大宮盆栽村

通り

世界から熱い視線を注がれる盆栽職人の町

日本が世界に誇る伝統文化、盆栽。東京から盆栽職人が移住して造られたという大宮盆栽村は、都心から近いこともあり、日本人のみならず多くの外国人が訪れる。個性豊かな園を巡り、独特の美の世界を堪能したい。

エリアはそれほど大きくはないので歩いて楽しめる エリアはそれほど大きくはないので歩いて楽しめる

日本で唯一「盆栽」と名の付く町

大宮駅の北に広がるエリアは大宮盆栽村と呼ばれているが、実は住所も「さいたま市北区盆栽町」。盆栽村と呼ばれる地区は日本に数あるが、実際に住所に「盆栽」が付く町は日本でここだけだ。その由緒も盆栽村にふさわしく、ここはもともと戦前に東京から植木職人が集団移住してきてできた町。独自のルールを持つ共同体を形成し、大宮盆栽村が誕生した。町を散歩するときれいに庭を手入れした家も多く、その緑豊かで情緒ある町並みは埼玉県の特別風致地区に指定され、建設省(現・国土交通省)選定の都市景観100選にも選ばれている。居住地としても埼玉県では指折りの人気がある町だ。

緑が多く独特の雰囲気が漂う町並みは、散歩しているだけでも楽しい 緑が多く独特の雰囲気が漂う町並みは、散歩しているだけでも楽しい

6つの個性豊かな盆栽園が点在

町には個性豊かな盆栽職人が営む6軒の盆栽園がある。藤樹園(とうじゅえん)、蔓青園(まんせいえん)、清香園(せいこうえん)、九霞園(きゅうかえん)、芙蓉園(ふようえん)、松濤園(しょうとうえん)。東京やそのほかの地区から移住してきた職人たちが、精魂込めて美しい盆栽を造り上げ、自宅の庭園で展示・販売している。すべて歩いて回れるほどの距離にあるので、ゆっくりと散歩しながら園を巡ってみたい。毎年5月3~5日には「大盆栽まつり」が開催され、全国からはもちろん、海外からも大勢の愛好家が集まり、町は大賑わいとなる。また、ぜひ一緒に訪れたいのが大宮盆栽美術館。所蔵するコレクションが美しく展示され、盆栽の奥深さを体感することができる。

職人が作業しているのを見学することもできる(写真は芙蓉園) 職人が作業しているのを見学することもできる(写真は芙蓉園)

大宮盆栽美術館で基礎知識を学んでから各園を回るのがおすすめ 大宮盆栽美術館で基礎知識を学んでから各園を回るのがおすすめ

大宮盆栽村の歩み

盆栽村が誕生したのは1923年(大正12)の関東大震災のあと。東京・団子坂周辺には大名屋敷の庭造りをしていた植木職人などが多く住んでおり、被災した盆栽業者が盆栽造りに適した広い土地や新鮮な水を求めてこの地に移住してきたのが始まりだ。1925年(大正14)に自治共同体として大宮盆栽村が設立され、最盛期の1935年(昭和10)頃には約30軒の盆栽園があったという。1989年(平成元)には第1回世界盆栽大会が開催されている。今では大宮盆栽の名は世界に広まり、盆栽の最上級ブランドとして海外でもよく知られるようになっている。

盆栽教室を行っている園もある 盆栽教室を行っている園もある

どこか品のある独特の雰囲気が漂う町 どこか品のある独特の雰囲気が漂う町

盆栽園を訪ねてみよう

6つある盆栽園のひとつ、芙蓉園は「雑木」、「寄せ植え」で知られる園。盆栽の代表格である松や真柏を「松柏(しょうはく)」と呼ぶのに対して、紅葉や楓など季節ごとに変化を見せる木々を「雑木」と呼ぶ。ひとつの鉢にいくつもの苗木を植えるのが「寄せ植え」だ。園主の竹山浩さん曰く「松柏が男性的なのに対し、雑木は女性的でしなやか。季節を通して楽しむことができる」とのこと。芙蓉園では種から栽培、あるいは挿し木から育てた盆栽や、交換会(市)で仕入れ剪定したものを展示・販売している。近頃では海外の愛好家のほうが熱があり、多くの外国人が訪れるという。

気軽に購入できる小さな盆栽も販売されている(写真は芙蓉園) 気軽に購入できる小さな盆栽も販売されている(写真は芙蓉園)

スポット詳細

住所
埼玉県さいたま市北区盆栽町
時間
各盆栽園による
休業日

※各盆栽園ごとに臨時休園あり
料金
[入場料]無料
駐車場
あり
※各盆栽園による
クレジットカード
不可(各盆栽園による)
備考
※各種問合せ先
[芙蓉園]048-666-2400
[九霞園]048-663-0423
[清香園]048-663-3931
[蔓青園]048-871-9255
[藤樹園]048-663-3899

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

最寄り

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