焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン

その他の工場見学/実演

観て、味わって、くつろげる「焼酎のテーマパーク」

本格芋焼酎「黒霧島」「白霧島」でおなじみの霧島酒造が運営する施設。焼酎造りについて学べるほか、広大な敷地にはショップやレストラン、ベーカリー、ミュージアムなど多彩な施設がそろい、まさに「焼酎のテーマパーク」だ。

霧島酒造が製造する本格芋焼酎。ラベルにはシンボルの霧島山が描かれている} 霧島酒造が製造する本格芋焼酎。ラベルにはシンボルの霧島山が描かれている

工場見学で焼酎のすべてを体感する

宮崎と鹿児島にまたがってそびえる霧島連山。その美しい山並みを望む宮崎県都城市(みやこのじょうし)にあるのが、焼酎メーカーの売上高トップを誇る霧島酒造だ。5つの工場のうち3つがJR都城駅から車で約10分の志比田(しびた)エリアにあり、工場を含む広い敷地が「焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン」として一般に開放されている。なかでもぜひ訪れてみたいのが、体験型の工場見学施設「KIRISHIMA WALK FACTORY」。芋焼酎造りに欠かせないサツマイモ・米麹・水について、また本格焼酎ができるまでの工程を、工場内を歩きながら楽しく学ぶことができる。映像やパネルを観たり、発酵を再現した音を聴いたりと、五感で体験できるのが特徴だ。見学の最後には、芋焼酎の原料として使われるサツマイモの代表格・黄金千貫(コガネセンガン)と霧島裂罅水(きりしまれっかすい)の試食や試飲も。工場見学は1日5回行われており、要予約。詳細は公式サイトで確認しよう。

工場見学では専門のスタッフが案内してくれる。参加費が無料なのもうれしい} 工場見学では専門のスタッフが案内してくれる。参加費が無料なのもうれしい

見学の最後にはサツマイモの試食や焼酎を試飲できるスペースが用意されている} 見学の最後にはサツマイモの試食や焼酎を試飲できるスペースが用意されている

広い敷地内にはユニークなスポットがいっぱい!

工場見学で芋焼酎について学んだら、次は「霧の蔵ブルワリー」へ。ショップとレストランを備えた、買い物や食事を楽しめる施設だ。ショップは自社商品から宮崎のお土産まで充実の品ぞろえ。定番の「黒霧島」と「白霧島」、紫芋「紫優(ムラサキマサリ)」を使用した「赤霧島」、フルーティーな甘味が特徴の「茜霧島」のほか、宮崎県限定商品など、直営店でしか購入できない商品を取りそろえている。ショップの奥にはクラフトビール醸造施設を併設したレストランがあり、霧島黒麹や地元の食材を使用したヘルシーな料理が好評だ。

ショップでは霧島焼酎以外にもここでしか手に入らないオリジナルのお菓子や雑貨がそろう} ショップでは霧島焼酎以外にもここでしか手に入らないオリジナルのお菓子や雑貨がそろう

クラフトビール「KIRISHIMA BEER」と蔵元ならではの料理を楽しめるレストラン} クラフトビール「KIRISHIMA BEER」と蔵元ならではの料理を楽しめるレストラン

このほか敷地内には、焼酎粕リサイクルプラントを見学できる「KIRISHIMA ECO FACTORY」、焼酎モロミを有効利用したパンを販売する「霧の蔵ベーカリー」、焼酎の仕込みに使われる水を汲める「霧島裂罅水の泉」などさまざまな施設があり、地元の人から観光客まで幅広い世代が訪れる。オーストラリアから運ばれたホワイトサンドが広がる「KIRISHIMA BEACH PARK」は、自由に砂遊びができるため子どもたちに人気の場所。また四季折々の自然を感じながら遊歩道を散策したり、芝生広場でピクニックやボール遊びをしたりと、地域の人々の憩いの場となっている。夏期にはビアガーデンがオープンし、開放感あふれるテラスでクラフトビールや焼酎を飲むのを楽しみにしている人も多い。

憩いの場として無料開放されている「多目的広場/霧島グラウンド・ゴルフコース」} 憩いの場として無料開放されている「多目的広場/霧島グラウンド・ゴルフコース」

南九州の大地によって育まれた本格芋焼酎

霧島酒造の歴史は、1916年(大正5)、創業者の江夏吉助(きちすけ)による黒麹仕込みの焼酎から始まった。芋焼酎造りに欠かせないのが、サツマイモと米麹、そして水。火山噴出物からなるシラス台地が広がる南九州では、古くからサツマイモが栽培されてきた。また霧島山のふもとにある都城盆地の地下には、いくつもの噴火が生んだ溶岩の地層が形成されており、自然にろ過された地下水が豊富に蓄えられている。ほどよいミネラルを含む澄んだ水は口あたりが軽やかで、焼酎造りに最適。2代目社長・江夏順吉は、工場敷地内の深井戸からこの水を掘り当て、霧島裂罅水と名付けた。また新技術の開発にも取り組み、その熱意とチャレンジ精神は現在の焼酎造りにも受け継がれている。原料のサツマイモは九州産、米は国内産、仕込み水と割水は霧島裂罅水、そして自社生産にこだわり、手間暇かけて造られたおいしい焼酎を味わってみよう。

大正時代の社屋を移築・再建した「霧島創業記念館 吉助」} 大正時代の社屋を移築・再建した「霧島創業記念館 吉助」

霧島神宮から分祀された「霧島焼酎神社」。健康長寿・縁結び・商売繁盛のご利益があるそう} 霧島神宮から分祀された「霧島焼酎神社」。健康長寿・縁結び・商売繁盛のご利益があるそう

スポット詳細

住所
宮崎県都城市志比田町5480 map map 地図
エリア
都城エリア
電話番号
0986218111
時間
9:00-21:00(施設により異なる)
休業日
不定休
料金
[入場料]無料
駐車場
あり(150台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY、その他(WeChat Pay))
「霧の蔵ベーカリー」は現金のみとなります。
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可(屋外喫煙所あり)
平均予算
【昼】1,001-3,000円
【夜】3,001-5,000円
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

このスポットを紹介している記事

クチコミ

  • このファクトリーガーデン限定焼酎や宮崎限定の焼酎が買えるのが嬉しい。
    4.0 投稿日 : 2022.01.11
    JTBのツアーで霧島温泉から宮崎の青島に向かう途中で立ち寄りました。駐車場にはここの焼酎を醸造する際に使われる美味しい水が水道になっていて汲み放題です。コロナ禍で会ったので工場見学や試飲は中止になっていました。ショップでは宮崎限定の「霧島」やアルコール度数36度の「霧島志比田工場原酒」が売っているので買い求めました。もちろん赤霧島や黒霧島も売っています。表には霧島創業記念館やベーカリーもあるので見...
  • 宮崎牛のフルコースが美味しい 助成してくれた都城市に乾杯!
    5.0 投稿日 : 2021.05.07
    ツアーでこちらのレストランを利用しました。レストランの入り口手前にはお土産ショップもあります。都城市からの助成で宮崎牛の和洋折衷フルコースをいただきました。ビールから始まって霧島焼酎の白・赤・黒と、次々とオンザロックでサービス。前菜からデザートまで8種類のメニューが目白押し。特に、魚料理と宮崎牛のポワレは絶品!霧島焼酎と宮崎牛との相性は抜群。こんなに素敵なフルコースをサービスしていただき、都城市に...
  • 工場見学
    4.0 投稿日 : 2019.09.30
    霧島酒造工場見学に行きました。焼酎の酒蔵見学は初めてでした。工場付近は微かな芋の香りがします!見学途中には、黄金千貫の試食があります!食べても美味しいサツマイモ見学後は焼酎の試飲ができます!

TripAdvisorクチコミ評価

もっと見る

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました