鳥取

鳥取砂丘周辺

AROUND TOTTORI SAND DUNES

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エリアの見どころ

  • spot 01
    鳥取砂丘
    長い年月の砂のドラマと刻々と変わりゆく砂丘の姿に感動
    日本一といわれる起伏の美しい鳥取砂丘は、国の天然記念物であり、ユネスコ世界ジオパーク(山陰海岸ジオパーク)にも認定されている。変化に富んだ独特の地形と、風と大地が織りなす「生きた砂丘」の景観を存分に楽しもう。
    風紋の刻まれた砂丘の向こうには青い日本海が見える
  • spot 02
    鳥取砂丘 砂の美術館
    一期一会のアート、砂像がつくり出す壮大な世界に遊ぶ
    世界初の「砂」を素材にした彫刻作品を展示する屋内美術館。毎年新しいテーマで砂像を制作しているので、来るたびに一期一会の出合いが待っている。ダイナミックで、繊細な砂像の造形美を堪能したい。
    第14期の展示はエジプト編。古代エジプト王朝のファラオ達や往時の様子、ギザのピラミッド、アブシンベル大神殿といった建物等、神話の時代から続くエジプトの歴史、文化を砂像で表現している。
  • spot 03
    仁風閣
    鳥取城に抱かれた白亜の洋館で鳥取の文明開化を体感
    山陰地方に残る数少ない明治洋風建築の遺構として知られる仁風閣。鳥取の文明開化はここから始まったといっても過言ではない。鳥取近代化の象徴ともいえる館には、数々の興味深いストーリーが残されている。
    鳥取城跡・久松公園に立つ仁風閣。1階、2階に吹き放しのベランダが設けられた優美な造り
  • spot 04
    鳥取城跡
    戦国と江戸と、2つの時代を旅する城巡り
    「城郭の博物館」と呼ばれる鳥取城は、山頂を中心とした戦国時代の城と、山麓を中心とした江戸時代の城が共存する全国でも珍しい城。国指定史跡であり、「日本百名城」にも選定された城は、城マニアの間で人気が高く、年々注目が集まっている。
    約120年ぶりに内堀に蘇った木造橋「擬宝珠橋」。城の大手門にあたる「中ノ御門表門」も2021年(令和3)に再建された
  • spot 05
    わらべ館
    世代を超えて楽しめる、懐かしいわらべの世界へ
    1995年(平成7)7月7日に開館した童謡・唱歌とおもちゃのミュージアム。子ども連れのファミリーだけでなく、大人も心躍る充実した展示内容で、見て、聞いて、体験して、3世代で来ても楽しめる総合文化施設だ。
    旧鳥取県立図書館があった場所に立つわらべ館。昭和初期に建てられた図書館の外観を復元
  • spot 06
    鳥取民藝美術館
    鳥取の民藝運動の拠点で手仕事の美しさ、温もりに触れる
    民藝運動のキーパーソン、吉田璋也(よしだしょうや)氏が残した鳥取民藝のメッカへ。鳥取の地で広がった民藝運動の広がりと豊かな実り。実用品のなかにこそ宿る美しさ、そして健やかさ。民藝の魅力をここで再発見する。
    地元の人が「民藝館通り」と呼ぶ一角。左から美術館、民藝店、割烹店と並んでいる
  • spot 07
    たくみ割烹店
    民藝の温もりを感じながら鳥取の味をいただく
    1962年(昭和37)、「鳥取民藝の父」吉田璋也氏が生活して美を味わう「生活的美術館」としてこの店を開いた。民藝の器で、地元産中心の食材を使った料理を味わうことができる貴重な場所だ。店内には静かな音楽が流れ、民藝の建具や照明が温かく落ち着いた雰囲気をつくり出している。店の看板料理は「鳥取和牛のすすぎ鍋」。中国の羊肉の鍋料理にヒントを得た吉田氏が考案したもので、日本のしゃぶしゃぶのルーツといわれている。ほかにもメニューは豊富で、串焼きにしたさばをほぐして玉ねぎと調味料で炊いた「鯖の浜焼丼」は、さば特有の臭みがなく甘辛な味付けで、最後に加える青ネギがシャキシャキといいアクセントになっている。昼は手頃なランチメニューがそろい、鳥取の旬の味が日替わりで味わえる「松花堂弁当」や「鳥取和牛のみそ煮込みカレー」などが人気。どんな器が使われているか、どんな盛り付けか、ていねいに仕上げられた料理は舌はもちろん目も心も満たしてくれる。
    「鯖の浜焼丼」は平日のランチと夜のメニューで登場。ランチ(880円)には味噌汁や漬物、コーヒーまたはフルーツまたはヨーグルト付き
  • spot 08
    鳥取港海鮮市場 かろいち
    鳥取市民の台所、とれたての海産物はここで
    鳥取港に揚がったばかりの海産物を取りそろえ、季節ごとに旬な魚が並ぶ鳥取港海鮮市場 かろいち。多種多様な魚介が育つ豊かな鳥取の海を肌で感じられる「鳥取市民の台所」へ。
    かろいちでも売れ筋は茹で松葉がに。大鍋で茹でたかには風味も増すのだとか
  • spot 09
    味暦あんべ
    山陰の冬の味覚、ずわいがにを食べ尽くす
    毎年11月上旬にずわいがに漁が解禁になると、市場は一気に活気づく。山陰では成長したオスのずわいがにを「松葉ガニ」、メスを「親がに」と呼ぶ。地元の人に人気があるのは親がにで、身の味が濃く、内子や外子も楽しめる。鳥取駅北側の繁華街にある「味暦あんべ」では、そのおいしさをたっぷり詰め込んだ究極の「親がに丼」を提供している。親がにをふんだんに使い、そのままのかに身に加え、かに味噌と和えたかに身、塩茹でした内子、醤油に漬けた生内子と生外子の5種類が白いご飯に盛り付けられる。「親がに丼」が10,000円、さらにかにを増量した「極」が12,000円。親がにの漁期は12月末までと短く、季節限定の味をぜひ試してみたい。その後も春まで他県から入荷があれば単発的に提供されるので、公式SNSで事前にチェックを。電話予約も忘れずに。
    濃厚な味わいの「親がに丼」。大根の入ったかに汁も絶品でおかわり無料
  • spot 10
    白兎神社
    良き縁を願って参詣したい神話の舞台となった古社へ
    誰もが知っている神話「因幡の白兎」の舞台へ。白兎神を祀る神社を詣で、良き縁を結びたい。白兎神は縁結びの神様であり、さまざまなご縁やパワーを授かることができるかもしれない。
    拝殿の注連縄は出雲大社の注連縄と同じ「飯南町しめ縄クラブ」によって作られたもの
  • spot 11
    白兎海岸
    神話の舞台となった美しい海岸を歩く
    神話「因幡の白兎」の舞台となった白兎海岸。実はここも鳥取砂丘の一部で、砂丘の西端に位置する海岸だ。沖に浮かぶ「淤岐之島(おきのしま) 」はウサギが流れ着いた島で、海岸の西端の岬「気多之前(けたのさき)」はウサギが上陸した岬とされた。淤岐ノ島から気多ノ前の間に波食棚(岩礁群)が連なり、まるでワニザメの背のように見える。今は海水浴やサーフィンで訪れる人が多いこの海岸は、海に沈む夕日や夜の漁火が美しい場所としても知られている。近くには国の天然記念物であるハマナスの群落が見られる場所もあり、自生する南限にあたる。海岸から気多之前の「展望広場(白兎の丘)」へは徒歩約10分。広場からは白兎海岸全体や鳥取砂丘の海岸線、晴れれば大山まで一望できる。
    白い砂の浜が弓なりに連なる白兎海岸。淤岐之島は見る角度によってウサギの姿にも見える
  • spot 12
    山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンター
    鳥取砂丘の魅力をわかりやすく学習できる
    映像や工夫を凝らした展示で、鳥取砂丘の魅力をいろいろな方面からわかりやすく紹介する施設。ここを訪れてから鳥取砂丘の散策に出かけるのがおすすめだ。ガイドスタッフが常駐し、各種ツアーも行っている。
    2階の展示スペースに再現された風紋、砂簾(されん)、砂柱などには実際に触って観察できる
  • spot 13
    砂丘センター見晴らしの丘
    砂丘を一望するロケーションのドライブイン
    高台に位置するドライブイン。売店とレストラン、屋上には展望テラスがあり、鳥取砂丘と日本海を一望できる。レストランは充実したメニューが好評で、特に「砂丘海鮮丼」(2000円)は10種類以上の海の幸を豪快に使った人気ナンバー1の名物丼。器からあふれるように海鮮が盛られ、見るだけでも驚かされる。また、鳥取砂丘の代表的スポット「馬の背」をイメージして野菜や海産物を盛り、牛骨スープを使った「砂丘旨乗せ牛骨ちゃんぽん」(1200円)は、好みで砂(すり胡麻)をかけて食べるという遊び心満点のメニュー。カニの身をふんだんに使ったご当地バーガー「かにかにバーガー」と、鳥取県産二十世紀梨を使用した「梨ジュース」の「TOTTORI HAPPY SET」(980円)はここでしか味わえない。売店では鳥取県ならではの特産品、土産品がズラリ。「砂丘らっきょう」は甘酢、ピリ辛、無添加、たまりなど種類豊富で、ほかにも、「あわび茸時雨煮」、砂コーヒー、二十世紀梨チューハイ、砂丘長芋焼酎、妖怪砂フィギュアなどエリアの特徴的な商品がそろい、見るだけでも楽しい。鳥取砂丘へは駐車場から片道5分の空中散歩のできる「砂丘観光リフト」が運行している。
    まるでメリーゴーラウンドのように魚介がカラフルに並ぶ「砂丘海鮮丼」。新鮮な魚介をたっぷり堪能したい
  • spot 14
    道の駅 神話の里 白うさぎ
    鳥取名物「白イカ」と「もさえび」を味わいたい
    目の前には美しい砂浜の続く「白兎海岸(はくとかいがん)」が広がり、すぐ横には「因幡(いなば)の白兎」を主神とする「白兎神社」のある好立地。「道の駅神話の里白うさぎ」は、ドライブで立ち寄るには絶好の施設だ。おいしいものがいっぱいで、2階のレストラン「ぎんりん亭」では、眼前の日本海を眺めながら新鮮な海の幸を楽しめる。鳥取の名産「白イカ」をぜいたくに使ったイカ丼に、天ぷら、茶碗蒸し、味噌汁、小鉢、漬け物がセットになった「うさぎの三段跳び丼」が名物。プリプリとした新鮮なイカを丼でたっぷり味わえるのがうれしいと好評だ。1階の地元の土産が並ぶコーナーでは「梨」を使ったお菓子や砂丘らっきょうが人気。また、このエリアで「もさえび」と呼ばれるクロザコエビは鮮度の劣化が早いため、地元でしか味わえない「幻のエビ」といわれる。この「もさえび」と白身魚のすり身をあわせて揚げたカツに砂丘らっきょう入りのタルタルソースをかけ、鳥取県産のレタスとトマトを一緒にハート形のバンズで挟んだ「もさバーガー」は、数量限定の白兎名物。鳥取ご当地バーガーの先駆け的存在だ。
    2階のレストラン「ぎんりん亭」で食べられる「うさぎの三段跳び丼」2000円
  • spot 15
    智頭宿
    江戸時代に宿場町として栄えた山林の町
    鳥取県の東南に位置する智頭町(ちづちょう)は、西と南は岡山県に接している山間の町で、総面積の9割以上が山林だという。「智頭宿」は、上方へ向かう主要道だった「智頭往来」の宿場町。江戸時代は、鳥取藩が参勤交代で江戸へ向かう最初の止宿だったため、御茶屋や奉行所、制札場が置かれ栄えていた。現在もその歴史を示す史跡や道標など、往事をしのばせる町並みが残る。智頭宿のメインストリート「智頭往来(因幡街道)」は智頭駅から歩いて約10分のところ。その通り沿いにある「石谷家住宅」は国の重要文化財で一般公開している。国登録有形文化財の「塩屋出店」の敷地にある「西河克己映画記念館」は映画ファン必見の貴重な施設。そして漫画『夏子の酒』(尾瀬あきら作)に登場した大吟醸「鵬」の酒蔵である「諏訪酒造」もぜひ訪れたい。風情ある町並みは景観を楽しみながらゆっくり散策しよう。そして、智頭往来から約5km細い山道を登ったところにある「板井原集落」は、鳥取県の伝統的建造物群保存地区。ほとんどの建物が明治から大正にかけて建築されたもので、日本の山村の原風景を見ることができるので、時間があれば足を延ばすのがおすすめだ。
    山林に囲まれた「智頭往来」。ゆっくり歩いて歴史に触れたい
  • spot 16
    国指定重要文化財 石谷家住宅
    江戸時代から栄えた豪商の家には見どころが満載
    宿場町として栄えた(現在の)智頭町(ちづちょう)にある「石谷家住宅」。建物は国の重要文化財に、庭園は国登録の名勝地になっている。宿場問屋、林業などを営むほか、地元の発展にも尽くした歴史ある商家を訪ねてみよう。
    緑豊かな山を背景に堂々たる構えを見せる「石谷家(いしたにけ)住宅」
  • spot 17
    西河克己映画記念館
    地元出身の映画監督を紹介する邦画ファン必見の施設
    鳥取県智頭町(ちづちょう)出身、日本映画の黄金期を支えた映画監督である西河克己(にしかわかつみ)氏。昭和初期に建てられた洋館を利用して、本人から寄贈された貴重な資料を紹介する。邦画ファンなら一度は足を運びたい施設だ。
    国登録有形文化財の塩屋出店の裏庭に立つ洋館を再生した映画記念館
  • spot 18
    恋山形駅
    ピンク色に染まった「恋がかなう駅」
    鳥取県智頭町と兵庫県上郡町を結ぶ智頭線は1994年(平成6)に開業したローカル線。その駅のひとつ、智頭町の山間にある「恋山形(こいやまがた)駅」は、一日の乗降が数人という小さくて静かな無人駅だが、ユニークさでは全国有数かもしれない。当初の駅名は「因幡山形」だったが、住民の強い要望で人を呼ぶ「来い」にかけ、開業前に「恋山形」に変更された。駅名に「恋」が付く駅は西日本では唯一。地域活性化を図るプロジェクトを開始して、「恋がかなう駅」として話題になった。そして社員が「駅をピンク色にしてはどうか」と発案、2013年(平成25)には、駅舎、フェンス、ベンチ、ゴミ箱にいたるまでピンク色に塗装、駅名標もハート型に。1番のりばには、ハートのモニュメントが設置され、「恋」の字の上の部分にハートマークのくぼみがあり、専用の絵馬がピタっと入る。ほかにも、手紙を投函するとハート型の風景印が押される「恋ポスト」、ハート型絵馬や駅名キーホルダーが買える自動販売機などがある。ちなみに、多くの人が訪れるようになったが車で来る人が多く、列車から降りる客はほぼ変化なしとか。
    ホームの壁面には真っ赤なハートが描かれている。無人駅にはハッピーな仕掛けがいっぱい
  • spot 19
    Dear Deer
    駆除されたシカを無駄にせず有効利用する革工房
    自然に増え過ぎてしまい害獣として駆除されるようになったシカ。2011年(平成23)から鳥取県内で駆除されたシカの皮を無駄にせず「革」として有効利用してきたのが「DEAR DEER」だ。シカ革は極細の繊維質で軽く、柔軟性と同時に引っ張り強度にも優れているのだとか。現代では少しなじみが薄いかもしれないが日本では1200年以上前から使用されている伝統的皮革だ。野生動物のため傷や個体差が多く扱いにくいため、皮のほとんどが廃棄、焼却処分されているが、「DEAR DEER」では猟師や皮革の専門業者と連携し、オリジナル商品を製作販売している。バッグ、財布、ポーチ、ペンケース、キーホルダー、名刺入れ、スマホカバーなど、基本的にオーダーを受けてから製作するという。革小物ならだいたいなんでもオーダーできるそうなので気軽に相談してみるといい。また、シカの「なめし革」は、水分を含ませるとぷるんとしたなめらかな弾力になるため、スキンケアアイテムとして古くから愛されており、ここの天然シカ革スキンクロス「ピュリアス」は、やさしくなで洗いをすると肌に負担をかけることなく毛穴の汚れや角質を落とす優れものとして注目されている。
    「鹿革タンニンなめし」の名刺入れ(青)4500円、ベージュ6000円、天然シカ革スキンクロス1980円
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