荒立神社
夫婦神の伝説にちなみ良縁と芸能のご利益をいただく
天孫降臨の地として知られる、宮崎県高千穂にある日本神話ゆかりの神社。天孫降臨の道案内を務めた猿田彦命(さるたひこのみこと)と、天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れた天岩戸の前で舞った天鈿女命(あめのうずめのみこと)が結婚して住んだ地とされ、切り出した荒木で急いで宮居を造ったため荒立宮と名付けられたと伝わる。こうした伝説から縁結びや夫婦円満、道開きのご利益で知られ、また天鈿女命は歌や舞など芸能の神であることから、お忍びで参拝に訪れる芸能人も多いという。社殿にお参りしたら、境内奥にある「七福徳寿板木」へ。想いを込めながら板木を7回打つと、五穀豊穣、交通安全、商売繁盛、家運繁栄、縁結び安産長寿、厄除け、芸能武芸学業成就の御神恵を拝受できるそうだ。神社の裏手にある神漏岐山(かむろぎやま)には、手作りの散策コースが設けられ、ちょっとしたハイキング気分を楽しめる。コース上にはいくつもの「未来板木」が設置されていて、板木を打つ音が杉林にカーンカーンと鳴り響く。独身の人もカップルも、また友人や家族で一緒に、幸せを祈って板木を打ち鳴らしてみよう。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン