当尾石仏巡り
自然石に刻まれた磨崖仏を巡る山あいのさんぽ道
数多くの石仏が残る当尾。かつて奈良仏教の修行の地として僧房が立ち並び、卒塔婆や石塔が連なって見えたことから「塔の尾根」と呼ばれ、それが転じて「当尾」になったといわれる。石仏の多くは鎌倉時代の作。平安末期の南都焼討ちからの復興の際に、朝鮮半島から来た石職人とその子孫がこの地に住み、石仏を造ったと考えられている。石仏巡りで人気があるのは岩船寺と浄瑠璃寺を結ぶ約2km。2寺院の間には標高差が100mほどあり、下りコースになる岩船寺を起点にする道が歩きやすい。里では野菜を売る吊り店を目にすることも多いが、やがて山道へと分け入る。阿弥陀三尊磨崖仏は、その表情からわらい仏とも称される最も有名な石仏のひとつ。また、ミロクの辻と呼ばれる三叉路にも磨崖仏が彫られている。石仏は外から悪霊が入らないように村を守るとされ、道しるべの役割もあった。藪の中三尊磨崖仏まで来れば、浄瑠璃寺はすぐそこ。春秋の穏やかな季節に歩きたい1時間弱のハイキングコースだ。
スポット詳細
- 住所
- 京都府木津川市加茂町岩船 地図
- エリア
- 京田辺・木津川エリア
- 電話番号
- 0774398191
- 時間
-
[浄瑠璃寺]9:00-17:00(12-2月は10:00-16:00)
[岩船寺]8:30-17:00(12-2月は9:00-16:00) - 休業日
- 不定休
- 料金
- [拝観料]浄瑠璃寺本堂400円、岩船寺500円
- 駐車場
-
あり(各寺門前民間有料駐車場)
※一般車300円、大型車1,500円 - クレジットカード
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 備考
- ※電話は(一社)木津川市観光協会へ繋がります。
情報提供: ナビタイムジャパン