神威岬
先端へ行くまでの景色も美しく、見ごたえありの岬
積丹観光のハイライトである神威岬
日本海にダイナミックに鋭く突き出た岬が特徴的な「神威岬」。神威岬へは、札幌からだと国道5号を使って、小樽を抜け、余市から国道229号を走り、車で2時間30分ほど。小樽からの道はほぼ海岸沿いなので、風光明媚な日本海を眺めながらのドライブを楽しめる。神威岬へ向かうまでに黄金岬や島武意海岸などの絶景スポットもあるので、立ち寄るのもおすすめ。時間がないという場合は、余市まで高速道路が延伸したので、高速を利用すれば札幌から40分ほど短縮が可能だ。
先端までは脚力が必要。準備を忘れずに
神威岬の先端までは車で行くことはできないので、駐車場に車を停めたら、岬の先端を目指して小道を歩いていくことになる。先端までの所要時間は約20分。アップダウンが結構あるうえに、海風にあおられることもあり、ちょっとしたトレッキング気分を味わえる。道は途中までは舗装されているが、それ以降は険しい道が続くのでくれぐれも歩きやすい靴で。トイレは先に済ませておき、水分補給の準備もしておきたい。ゲートは、開閉時間が季節で異なるほか、気象状況によって閉まっている場合もあるので、観光協会のウェブサイトなどで確認をしてから訪れよう。
アイヌの娘の悲恋から生まれた伝説
神威岬には、女人禁制にまつわる「チャレンカ伝説」なるものがある。これは、源義経が兄に追われて北へ逃げてきた際の話。義経に強く想いを寄せていたアイヌの首長の娘・チャレンカは、大陸へ向かう義経を追い、神威岬にたどり着く。しかし、義経の船はすでに沖の彼方。悲しみに暮れたチャレンカは、「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」と恨みの言葉を残して、海に身を投じてしまった。チャレンカの体は神威岩と化し、それ以降、女性を乗せた船が近づくと必ず転覆したことから、神威岬は明治初期まで女人禁制にされたという。
自然が生み出した美しい景色に感動
現在は、男女問わず誰でも岬の先端まで行くことができる。前述したとおり、先端までには険しい道もあり、高所が苦手な人にとっては怖いと感じるところも一部あるが、積丹ブルーと呼ばれる美しい海の眺めは、疲れも怖さも吹き飛ばしてくれる。先端の神威岬展望台に立つと、丸みを帯びた水平線を見ることができ、地球の丸さを実感する。ほかでは見ることのできないパノラマビューは、がんばって歩いたご褒美にすら思える。また、ベストシーズンの初夏にはエゾカンゾウの黄色い花の群生を見ることもできる。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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