唐津神社
真っ白な鳥居が目にまぶしい「唐津くんち」ゆかりの社へ
御朱印帳にも「唐津くんち」
唐津神社へ続く正面の道に出ると、まず目に飛び込んでくるのは真っ白な鳥居。まぶしさも感じさせるその鳥居は、海に面した唐津の町を象徴しているかのようにも思える。唐津神社の創建は8世紀半ば。その歴史のためか、境内にはおごそかな雰囲気が感じられる。後述するように、唐津で最も知られる行事として「唐津くんち」があるが、境内のあちらこちらにもこのお祭りをモチーフにしたものが見られる。注目したいのは御朱印帳だ。こちらにも「唐津くんち」の絵などが描かれていて、特に御朱印を集めている人でなくても、気になるのではないだろうか。大きなものは印刷された「唐津神祭行列図柄」、小さいものには「鯛」「義経の兜」など曳山の様子が織られている。
太古にさかのぼる神社の歴史
唐津神社には創建前の由緒も伝えられている。それは神功(じんぐう)皇后が三韓(朝鮮半島)へ渡る際に、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の住吉三神に安全を祈願し、帰朝ののち、唐津の松浦の浜辺に宝鏡を捧げ三神の霊を祀ったというもの。古墳時代の伝説ではあるが、その後755年(天平勝宝7)、時の領主である神田宗次(こうだむねつぐ)公が夢のお告げで浜辺に行くと箱が浮かんでいて、これを開けると宝鏡が入っていたため、神功皇后のものであると帝に奏上したところ、唐津大明神の神号を賜ったとされる。唐津神社の御祭神は一ノ宮が住吉三神、二ノ宮は神田宗次公とされている。1873年(明治6)、唐津神社と改称された。
唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」
「唐津くんち」は、豪華絢爛な14台の曳山が町を巡る唐津地方最大の秋祭り。「くんち」とは九州北部における秋祭りのことで、「供日」と書いて「くんち」と呼ばれる。開催は11月2日から4日。2日の夜の宵曳山(よいやま)は提灯に彩られた曳山が夜の町を巡行する。3日は唐津駅から徒歩15分ほどの御旅所(おたびしょ)へ曳山が勢ぞろいする最大の見せ場。重さ約2、3tもある極彩色の曳山の姿は迫力満点だ。4日は翌日祭。曳山は町を巡り、最後に曳山展示場に納められ、祭りは終わる。「唐津くんち」の曳山行事は国指定重要無形民俗文化財、唐津曳山14台は佐賀県指定重要有形民俗文化財に指定、そして、「唐津くんち」の曳山行事を含む「山・鉾・屋台行事」はユネスコ無形文化遺産に登録されている。
スポット詳細
- 住所
- 佐賀県唐津市南城内3-13 地図
- エリア
- 唐津・呼子・玄海エリア
- 電話番号
- 0955722264
- 時間
- 終日
- 休業日
- 無休
- 料金
- [参拝料]無料
- 駐車場
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あり(20台)
※工事中のため大型バスは不可(令和7年まで) - クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 車椅子での入店
- 可(拝殿前まで※昇殿は不可)
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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