東映太秦映画村

遊園地/テーマパーク

江戸時代にタイムスリップ!? 世代を超えて夢中になれる映画の世界

日本で初めて時代劇の撮影を見学できる施設としてオープンした東映太秦映画村。修学旅行で足を運んだという人も多いが、実は子どもだけでなく大人も楽しめる仕掛けがたっぷりと隠されている今注目のスポットだ。

二条城の東大手門をモデルにした東映城大手門} 二条城の東大手門をモデルにした東映城大手門

「日本のハリウッド」ともいわれた太秦

東映太秦映画村は、「日本のハリウッド」としても知られる映画の街・太秦にある。かつてこの辺りは撮影所が立ち並び、非常に賑わいをみせるエリアであった。そうした映画文化を現代に伝える施設が東映太秦映画村だ。東映太秦映画村が誕生したのは、1975年(昭和50)のこと。1926年(大正15)に太秦初の撮影所として誕生した「阪妻プロダクション」を前身とする「東映京都撮影所」に併設するかたちでオープンした。ユニークなのは、実際に映画村内で映画やドラマの撮影をし、その様子を間近で見学できるところだ。

見つけたら思わず笑顔になる、綱渡りをする忍者のロボット} 見つけたら思わず笑顔になる、綱渡りをする忍者のロボット

役者さんに出会えることも!

映画村にはオープンセットとして、長屋や宿場町、問屋、港町など、江戸時代のさまざまな街並みが再現されている。通りによってその風情は異なるので、次はどのような街並みなのかとわくわくしながら巡ることができる。映画やドラマの撮影が行われるのはまさにこのオープンセット。役者さんの演技や息をのむような殺陣、撮影スタッフの技術を間近で見ることができる。また、セットにはいたるところに遊び心が隠されているので、ぜひ細部まで目をこらしてみて。また、映画村では、江戸時代の人になりきって施設内を巡れる変身体験も人気。忍者や町娘に変身してオープンセット内を散策すれば、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分を味わえる。

オープンセットの街並み。上:大きな店舗の並ぶ大店街、下:花魁が過ごした遊郭を再現した吉原通り} オープンセットの街並み。上:大きな店舗の並ぶ大店街、下:花魁が過ごした遊郭を再現した吉原通り

エヴァファン必見の新アトラクション

オープンセット以外にも見どころはたくさん。忍者ショーやからくり忍者屋敷なども人気だが、近年注目を集めているのは、2020年(令和2)に誕生した「エヴァンゲリオン京都基地」だ。アニメ『エヴァンゲリオン』は熱狂的なファンも多い人気の作品。今回は、特務機関NERVが「第3新京都市支部」を設立し、太秦の地にその基地を建設した、というストーリーで、高さ15mの巨大なエヴァンゲリオン初号機が印象的なアトラクションがオープンした。

エヴァンゲリオン初号機。大迫力の噴水が出ることも(冬季は休演) (c)カラー} エヴァンゲリオン初号機。大迫力の噴水が出ることも(冬季は休演) (c)カラー

参加者はアニメの設定に則り、「初号機エントリープラグの搭乗テストを受ける」というストーリーで、エヴァンゲリオン初号機のエントリープラグや手のひらに乗り写真をとることができる。撮影された写真は、ここでしか手に入らないアルバムとセットで購入することも可能。ぜひ「エヴァンゲリオン」の登場人物になった気分で楽しもう。さらに、A.T.フィールドを抉じ開けて顔を出すエヴァンゲリオン初号機がドリンクカップホルダーになって登場。好きなドリンクを入れてもらえるのもうれしい。

左:「エヴァンゲリオン オリジナルカップドリンク~A.T.フィールドを越えて~」2500円、右上・下:壁面やマンホールの蓋まで、エヴァンゲリオンの世界観であふれている (c)カラー} 左:「エヴァンゲリオン オリジナルカップドリンク~A.T.フィールドを越えて~」2500円、右上・下:壁面やマンホールの蓋まで、エヴァンゲリオンの世界観であふれている (c)カラー

グッズから食事までたっぷり時代劇の世界へ

映画村ならではのグッズやメニューもぜひ堪能しよう。お土産ならば、映画村の公式キャラクター「かちん太」グッズや、手裏剣サブレなど忍者関連のお菓子もおすすめ。お腹がすいたなら、映画村内の各所に点在するレストランに足を運ぼう。江戸時代のお店と見間違うような外観で特別なメニューを味わえば、いっそうタイムスリップ気分を楽しめる。なかでもおすすめは、「ラーメン 喜らく(きらく)」で味わえる「水戸藩ラーメン」。映画村とラーメンは一見意外な組み合わせのようにも思えるが、実は日本で最初にラーメンを食べたとされるのは水戸黄門でおなじみの水戸光圀だといわれており、この水戸藩ラーメンは当時のラーメンを再現したもの。

薬味がたっぷりの水戸藩ラーメン850円} 薬味がたっぷりの水戸藩ラーメン850円

ほかにも、手提灯をモチーフにした御用ジョッキは、持ち歩くだけでお侍さんになった気分に。さらに、飲み終わったあと持ち帰れば、貯金箱にもなる優れものだ。観て、体験して、味わって。大人も子どもも夢中になる映画村で、存分に遊び尽くそう。

御用ジョッキは御用ビール650円、御用ジュース450円。ペン立てとしても使える} 御用ジョッキは御用ビール650円、御用ジュース450円。ペン立てとしても使える

スポット詳細

更新日:2024.04.26

住所
京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10 map map 地図
電話番号
0570064349
時間
9:00-17:00(季節により変更あり)
休業日
毎年1月中旬(詳しくは公式サイトをご確認ください)
料金
【入村料】
[大人]2,400円
[中高生]1,400円
[子供(3歳以上)]1,200円
駐車場
あり(700台)
※有料
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(QUICPay、nanaco、WAON、PayPay、PiTaPa)
Wi-Fi
あり(KYOTO Wi-Fi)
コンセント口
なし
喫煙
可(喫煙所のみ可)
ベジタリアンセレクション
あり
ハラル対応
あり
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】3,001-5,000円
滞在目安時間
180分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい(傘が必要)
備考
[ナビダイヤル]0570-06-4349

情報提供: ナビタイムジャパン

このスポットを紹介している記事

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました