東京港野鳥公園

公園/緑地

都会の隠れたバードウォッチング・スポット

埋立地にいつの間にか野鳥が集まり、そのエリアを保護しようと生まれた公園。森林や小川、淡水池、干潟といった野鳥をはじめとした生きものに適した環境が整い、一年を通して約120種類の野鳥が飛来する。

東観察広場の観察壁はさまざまな高さの窓が設けられている。羽田を発着する旅客機も見られる 東観察広場の観察壁はさまざまな高さの窓が設けられている。羽田を発着する旅客機も見られる

都心に近いながら貴重な生態系が残る場所

第一京浜から運河を越えると巨大な倉庫が林立し、広々とした道を何台もの大型トラックがせわしなく行き交う。湾岸部は日本の流通拠点だ。この地域にまるで浮島のように存在するのが東京港野鳥公園。埋め立て後、自然にできた池や草原に野鳥が集まるようになり、貴重な自然を残そうと地元の人々が東京都に働きかけて1978年(昭和53)に誕生した。当初は西淡水池を中心とする西側のみだったが、干潟を整備するなど約36万平方メートルまでに拡張。園内には4つの観察小屋をはじめ、観察広場やネイチャーセンターなどの施設もあり、バードウォッチングが楽しめる環境が整っている。

サギの仲間は園内全域の池で見られる サギの仲間は園内全域の池で見られる

観察小屋の内部。ベンチもありじっくり観察できる 観察小屋の内部。ベンチもありじっくり観察できる

野鳥の楽園は昆虫の楽園

野鳥公園は日本最大の青果市場である大田市場に隣接し、干潟の向こうには羽田空港を発着する旅客機も見える。公園は西園と干潟に面した東園に大きく分かれ、2つのエリアを橋が結んでいる。西園は西淡水池を中心に2つの観察小屋と、水田や畑、小川や雑木林のある自然生態園がある。池と干潟以外のエリアは森のようにさまざまな樹木が生い茂り、そこには昆虫も数多く見られる。夏であればセミやカナブンが、小道を歩けばバッタがいっせいにジャンプする光景も見られる。トンボは20種類以上、チョウは30種類以上が確認されている。

園内では田や畑もあり、よく観察すると昆虫も見つかる 園内では田や畑もあり、よく観察すると昆虫も見つかる

見学は静かに、わからないことはレンジャーに

4つの観察小屋ではかなりの確率で野鳥を観察することができる。おしゃべりは厳禁、静かに見学したい。東園では、東観察広場とネイチャーセンターには必ず寄ろう。観察広場からはエリアを一望でき、多種多様な野鳥を見られる。ネイチャーセンターは冷暖房の効いた4階建ての建物で、1-3階の各階に観察ロビー、1階には展示室と図書コーナー、2階にはレンジャーコーナーが入っている。ここには(公財)日本野鳥の会のレンジャーが常駐し、解説はもちろん、質問にも答えてくれる。地下1階の「がた潟ウォーク」では、夏場であればチゴガニやトビハゼの姿も見られる。なお、ネイチャーセンターでは無料で双眼鏡の貸し出しも行っている。

ネイチャセンターの干潟側は大きな窓ガラスに覆われ、さまざまな野鳥がよく見える ネイチャセンターの干潟側は大きな窓ガラスに覆われ、さまざまな野鳥がよく見える

ネイチャーセンター地下1階の「がた潟ウォーク」ではアシハラガニも多く見かける ネイチャーセンター地下1階の「がた潟ウォーク」ではアシハラガニも多く見かける

初心者にもわかりやすい、観察できる野鳥

野鳥公園のウェブサイトには前日確認された野鳥と当月見られる野鳥のページがあるので、チェックしてから出かけたい。公園は、春と秋は長い渡りをする野鳥の中継地となり、冬は渡り鳥の越冬地ともなる。通年見られるのが、ダイサギ、アオサギ、コサギなどのサギ類や、カワウ、カルガモ、カイツブリなどの水鳥、街なかでも見かけるハクセキレイやムクドリなど。これらはネイチャーセンターや東観察広場に野鳥のイラストとともに紹介されているので見つけやすい。季節の野鳥がどの辺りで見られるか、イラスト入りのパンフレットも役立つ。

公園の管理事務所。ここで入園券を購入する。前日どんな野鳥が見られたかを紹介するデジタルサイネージもある 公園の管理事務所。ここで入園券を購入する。前日どんな野鳥が見られたかを紹介するデジタルサイネージもある

スポット詳細

住所
東京都大田区東海3-1
電話番号
0337995031
時間
[11-1月]9:00-16:30
[2-9月]9:00-17:00
休業日
月(祝の場合は翌日)
料金
【入園料】
[大人(高校生以上)]300円
[中学生・シルバー(65歳以上)]150円
駐車場
あり(22台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、DISCOVER、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、LINE Pay、メルPAY、d払い、ALIPAY)
Wi-Fi
あり(FREE_Wi-Fi_and_TOKYO)
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 無料で双眼鏡を貸してくれます。
    4.0 投稿日:2019.11.20
    野鳥を見るための専用の施設です。受付で申し出ると、双眼鏡を貸してくれます。鳥を観察するのは、ネイチャーセンターと観察小屋です。ネイチャーセンターからは、温かい室内からガラス越しに野鳥を見ることができます。観察小屋は何ヶ所かあって、暖房はありません。完全に野外です。ネイチャーセンターにも観察小屋にも、望遠鏡が備え付けられています。平日に行くと、鳥好きの爺さんばかりいます。
  • 子供は無料の楽園ですが、無料には無料の理由が
    3.0 投稿日:2019.05.13
    動物園などと違って、自然に生息している野鳥を見る事が出来ます。 あくまで自然ですので、一年中みられる鳥もいますが、必ずみられるとは限りません。 観察小屋は鳥の近くにありますが、小さなお子さんが 「あ!鳥さんだ!!」とか 大きな声でおしゃべりすると周りから顰蹙を買います。 小さなお子さんには向いていないかもしれませんね。ネイチャーセンターは立派な建物です。暑くても寒くても快適に観察することが出来るで...
  • 交通アクセスが今一つ
    3.0 投稿日:2019.03.22
    湾岸道路と環七通りの交差する箇所にあります。裏手には大田市場がありますがそんな喧騒も感じさせないほど広大で落ち着いた空間が広がります。ちょっと残念なのは少額ではありますが有料なところでしょうか。この近辺にも緑豊かな大きな公園が沢山あるなかでここだけ有料なのがちょっと残念です。いつもランニングで来ていますが公共交通で来るとなるとちょっと不便な場所でバス停からも入口に関する案内がいくつもあるくらいに不...

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