智頭宿
江戸時代に宿場町として栄えた山林の町
鳥取県の東南に位置する智頭町(ちづちょう)は、西と南は岡山県に接している山間の町で、総面積の9割以上が山林だという。「智頭宿」は、上方へ向かう主要道だった「智頭往来」の宿場町。江戸時代は、鳥取藩が参勤交代で江戸へ向かう最初の止宿だったため、御茶屋や奉行所、制札場が置かれ栄えていた。現在もその歴史を示す史跡や道標など、往事をしのばせる町並みが残る。智頭宿のメインストリート「智頭往来(因幡街道)」は智頭駅から歩いて約10分のところ。その通り沿いにある「石谷家住宅」は国の重要文化財で一般公開している。国登録有形文化財の「塩屋出店」の敷地にある「西河克己映画記念館」は映画ファン必見の貴重な施設。そして漫画『夏子の酒』(尾瀬あきら作)に登場した大吟醸「鵬」の酒蔵である「諏訪酒造」もぜひ訪れたい。風情ある町並みは景観を楽しみながらゆっくり散策しよう。そして、智頭往来から約5km細い山道を登ったところにある「板井原集落」は、鳥取県の伝統的建造物群保存地区。ほとんどの建物が明治から大正にかけて建築されたもので、日本の山村の原風景を見ることができるので、時間があれば足を延ばすのがおすすめだ。
スポット詳細
- 住所
- 鳥取県八頭郡智頭町智頭 地図
- 電話番号
- 0858761111
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり
- クレジットカード
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン