中津渓谷
清流が巨岩を縫うように流れる迫力の絶景「仁淀ブルー」スポット
高知市街地から訪れやすい「仁淀ブルー」スポット
人気の「仁淀ブルー」スポットのなかでは高知市から最も近く、約50km西へ向かった四国山地にある中津渓谷。国道33号より700mほど上がったところにあり、県立自然公園に指定されている。流れの速い渓流が長い時間をかけてつくり上げた奇岩の織りなす渓谷美は圧巻で、「紅葉滝」や「雨竜の滝」「竜宮淵」「石柱」など変化に富んだ奇観が連なる。渓谷入り口から「石柱」まで、名所をつなぐ2.3kmに及ぶ遊歩道が整備されているので、散策しながら青く輝く渓流を存分に楽しむことができる。とりわけ11月中旬頃は、一面を覆う鮮やかな紅葉と透き通った青い川のコントラストが美しい。
遊歩道を散策した先にある滝に圧倒される
渓谷入り口にある地図で名所を確認したら出発だ。遊歩道は川に沿っていて、手すりのない石橋や岩場、急な階段もあるので、滑りにくい靴で行こう。途中には七福神の石像が出迎えてくれるので、探しながら歩くのも楽しい。川の水は常に透き通っていて青いが、特に深い「仁淀ブルー」を堪能できるフォトスポットは赤橋の下辺りから。クライマックスは、空中回廊のような遊歩道を進んだ先にある「雨竜の滝」だ。その迫力ある神秘的な美しさはぜひ体感したい。少し前まで地元の人しか知らなかった「石柱」も必見。約6万年前からの水の浸食によってできた高さ20mに及ぶ奇岩で、かつては鳥しか近づけなかった秘境。
近くには温泉施設やキャンプ場も
渓谷入り口にある温泉宿泊施設の「中津渓谷ゆの森」には、日帰り湯やレストランもあるので、宿泊しなくても立ち寄りたい。中津渓谷から北へ車で10分ほど上がったところに「夢の森公園キャンプ場」、20分ほど上がったところに「吾川スカイパーク」もあり、ハイキングやキャンプ、パラグライダーも楽しめる。3月下旬から4月上旬ならば、国道33号を高知方面に向かう斜面にある樹齢500年の「ひょうたん桜」が見頃を迎える。高さ21m、根元まわりは6mもある大木で、高知県の天然記念物だ。
スポット詳細
- 住所
- 高知県吾川郡仁淀川町名野川 地図
- エリア
- 仁淀川周辺エリア
- 電話番号
- 0889351333
- 駐車場
- あり(約30台)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 60-120分
情報提供: ナビタイムジャパン