白兎海岸
神話の舞台となった美しい海岸を歩く
神話「因幡の白兎」の舞台となった白兎海岸。実はここも鳥取砂丘の一部で、砂丘の西端に位置する海岸だ。沖に浮かぶ「淤岐之島(おきのしま) 」はウサギが流れ着いた島で、海岸の西端の岬「気多之前(けたのさき)」はウサギが上陸した岬とされた。淤岐ノ島から気多ノ前の間に波食棚(岩礁群)が連なり、まるでワニザメの背のように見える。今は海水浴やサーフィンで訪れる人が多いこの海岸は、海に沈む夕日や夜の漁火が美しい場所としても知られている。近くには国の天然記念物であるハマナスの群落が見られる場所もあり、自生する南限にあたる。海岸から気多之前の「展望広場(白兎の丘)」へは徒歩約10分。広場からは白兎海岸全体や鳥取砂丘の海岸線、晴れれば大山まで一望できる。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン