(とうばるばし)と結ばれているため、勝連半島から海中道路を経由して車で行ける。台地上の島で周囲の島々のなかでは最も標高が高いことから、高い島という意味をもつ「高離(たかはなり)」との別名がある。

周囲約12km、標高約120mの宮城島。右手に見えるのは「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」} 周囲約12km、標高約120mの宮城島。右手に見えるのは「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」

海中道路と平安座島を経由していつのまにか宮城島へ

勝連半島から海中道路を走行し平安座島へ。石油備蓄基地のタンクを見ながら進み、運河のような海峡を渡るとそこが宮城島だ。かつては平安座島と宮城島の間は約1kmの海峡で隔てられていたが、石油備蓄基地建設のため平安座島の東側が埋め立てられた。現在では、宮城島とはわずかな水路で隔てられ、両島を結ぶ桃原橋(とうばるばし)の全長は17mと短い。そのため、宮城島に入島したことを気づかない人もいるほどだ。宮城島の周囲は約12km、標高は約120mと勝連半島周辺に点在する5島のなかで最も高く、絶景スポットも点在している。

2つの神の島である浜比嘉島と久高島が一直線に並び龍神が通る道といわれる「龍神風道」} 2つの神の島である浜比嘉島と久高島が一直線に並び龍神が通る道といわれる「龍神風道」

SNSでも話題のパワースポットへ

宮城島を貫く道路は2本あるが、桃原橋から道なりに進む道路がメインルートだ。サトウキビ畑を抜け島の東岸を走るルートでグングン高度を上げて行く。このルート上にあり、SNSでも話題になっているのが、「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」の敷地内にある「果報(かふう)バンタ」だ。眼下に砂浜、そして太平洋の大海原を一望できパワースポットとしても人気を集めている。なお、メインルートを進むと隣の島、伊計島へと到達する。

標高約70mの絶景スポット、果報バンタからの眺め。「バンタ」は崖を意味する} 標高約70mの絶景スポット、果報バンタからの眺め。「バンタ」は崖を意味する

畑が広がる台地の上へ。こちらにも絶景スポットが

宮城島を貫くもう1本のルートを通ってみよう。こちらは桃原橋から600mほど進むと現れる交差点を左折。一方通行の道で、舗装こそされているものの道幅は狭く、カーブが続きまるで山道のようだ。5分ほど走ると台地の上に到達。畑が広がり牧歌的な雰囲気だ。貝塚時代の遺跡がいくつかあり、その代表的なものがシヌグ堂遺跡。現在は保存のため埋め戻されているが、住居跡や土器などが出土したという。またここは切り立った崖の上にあり、シヌグ堂バンタと呼ばれる絶景スポットとなっている。先述した果報バンタより高い、標高約100m。宮城島の集落や伊計島方面を一望できる。

シヌグ堂バンタは島の頂上付近にあるビュースポット} シヌグ堂バンタは島の頂上付近にあるビュースポット

琉球古典音楽、高離節の歌碑もある} 琉球古典音楽、高離節の歌碑もある

スポット詳細

住所
沖縄県うるま市与那城宮城 map map 地図

情報提供: ナビタイムジャパン

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