塚田歴史伝説館

博物館/科学館

「蔵の街並み」を象徴する8つの白壁土蔵で往時の暮らしをしのぶ

江戸時代後期、栃木市内を流れる巴波川(うずまがわ)の舟運により江戸に木材を運び、回漕問屋として栄えた塚田家の所蔵品を展示する記念館。巴波川沿いに8つある蔵のうち3つを開放している。栃木に伝わる『巴波川悲話』の人体ロボットによる芝居も見ものだ。

巴波川と蔵の街並み。塚田家の旧母屋や旧米蔵などが並ぶ 巴波川と蔵の街並み。塚田家の旧母屋や旧米蔵などが並ぶ

「関東の蔵屋敷」と呼ばれる街並みを散策

「鯉のいる街、蔵の街」と表現される栃木市は、その名のとおり蔵造りの建物が多く、江戸時代にタイムスリップしたような気分を楽しめる街。なかでも渡良瀬川の支流、巴波川沿いの景観が象徴的で、かつてそこで木材回漕問屋として栄えたのが豪商・塚田家だ。当時は木材を筏に組んで、巴波川から利根川、江戸川を経由して江戸深川の木場まで三日三晩かけて運んでいたそう。
さらにこの地は「日光例弊使街道(にっこうれいへいしかいどう)」の一部でもある。日光例弊使街道とは、徳川家康の霊柩が日光に改葬されたのち、日光東照宮に幣帛(へいはく/神に奉るもの)を奉納するために京都の勅使が通った道のこと。日光東照宮へ参拝する西国の諸大名も通っていた道で、おおいに賑わいを見せた。黒塗りの重厚な見世蔵や白壁の土蔵を多く残す塚田家の建造物群が、当時の繁栄ぶりを物語っている。往時に思いを馳せて周辺を散策してみよう。

「鯉のいる街、蔵の街」の代表的な風景 「鯉のいる街、蔵の街」の代表的な風景

語り部ロボット「三味線ばあさん」がお出迎え

塚田歴史伝説館館内に入ると、まず三味線をひくおばあさんの姿をした語り部ロボットが出迎えてくれる。遠目からでは本物の人間と見まごうほどで、タイミングにもよるが、入室と同時に7分間の上映が始まる。1-3号まである展示館では、塚田家で収集した家宝約300点を展示。ほか、お囃子付きのからくり人形山車を展示する建物もある。

三味線ばあさんロボットと、三味線ばあさんの語りに耳を傾けるおじいさんの人形 三味線ばあさんロボットと、三味線ばあさんの語りに耳を傾けるおじいさんの人形

巴波川に伝わる悲話の芝居にも注目

展示館の先にある建物で繰り広げられる、ハイテク人体ロボットによる「蔵芝居」も評判。栃木市に古くから伝わる『巴波川悲話』を芝居にしたもので、2名から観覧できる。巴波川は明治時代に堤防が築かれる以前はたびたび氾濫し、橋を架けても2年ともたず、流域に暮らす人々を苦しめていた。あるとき、その氾濫を鎮めるために村に住むひとりの女性を人柱にしたという伝説まで残っており、それを『巴波川悲話』として今の世に伝えている。この巴波川で毎年8月に開催される「百八灯流し」も、人柱となった女性の供養をするために始まったものなのだとか。観劇後は、巴波川を抱く景色がまた少し違った雰囲気で見えるかもしれない。

手力男命(テヂカラオノミコト)の人形を乗せた人形山車 手力男命(テヂカラオノミコト)の人形を乗せた人形山車

蔵芝居の様子。13分間上映 蔵芝居の様子。13分間上映

スポット詳細

住所
栃木県栃木市倭町2-16
電話番号
0282240004
時間
9:30-17:00(入館受付16:30まで)
休業日
料金
[入館料]大人700円(10人以上600円、30人以上500円)、小人350円
駐車場
あり(15台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり
コンセント口
あり(5口)
喫煙
英語メニュー
あり(パンフレット)
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
0-30分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

クチコミ

  • 管理がされていなくてせっかくの歴史的なものが生かされていませんでした。
    3.0 投稿日:2020.09.01
    塚田家は、江戸時代後期から巴波川の舟運で、木材回漕問屋を営んできた豪商で、川沿いに120mの及ぶ黒塀と白壁土蔵の建物を持つ栃木を代表する景観になっているところです。チケット(700円)を買い、最初の部屋に入ります。 そこには、中央に三味線を持ったおばあさん、座っているおじさんンも作られたロボットなんですよ。このおばあちゃんが、これからの順路と、“塚田歴史伝説館”の説明をしてくれます。蔵の中に...
  • 江戸末期材木問屋の蔵
    3.0 投稿日:2019.09.01
    巴波川沿いにある風情ある蔵の景観を見せてくれる江戸時代の材木問屋の家屋を歴史伝説館として公開しています。館内はロボットおばあちゃんの三味線演奏が印象に残っていますが、その他は特にありません。川沿いの風景を見る方がいいかも!
  • 展示室5にて [とちぎ山車会館]では見れない《山車》での人形の上げ・下げを見ることが出来ます
    4.0 投稿日:2019.04.23
    こちらが《国登録有形文化財》であることから訪問しました。敷地面積が非常に広い割に 見学箇所はさほど多くない点が 皆さん投稿されているように 不満感を持たせているのかも知れません。 それでも 展示室2の《三味線ばあさん》のロホットは良く出来ていると思いますし、展示室5の《人形山車》は[とちぎ山車会館]で見ることが出来なかった《山車》での人形の上げ・下げを見ることが出来た点に好感を持ちました。又 展...

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