博多川端商店街
散策が楽しい博多を代表する賑わい商店街
平日でも1万人ほどが行き交う
福岡市中心部を流れる那珂川(なかがわ)。その支流である博多川に沿って延びる約400mの商店街だ。福岡市は那珂川を挟んで東側を商人の街・博多、西側を武士の街・福岡に分かれているが、その商人の街を象徴する存在で、140年ほどの歴史を誇る。北西側は、かつては下川端商店街があったが、付近の再開発で1993年(平成11)、大型複合施設の博多リバレインモールが誕生。東南側が博多の総鎮守、櫛田神社南神門に面し、その先で大型複合施設のキャナルシティ博多に直結している。それらの集客効果もあって人通りは多く、平日でも平均約1万の人が行き交う。
「博多祇園山笠」の「飾り山」も常設展示
人が集まるのは商店街自体も魅力を備えているから。魅力の1つが、天井が高いアーケードになっていて通り全体が明るく、天候や季節に左右されず快適に歩けることだ。また、商店街には130ほどの店があるが、仏具店や衣料品店など古くからある店と新しく入ってきた店が共存し、活気を生んでいることが挙げられる。さらに金・土・日曜、祝日と商店街のイベント時には、名物「川端ぜんざい」などを提供する「ぜんざい広場」が開店。博多の祭り「博多祇園山笠」に登場する「飾り山」が常設展示されており、見物しながら甘いものを食べられる人気スポットになっており、魅力づくりに貢献している。
イベントや大売り出しなど年間行事も多彩
商店街の年間行事にも注目したい。まず、5月には「博多どんたく港まつり」のステージ会場になる。この祭りは1179年(治承3)、町民たちが町なかを祝ってまわった「松囃子(まつばやし)」が起源とされ、市民たちや企業が団体をつくって仮装や演奏をしながら中心街を練り歩くもので、川端通商店街をはじめ街の各所に設けられたステージでもさまざまな出し物が披露される。5月29日は「六月博多座大歌舞伎」の「船乗り込み」が人気。これは歌舞伎役者が博多川を船に乗って近くにある博多座まで移動する恒例行事で、ぜんざい広場で「口上(こうじょう)」を聞くことができる。7月は博多祇園山笠が行われ、飾り山がアーケードのなかに登場。博多の夏を熱く盛り上げ。そして、11月、多くの店が大売り出しをする「せいもん払い」で年の瀬を迎える。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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