馬籠峠

旅情たっぷり! 石畳の残る中山道馬籠宿から妻籠宿までを歩く

サンダルは不向きなのでハイキングシューズを。レインコートに加えて、夏は虫よけグッズも用意しておくといい} サンダルは不向きなのでハイキングシューズを。レインコートに加えて、夏は虫よけグッズも用意しておくといい

五街道のひとつである中山道のなかでも、江戸時代の面影が最も色濃く残る木曽11宿。木曽路と呼ばれる長野県塩尻市から岐阜県中津川市までの約80kmに11の宿場町が現存し、2016年(平成28)には日本遺産に認定された。木曽路の南側の玄関にあたる馬籠(まごめ)宿は文豪・島崎藤村の故郷で、「木曽路はすべて山の中である」で始まる小説『夜明け前』の舞台でもある。とても珍しい坂道の宿場町だ。ここから、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている妻籠(つまご)宿までの間は、所どころに旧中山道の石畳が残り、江戸の風情を感じられるハイキングコースになっていて外国人にも人気。距離は約8km、片道3時間ほど。コース中には標高790ⅿの馬籠峠があり、馬籠からスタートするほうが上りが短くて楽だ。途中、お茶などを振る舞ってくれる無料休憩所「一石栃立場茶屋(いちこくとちたてばちゃや)」や、吉川英治著『宮本武蔵』の舞台にもなった男滝・女滝(おだき・めだき)などの見どころもある。ルート上には街灯がなく、昼なお暗い箇所も多い。観光客の少ない時期に女性だけで歩くのは避け、遅くとも夏場は13時、冬場は午前中にスタートしたい。

正岡子規の句碑と峠の茶屋のある馬籠峠。長野と岐阜の県境だが、平成の大合併まで、県境は馬籠宿より南にあった} 正岡子規の句碑と峠の茶屋のある馬籠峠。長野と岐阜の県境だが、平成の大合併まで、県境は馬籠宿より南にあった

途中、数か所で車道と交わる。バス停もあるが1日5便程度なので、あらかじめ時刻表を確認しておきたい} 途中、数か所で車道と交わる。バス停もあるが1日5便程度なので、あらかじめ時刻表を確認しておきたい

左上は檜製の完歩証明書(300円)。妻籠か馬籠の案内所で購入し、もう一方の案内所に到着したらスタンプを押してもらう。右上は馬籠宿、下2点は妻籠宿} 左上は檜製の完歩証明書(300円)。妻籠か馬籠の案内所で購入し、もう一方の案内所に到着したらスタンプを押してもらう。右上は馬籠宿、下2点は妻籠宿

スポット詳細

住所
岐阜県中津川市馬籠・長野県木曽郡南木曽町他 map map 地図
電話番号
0573692336
駐車場
あり(最大377台)
※町営駐車場を利用
Wi-Fi
あり(Tsumago Magome FREE Wi-Fi
アプリ:Japan Wi-Fi auto-connect)
コンセント口
なし
喫煙
不可
備考
【妻籠観光案内所】
[住所]長野県木曽郡南木曽町吾妻2196-1
[TEL]0264-57-3123
[営業時間]:8:30-17:00
[休業日]12/29-1/3

※電話番号は馬籠観光協会に繋がります。

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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