箱崎八幡神社
全国最大のツルの飛来地にある、大鈴が有名な神社
日本三大八幡宮のひとつ・筥崎宮(はこざきぐう)に由来する箱崎八幡神社
JR出水駅から車で約5分ほどの場所にあり、巨大なツル2羽と艶やかな朱色の神門が参拝者を出迎えてくれる箱崎八幡神社。「箱崎」という名称は、福岡にある日本三大八幡宮のひとつ筥崎宮に由来する。島津氏初代、島津忠久が鎌倉からの初めての下向の途中、筑前博多の沖で逆風に遭い難破しそうになった。その際に筥崎宮に誓願して難を逃れ、無事に山門院野田(現在の出水郡野田町)にたどり着いたことから箱崎八幡神社を勧請したと伝えられる。
駐車場からまっすぐ参道を歩くと現れる日本一の大鈴
箱崎八幡神社といえば、なんといっても神門に吊り下がった日本一の大鈴が有名。伊勢神宮の御鎮座2000年と今上天皇(現在の明仁上皇)の御在位10年の奉祝記念事業として1998(平成10)年11月に竣工した。その大きさは高さ4m、直径3.4m、重さ5t。誰もがあっと驚く、まさに日本一の大鈴だ。厚さは約1cmで青銅製、表面は総金箔張りで、ツルの里・出水らしく、この地で越冬する特別天然記念物のツルの親子の舞が浮き彫りにされている。
鈴の内部が展示室に! 日本一小さな鈴も展示されている
日本一の大鈴の下をくぐると右に見えるのが宝物鈴殿だ。宝物鈴殿は、敬宮(としのみや)愛子内親王のご誕生記念に建立された。日本一の鈴は一体どちらなのかと勘違いしてしまうほど、こちらの鈴も大きい。この鈴が日本一の大鈴と異なる点は、音は鳴らず、鈴の内部が展示室となっていること。鈴の向かって右側にある階段を上ると入り口があり、そこから内部へと入ることができる。内部の展示室には、古くから箱崎八幡神社に所蔵されている三十六歌仙の絵画や神楽面が展示されている。そしてなんといっても見どころは日本一小さい鈴。直径2mmという小ささで、肉眼だと黒い点が2つあるようにしか見えない。備え付けのルーペを使ってじっくりと見てほしい。
「なせばなる通り門」や社務所も見どころのひとつ
さらに境内には、鈴の形をした「なせばなる通り門」、「成せば成る」の顔出しパネル、干支の顔出しパネルなどがあり参拝者を楽しませてくれる。本殿への参拝が終わったら、社務所で御朱印をいただこう。御朱印帳は大鈴とツルをモチーフにした黄金色で、幸運を招いてくれそうな予感。気になる人はぜひ手に取ってみよう。
スポット詳細
- 住所
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鹿児島県出水市上知識町46
地図
- エリア
- 北薩摩エリア
- 電話番号
- 0996622219
- 時間
- [社務所、宝物殿]9:00-17:00
- 休業日
- 年中無休
- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり(120台)
- クレジットカード
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 日本一大きな鈴と日本一小さな鈴
- 西出水駅から徒歩15分ほど。社号は「崎」ではなく「﨑」(たつさき)が正しいようだ。12-13世紀頃の創建。文明年間(1469-1487年)に現在地に遷座。祭神は應神天皇、神功皇后、武内宿禰。参道入口に立つ一の鳥居は1928年建立、二の鳥居は1971年建立。随神門(1998年建立)には、青銅製総金箔張りで重さ5トンもある日本一の大鈴が吊り下げられている。社殿は1980年築だが、2015年の台風で甚...
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- 鶴の里の神社
- 鹿児島から天草に向かう途中立ち寄りました。祭神は応神天皇。この辺りは鶴が越冬しに飛来するところだそうで、日本一の大鈴にも鶴があしらわれていました。ただ、大鈴は歴史あるものでは無く平成に作られたものとのことですので知名度は低いようです。
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- 大鈴で有名
- 通りに面した神社入り口には大鈴のモニュメントが建っており、分かりやすい。車を止めて境内に入ると、巨大な鶴のモニュメントが出迎えてくれます。境内にはたくさん鶴が飾ってありますので、学びも多かったです。
TripAdvisorクチコミ評価
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