平家屋敷民俗資料館
平家の子孫が代々暮らしていた屋敷を開放した資料館
平家の落人(おちうど)伝説が残る祖谷地方には、昔ながらの屋敷がいくつも残っている。そのうちのひとつが、大歩危(おおぼけ)峡から祖谷のかずら橋へと抜ける県道45号線沿いにある平家屋敷民俗資料館だ。安徳天皇の御典医(ごてんい)だった堀川内記(ほりかわないき)を祖とする堀川家(現・西岡家)代々の屋敷を開放したもので、現存する合掌造りの茅葺き屋根の母屋と土蔵は1867年(慶応3)に建てられた。茅葺き屋根を維持するため、午前中は囲炉裏に火を入れており、太い梁(はり)や天井裏は燻(いぶ)されて黒艶になっている。2021年(令和3)の9月に館内をジャンルごとに整理して説明文を追加。より見やすく、わかりやすくなった。古文書や生活用具などの展示は、屋敷の雰囲気と相まって見ごたえがある。また、さまざまな樹木や草花が四季を彩る庭の美しさも特筆ものだ。樹齢800年と伝わる大きなモミジをはじめ、同じく樹齢800年と推定されるキンモクセイとギンモクセイがあり、その向こう側に見える絶景を含めて、写真を撮影するフォトスポットにもなっている。
スポット詳細
- 住所
- 徳島県三好市西祖谷山字東西岡46 地図
- エリア
- 祖谷・大歩危小歩危エリア
- 電話番号
- 0883841408
- 時間
-
[3-11月]9:00-17:00
[12-2月]9:00-16:00 - 休業日
- 年中無休(臨時休業あり。HP、Instagramでご案内)
- 料金
- [入館料]一般(中学生以上)500円、小人(小学生)300円
- 駐車場
- あり(普通車30台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可(喫煙所のみ)
- 英語メニュー
- あり(英語パンフレット)
- 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン