宮城島
台地状の島でビュースポットが多い
海中道路と平安座島を経由していつのまにか宮城島へ
勝連半島から海中道路を走行し平安座島へ。石油備蓄基地のタンクを見ながら進み、運河のような海峡を渡るとそこが宮城島だ。かつては平安座島と宮城島の間は約1kmの海峡で隔てられていたが、石油備蓄基地建設のため平安座島の東側が埋め立てられた。現在では、宮城島とはわずかな水路で隔てられ、両島を結ぶ桃原橋(とうばるばし)の全長は17mと短い。そのため、宮城島に入島したことを気づかない人もいるほどだ。宮城島の周囲は約12km、標高は約120mと勝連半島周辺に点在する5島のなかで最も高く、絶景スポットも点在している。
SNSでも話題のパワースポットへ
宮城島を貫く道路は2本あるが、桃原橋から道なりに進む道路がメインルートだ。サトウキビ畑を抜け島の東岸を走るルートでグングン高度を上げて行く。このルート上にあり、SNSでも話題になっているのが、「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」の敷地内にある「果報(かふう)バンタ」だ。眼下に砂浜、そして太平洋の大海原を一望できパワースポットとしても人気を集めている。なお、メインルートを進むと隣の島、伊計島へと到達する。
畑が広がる台地の上へ。こちらにも絶景スポットが
宮城島を貫くもう1本のルートを通ってみよう。こちらは桃原橋から600mほど進むと現れる交差点を左折。一方通行の道で、舗装こそされているものの道幅は狭く、カーブが続きまるで山道のようだ。5分ほど走ると台地の上に到達。畑が広がり牧歌的な雰囲気だ。貝塚時代の遺跡がいくつかあり、その代表的なものがシヌグ堂遺跡。現在は保存のため埋め戻されているが、住居跡や土器などが出土したという。またここは切り立った崖の上にあり、シヌグ堂バンタと呼ばれる絶景スポットとなっている。先述した果報バンタより高い、標高約100m。宮城島の集落や伊計島方面を一望できる。
スポット詳細
- 住所
- 沖縄県うるま市与那城宮城 地図
- エリア
- 沖縄本島(中部)エリア
情報提供: ナビタイムジャパン