柴又帝釈天参道商店街 柴又神明会
昭和の風情が残るどこか懐かしい参道
『男はつらいよ』でおなじみの帝釈天参道
京成電鉄金町線の柴又駅を出て、『男はつらいよ』の主人公である車虎次郎こと「寅さん」の像と妹の「さくら」の銅像を通り過ぎるとすぐ先に見えてくるのが「帝釈天参道」の文字。ここから柴又帝釈天(経栄山題経寺)まで続く約200mの参道が帝釈天参道だ。入り口には1849年(寛永2)に設置された「帝釈天王安置の碑」や、『男はつらいよ』の映画監督・山田洋次監督が揮毫した「映画記念碑」、寅さんを演じた渥美清寄進の常夜灯が並ぶ。参道には飲食店や土産物屋を中心におよそ30軒の店舗がずらりと並んでおり、昔ながらの木造建築が並ぶ街並みは今も下町情緒にあふれている。
帝釈天とともに歩んだ道のり
帝釈天参道の歴史は、1629年(寛永6)に開山した柴又帝釈天とともにあった。1779年(安永8)の庚申の日に行方不明だった本尊が発見されたことを機に帝釈天への参拝客が増え、参道の店舗は人々で賑わいを見せるようになる。その後、近隣農家の副業として茶店などが増え、大正時代には現在の形に落ち着いた。そして映画『男はつらいよ』のブームにより観光地化。観光客向けに建物の増築や建て替えなどがなされるなか、参道街並みを保護する機運が生まれ、条例などにより街並みが保たれることになった。2018年(平成30)には「葛飾柴又の文化的景観」として都内では初めて国の重要文化的景観に選ばれている。
草団子や川魚料理などの参道名物を食べよう
帝釈天参道には草だんごやせんべい、どら焼き、最中、佃煮、川魚料理などのお店がずらりと並んでいる。店頭で草だんごを作ったりせんべいを焼いたりする姿は見ているだけでも楽しい。なかでも草だんごは『男はつらいよ』の寅さんの実家が団子屋だったことなどから一大ブームとなった。また、もうひとつの名物は川魚料理。川に囲まれた葛飾では昔から川魚料理が盛んで、老舗の川魚料理店「川千家」などでうなぎや鯉といった川魚の料理を食べられる。
周囲の見どころと合わせた散策を
帝釈天参道の周辺には柴又帝釈天をはじめとしたさまざまな見どころがある。参道自体が『男はつらいよ』のロケ地として有名で、参道内には寅さんの実家として登場した草だんご屋の「とらや」をはじめ、「川千家」や天ぷら屋「大和家」、スタッフやキャストの休憩場所として利用された「高木家老舗」など、『男はつらいよ』ゆかりのスポットがたくさんある。参道から少し歩けば、映画の世界を再現した「柴又葛飾寅さん記念館」や「山田洋次ミュージアム」も。記念館に隣接する「山本亭」は和洋折衷の建築と美しい庭で有名で、テレビドラマのロケ地として使われている。
スポット詳細
- 住所
- 東京都葛飾区柴又 地図
- エリア
- 区部東・柴又エリア
- 電話番号
- 0336509876
- 時間
- 店舗・施設により異なる
- 休業日
- 店舗・施設により異なる
- 駐車場
- なし
- 英語メニュー
- あり
- 平均予算
-
【昼】1,001-3,000円
【夜】5,001-10,000円 - 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可(店舗にお尋ね下さい)
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
- 備考
- ※電話番号は、葛飾区観光協会に繋がります。
情報提供: ナビタイムジャパン
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