六角堂(茨城大学五浦美術文化研究所)

歴史的建造物

岡倉天心が愛し、思索に耽った場所

天心はこの地から太平洋の海を眺めていた} 天心はこの地から太平洋の海を眺めていた

北茨城市大津町にある、太平洋の荒波に浸食されできた大小5つの入江が連なり、高さ50mの断崖絶壁が続く五浦海岸(いづらかいがん)にある「六角堂」。太平洋に臨む岸壁の上に立っている朱塗りの建物で、六角形の形が特徴的だ。この六角堂を建てたのは、明治・大正の美術運動の指導者で、日本近代美術の歴史を創ってきた岡倉天心。天心は五浦を訪れた際、この地をいたく気に入り、自身が設立した日本美術院の拠点を五浦に移した。冬はボストンで、夏は五浦で活動し、国際的に活躍していた天心は、この六角堂を「瀾(大波)を観る亭(あずまや)」という意味の「観瀾亭(かんらんてい)」と名付け、ここから雄大な自然を望みながら、思索に耽っていたとされる。残念なことに、2011年(平成23)の東日本大震災の津波により、台座以外は流されてしまったため、現在の六角堂は2012年(平成24)に再建されたもの。車で2分ほどのところにある五浦岬公園からは、六角堂と海岸の風景を俯瞰的に眺められる。

天心にまつわる多くの資料が並ぶ休憩所} 天心にまつわる多くの資料が並ぶ休憩所

かつて岡倉天心が暮らしていた旧天心邸も研究所内にある} かつて岡倉天心が暮らしていた旧天心邸も研究所内にある

スポット詳細

住所
茨城県北茨城市大津町五浦727-2 五浦美術文化研究所 map map 地図
電話番号
0293460766
時間
[4-9月]8:30-17:30(最終入館17:00)
[10・2・3月]8:30-17:00(最終入館16:30)
[11-1月]8:30-16:30(最終入館16:00)
休業日
月(原則)
※詳細はホームページをご参照ください。
http://rokkakudo.izura.ibaraki.ac.jp
料金
[入館料]一般400円、特別割引350円(20名以上の団体または70歳以上の方)
※無料入場者制度あり
駐車場
あり(10台)
※満車の場合は近隣の市営無料駐車場が利用可
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり(リーフレットは英語対訳つき、希望者には中韓版あり)
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
0-30分
車椅子での入店
可(階段があるため一部観覧不可、坂道があるため補助者必要)
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい(荒天の場合は入場者の安全を考慮し臨時に閉館する可能性あり)

情報提供: ナビタイムジャパン

クチコミ

  • 岡倉天心の心を感じられる?
    3.0 投稿日 : 2023.01.09
    岡倉天心が過ごした家や六角堂を見学できます。六角堂、付近から眺める景色は美しく、飽きが来ない。天心はここで美術について想いを巡らせていたと思うと感無量だ。敷地内には展示室や実際に天心が過ごした家もあり全て回って約30〜40分程か。全体的に穏やかな雰囲気に包まれており、寺社仏閣並みに心が洗われる感じになるから不思議だ。派手さは無いけど心に残る、そんな場所だ。
  • 北茨城に来たらここに来るべし
    5.0 投稿日 : 2022.02.16
    北茨城に来たらここに来るべしです。岡倉天心がかつてここを拠点とし、日本美術院を置いた時の天心の自宅を中心として、六角堂や長屋門などがあります。
  • 六角堂があります
    4.0 投稿日 : 2021.10.05
    入場料を長屋門で支払って中に入ると、天心記念館、天心邸、そして六角堂が見られます。また敷地内、特に六角堂からの五浦海岸の眺めは趣がありました。芸術家が作った場所だけあって建築物と自然が絶妙に調和していて、とてもリラックスできる場所です。

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アクセス

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