福井県立恐竜博物館
日本最大級の恐竜博物館で、太古の時代にタイムスリップ
近未来的空間で楽しむ恐竜の世界
北陸自動車道・福井北JCTから中部縦貫自動車道に入り、勝山ICを降りて10分ほど進むと、ひときわ目をひく卵形の建物が見えてくる。駐車場に車を停めて内部に入ると、SFの世界のような近未来的空間が広がる。設計したのは、世界的建築家・黒川紀章氏だ。3階の入り口から入場し、エスカレーターで一気に地下1階へ。左右に化石標本が並ぶ「ダイノストリート」を通ると、竜脚類(りゅうきゃくるい)カマラサウルスの骨格化石を展示する「ボーンベッド」に至る。死後に骨がバラバラになる前に土砂に埋もれたと推測される貴重な標本だ。
50体の全身骨格標本がズラリ
「ボーンベッド」脇の階段から1階に上ると、7mを超えるティラノサウルスのロボットが迫力満点の姿を現し、激しい動きで来館者を太古の世界へと引き込む。恐竜博物館の目玉スペース「恐竜の世界」だ。50体もの全身骨格標本が並び、うち10体はなんと実物の骨格。どれが本物か、探してみるのもおもしろい。勝山市で発掘された鳥脚類(ちょうきゃくるい)フクイサウルス、獣脚類(じゅうきゃくるい)フクイラプトルなど、同館ならではの展示もあり、時間を忘れて見入ってしまう。
生命の進化の歴史をたどる
1階ではそのほか、ジュラ紀の森を忠実に再現したジオラマ「中国四川省の恐竜たち」や、生命の源である地球について楽しく学ぶ「地球の科学」の展示がある。ティラノサウルス・レックスの全身骨格を置く「ダイノラボ」では、あらゆる角度から骨格を観察して楽しむことができる。また2階の展示「生命の歴史」では、生命が海に現れてから、脊椎動物が陸上に進出するまでの流れを標本や模型などで再現。マンモスやクジラの祖先の標本なども展示している。進化と絶滅を繰り返す生命の営みに、思いを馳せてみてはいかがだろうか。
ミュージアムショップで記念の買い物を
館内にはこのほか、恐竜にまつわるグッズや図録などを販売しているミュージアムショップをはじめ、著名な画家が描いた多数の恐竜画を展示する「ダイノギャラリー」、展示では説明しきれないことをより詳しく解説しているビデオライブラリーなどを備えており、多角的に恐竜を知ることができる。さらに春から秋にかけては、日本最大級の発掘現場を見学し、発掘体験もできる専用バスツアー「野外恐竜博物館」を実施している。思わぬ「歴史的大発見」に巡り合えるかもしれない。
スポット詳細
更新日:2024.04.26
- 住所
- 福井県勝山市村岡町寺尾51-11 かつやま恐竜の森内 地図
- エリア
- 永平寺・大野・勝山エリア
- 電話番号
- 0779880001
- 時間
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9:00-17:00(最終入館16:30)
[夏季繁忙期]8:30-18:00(最終入館17:30)
※HPから要予約(事前決済) - 休業日
- 第2・4水(祝の場合は翌日・夏休み期間は無休)、年末年始、臨時休館あり
- 料金
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【常設展観覧料】
[一般]1,000円
[高大学生]800円
[小中学生・70歳以上]500円
※未就学児は無料
※化石研究体験・野外恐竜博物館は別途料金が必要 - 駐車場
- あり(1,200台)
- クレジットカード
-
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners Club)
※券売機(当日券)で利用可能なもの。予約(事前決済)分については、予約サイト アソビューの取り扱いに準ずる。 - 電子マネー/スマートフォン決済
-
可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、LINE Pay、メルPAY、d払い、ALIPAY)
※券売機(当日券)で利用可能なもの。予約(事前決済)分については、予約サイト アソビューの取り扱いに準ずる。 - Wi-Fi
- あり(Dinosaur-fukui)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン