旧中野義盛家住宅
合掌集落の写真展示がある合掌造り民家
加須艮地区で代々庄屋を勤めた中野義盛家の住宅跡。岐阜、富山の県境にあった加須良集落は秘境中の秘境といわれた深山の孤村。江戸時代から相互扶助による自給自足の生活を営んでいたが、今から約40余年前に消滅したと言われている。建物内では当時の失われゆく合掌集落を写真パネルで展示しており、自由に見学することが可能だ。木造切妻合掌造りの建物は安政年間(1858頃)に建築され、その後明治42年(1909)に火災により焼失、再建されたと伝わる。