長崎歴史文化博物館

博物館/科学館

観光前に知っておきたい、長崎開港の歴史

長崎と海外を結ぶ「海外交流史」をテーマとした貴重な美術工芸品、そして歴史資料を間近で観ることのできる博物館。ポルトガル船が入港し、多くのヨーロッパの文物がもたらされた長崎の歴史を学ぼう。

白壁と石垣造りが目印の博物館} 白壁と石垣造りが目印の博物館

奉行所の跡地に復元された博物館

白壁と石垣にぐるりと囲まれたお城のような外観。ここは江戸時代に長崎奉行所立山役所があった場所。設計は建築家の黒川紀章氏が手がけた。現存する江戸時代の絵図面「長崎諸官公衙図」
をもとに一部を復元し、現代的な建物と融合したユニークな博物館だ。
長崎はポルトガル船の入港地として拓かれ、キリスト教の信徒が数多く住んでいた町。教会もたくさん建てられていたが、禁教令によって破壊・焼却された。長崎歴史文化博物館は、そのなかの1つ「山のサンタ・マリア教会」が立っていた場所であり、のちに江戸幕府直轄の奉行所が建てられた。長崎には土地にも重層的な歴史が息づいている。

発掘作業中に出土した石段と石垣の一部が再利用された奉行所階段} 発掘作業中に出土した石段と石垣の一部が再利用された奉行所階段

長崎と世界を結んだ歴史の軌跡をたどる

館内2階の常設展示では「歴史文化展示ゾーン」と「長崎奉行所ゾーン」が展開され、長崎の海外交流史と奉行所の役割を学ぶことができる。「歴史文化展示ゾーン」では西洋との出合いをスタートに朝鮮や中国、オランダとの交流、長崎貿易、長崎の暮らし、そして貴重な美術・工芸品まで8つのコーナーで詳しく紹介。「パズル」「のぞき絵」「目利き体験」「写真撮影」「印刷職人体験」「モールス信号体験」など五感で歴史や文化を体験できる新感覚の展示になっているのでおもしろい。冒頭の映像コーナーでは150インチの大型マルチスクリーンを使い、5つのストーリーを通して各コーナーの特徴を迫力満点に紹介している。

秋の大祭「長崎くんち」や町の仕組みを情報展示や実物展示で紹介している} 秋の大祭「長崎くんち」や町の仕組みを情報展示や実物展示で紹介している

幕末から明治にかけて日本の近代化の先駆けとなった長崎の魅力を体験できるコーナー} 幕末から明治にかけて日本の近代化の先駆けとなった長崎の魅力を体験できるコーナー

幻の亀山焼やガラス細工など長崎を代表する工芸品を展示} 幻の亀山焼やガラス細工など長崎を代表する工芸品を展示

江戸時代へタイムスリップできる御白洲

「長崎奉行所ゾーン」に入ると奉行所に関わる展示を見ることができる。密貿易やキリシタン関連のトラブルなどを綴った裁判記録で、国指定重要文化財『犯科帳』の展示は見逃せない。また「踏絵」
や「ロザリオ」など、潜伏キリシタン関連の資料も。さらに奥へ進むと復元された畳張りの奉行所に。貿易船が運んできた積荷を検分する部屋「対面所」や「次之間」「使者之間」など見どころいっぱい。庭を望む御白洲では寸劇(毎週日曜上演)も楽しむことができる。所要時間は約20分。密貿易や漂流民のお裁きの様子は見ものだ。

当時裁判が行われていた場所「御白洲」} 当時裁判が行われていた場所「御白洲」

生糸や反物、象牙などの輸入品が展示されている「大改(おおあらため)」} 生糸や反物、象牙などの輸入品が展示されている「大改(おおあらため)」

ミュージアムショップでオリジナルグッズを購入

エントランスホール横にあるミュージアムショップ。企画展の図録や長崎の歴史に関する書籍は、じっくり読んでみたくなるものばかり。収蔵品をモチーフにしたオリジナルグッズや和雑貨、長崎工芸品、定番のカステラまで、豊富な品ぞろえだ。オリジナルトートバッグは所蔵の『南蛮人来朝之図』に描かれた人物の衣装がモチーフになっていて、開館以来の人気商品だそう。古来の染色技術と現代技術を取り入れたインクジェット捺染を用い、より繊細な柄を表現した手ぬぐいもおすすめ。

長崎ゆかりのグッズがそろい、お土産にしたいものばかり} 長崎ゆかりのグッズがそろい、お土産にしたいものばかり

スポット詳細

更新日:2024.06.17

住所
長崎県長崎市立山1-1-1 map map 地図
エリア
長崎エリア
電話番号
0958188366
時間
【常設展示室】
8:30-19:00(最終入館18:30)
[12-3月]8:30-18:00(最終入館17:30)
[1/1-1/3]10:00-18:00(最終入館17:00)

【伝統工芸体験工房】
10:00-17:00

【ミュージアムショップ】
9:00-18:00
[1/1-1/3]10:00-18:00

【レストラン】
[4-11月]10:30-21:00(L.O.19:00)
[12-3月]10:30-21:00(L.O.18:00)

【資料閲覧室】
9:30-18:00(最終請求17:30)
休業日
第1・3月
料金
[入館料]無料(常設展・企画展は別途観覧料が必要)
[常設展観覧料]大人630円、小中高生310円
駐車場
あり(62台、大型バス5台)
※有料
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、その他)
Wi-Fi
あり(ninjin-net)
コンセント口
なし
喫煙
不可
平均予算
【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 見どころ満載
    5.0 投稿日 : 2024.03.31
    JR長崎駅電停から歩いていける距離です。2階の常設展を見学しましたが、新しい施設できれいな館内、長崎の歴史が詳しく説明されていて、かなり楽しめます。長崎奉行所ゾーンは書院が再現されてい長崎貿易の積み荷を検分する部屋があったりして興味深かったです。係りの方も親切で、次に行く予定の諏訪大社への行き方も丁寧に教えてくださいました。地図ではよくわからなかったのですが、歩いてすぐでした。入場料金も安く...
  • シーボルト来日200周年記念の大シーボルト展
    5.0 投稿日 : 2023.11.06
    シーボルト来日200周年記念の大シーボルト展のイベントをやっていて、学芸員から1時間ほどのガイドを受けました。話の上手な方で、シーボルトのことや、時代背景、展示物の説明をしていただき、とても勉強になり、良かったです。また2階の常設展示室には、解体新書の実物があり、貴重で必見です。また、解体新書の複製には触れることができ、中身を観賞できました。また、その脇の「ひげ皿」はひげがある方用の特注品...
  • 長崎の歴史が丁寧に描かれています
    5.0 投稿日 : 2023.06.30
    長崎歴史がメインなんだけど、どうやって日本が異国の文化を知り、中国や欧米(主にオランダ)と交流や貿易を行ったのか詳しく語れているんで、情報豊富の歴史博物館です。読むものが多くて歴史好きな方はきっと楽しめるでしょう。長崎が西洋の文化や物資を輸入する中心であった事が面白かったです。オランダ人や中国人の長崎での暮らし、キリスト教の普及と後の禁止令などについてより詳しく知り事ができて楽しかったです。日本の...

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アクセス

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