佐賀
唐津・呼子・玄海
KARATSU / YOBUKO / GENKAI
海の幸やリアス式海岸、戦国時代の城跡など、自然と歴史を訪ねる旅のできるエリア
唐津焼で知られる唐津市の呼子(よぶこ)の朝市には、全国的に有名な「呼子のイカ」をはじめ海産物が並ぶ。イカの活造りは県外からも人々が食べに訪れるほど知名度が高い。桜やフジの名所である唐津城や秀吉が築いた名護屋城跡など、歴史ファンを魅了するスポットも豊富。美しい海岸線が続く虹の松原や国天然記念物の七ツ釜など、名所旧跡が集まっている。唐津湾に浮かぶ高島にある宝当(ほうとう)神社は、宝くじの高額当選者が数多く出ていることから人気があり、金運のパワースポットとされる。玄海町にある浜野浦の棚田の展望台からは、大小さまざまな形の棚田が玄界灘に向かって階段状に連なる様子を眺められ、沈む夕日が水面に反射して美しい。このほか、海中展望船ジーラで玄界灘の美しい海中の散歩を楽しむのもおすすめだ。
エリアの見どころ
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からつバーガー
- 唐津に来たらこれははずせない! 絶品B級グルメ
- 佐賀県の唐津に来たからにはぜひ食べておきたいのが、地元・唐津で愛される鉄板B級グルメ「からつバーガー」だ。創業は1961年(昭和36)、日本三大松原のひとつ「虹の松原」に面したところにあり、虹の松原や唐津城など、唐津観光をする際に立ち寄りたい。車で虹の松原を走ると、途中の駐車スペースにかわいらしいマイクロバスが停まっているのですぐにわかる。からつバーガーの特徴は、しっかり焼かれて表面はパリパリ、中はふわふわのバンズ。食べたことのない食感で、ぜひ一度は試してみたい逸品だ。全部で5種類あるバーガーのなかでいちばん人気はレタス、チーズ、ハム、玉子、パテの全具材を挟んだ「スペシャルバーガー(520円)」。少し甘めのデミグラスソースとのコラボレーションは「おいしい!」のひと言。雨の日でも、駐車場で車のナンバーを伝えておけば、できたてを車まで届けてくれる。からつバーガー以外にも、ポテト(350円)、コーヒー(230円)、ミルク(230円)、生搾りみかんジュース(時価)なども販売する。
- スポットの詳細
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からつバーガー
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名護屋城跡・佐賀県立名護屋城博物館
- 「日本100名城」に選ばれた幻の城
- 豊臣秀吉の朝鮮出兵の拠点となった名護屋城。建物はないが、当時の大坂城を凌ぐ広大な敷地に石垣や諸大名たちの陣屋といった遺跡が残り、範囲は城を中心に半径3kmにも及ぶ。わずか7年ではかなく消えた幻の名城。歴史ファンにはマストの場所だ。
- スポットの詳細
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名護屋城跡・佐賀県立名護屋城博物館
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玄海町次世代エネルギーパーク「あすぴあ」
- 地球にやさしい未来のエネルギーは何? 楽しみながら学べる施設
- 太陽光や水力、風力、水素、バイオマスなど、未来のエネルギーに触れ、楽しく体験しながら学ぶことのできる、玄海町次世代エネルギーパーク『あすぴあ』。子どもから大人まで幅広い年齢層に人気のスポットだ。
- スポットの詳細
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玄海町次世代エネルギーパーク「あすぴあ」
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河太郎 呼子店
- 呼子名物「イカの活き造り」をぜいたくに味わう
- 運ばれてきてもまだ足が動いているほど鮮度抜群で、キラッキラに透き通った身とコリコリとした食感。一度食べるとヤミツキになってしまうのが「呼子のイカ」だ。刺身を食べたあとのゲソなどは、後造り(あとづくり)で天ぷらや炒め物、煮付けなどにして、新鮮なイカを余すところなくおいしくいただける。職人は、イカの鮮度、うまみ、甘みを引き出すため、イカになるべくストレスを与えないよう「触らない調理」を徹底。イカに触るのは、生け簀からイカを網で取り出し、まな板に載せて捌く瞬間、その一度だけだ。そんな「イカの活き造り」の発祥であり、日本で初めての「いけす料理屋」である「河太郎」。呼子店は、眼前の漁港から水揚げした、玄界灘で獲れた鮮度抜群のイカを提供している。イカ活き造り、イカ天ぷら、イカしゅうまいなど、イカ三昧の「いか活造り定食」はぜひ味わいたい逸品だ。
- スポットの詳細
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河太郎 呼子店
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人気スポット
旅のヒント
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その1
旅の拠点はJR唐津駅が便利。昭和バスの循環バスが運行しており、唐津駅から唐津城までは約8分、虹ノ松原までは約12分で行くことができる。
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その2
呼子へは唐津駅の近くにある唐津バスセンター(大手口)からバスで約30分。1時間に1〜3本程度運行。運行間隔は時間帯によって異なるので注意が必要だ。
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その3
浜野浦の棚田へはJR唐津駅から玄海町方面へ車で約30分。バス利用の場合は唐津バスセンター(大手口)から出ている昭和バスを利用する。