ノリタケの森

美術館

世界的洋食器ブランド「ノリタケ」の世界を体感

1904年(明治37)に誕生して以来、世界的な洋食器ブランドとして名を馳せる「ノリタケ」。創業当時に使われていた工場の跡地に造られた「ノリタケの森」では、ブランドの歴史をはじめ、歴史的に価値の高いノリタケ作品を展示している。オリジナルの皿やマグカップ作りの体験が楽しめるコーナーなどがあり、ノリタケの世界観を存分に体感できるスポットだ。

噴水広場の奥には、1904年(明治37)の創業時に造られた赤レンガ工場が見える 噴水広場の奥には、1904年(明治37)の創業時に造られた赤レンガ工場が見える

「モリムラブラザーズ」の軌跡を学ぶ

ノリタケの歴史は、創業者の森村市左衛門(もりむらいちざえもん)が、福沢諭吉の助言のもと、日本から海外への金の流出を防ぐために海外貿易を志したことに始まる。市左衛門は商社「森村組」を創業し、弟の豊(とよ)をアメリカへ送り出し、ニューヨークで雑貨店「日の出商会」を開業。日本における民間初の日米貿易を始めた。市左衛門と豊の「モリムラブラザーズ」は徐々に商売を拡大し、自社企画による商品も開発。ファンシーウェアと呼ばれる花瓶や飾り皿などを製作し、やがてそれが商売の中心に。洋風画に最新のファッションやトレンド、アールヌーボーなどを取り入れたデザインの食器「オールドノリタケ」が一世を風靡し、現在のノリタケへと発展していった。園内のウェルカムセンターでは、こうしたノリタケの歴史に関する資料が展示されている。また便器やガイシ、現在のノリタケ製品の中心となる砥石など、食器以外の製品についての歴史も知ることができる。

ノリタケの歴史をモニターや写真などでわかりやすく展示 ノリタケの歴史をモニターや写真などでわかりやすく展示

直径150㎝の砥石は船舶関連や自動車メーカーで使用される 直径150㎝の砥石は船舶関連や自動車メーカーで使用される

「オールドノリタケ」の魅力を体感するミュージアム

ウェルカムセンター横に建つクラフトセンターは10:00~17:00まで開館しており、大人は500円で入場できる。クラフトセンター4階にあるノリタケミュージアムには、明治から昭和初期にかけて作られた美しい「オールドノリタケ」が多数展示されている。美しく精巧なデザインを施した食器や花瓶は、まさに芸術品だ。3階では、現在までに作られたディナーウェアを展示。壁には、創業当時から2004年(平成16)までのディナープレート200枚がずらりと飾られ、デザインの変化とともに時代の変遷を感じることができる。またニューヨークのデザイン室で描かれた当時のデザイン画や、ノリタケの商品を象徴するディナーセットも展示され、見ごたえ抜群だ。

3~4階合わせて約600点のノリタケ製品が展示されている 3~4階合わせて約600点のノリタケ製品が展示されている

陶磁器の製造工程を間近で見学

クラフトセンターの1~2階では、ボーンチャイナの製造工程が実際に見られる。ボーンチャイナとは、長石や牛の骨灰などを混ぜた泥しょうで作った磁器のこと。これらを成形して仕上げていく過程や、絵付けをする様子などを間近で見学。細密なデザインを描く職人技には感嘆だ。ボーンチャイナの原材料や締焼き、釉焼きをした器類など一部の展示は、実際に触って体感できるのも楽しい。

流し込み成形の詳しい説明も製造過程の製品とともに紹介 流し込み成形の詳しい説明も製造過程の製品とともに紹介

何か月もかけて蓋付きの大きな花瓶に絵付けを行っていく 何か月もかけて蓋付きの大きな花瓶に絵付けを行っていく

自分だけのオリジナル絵皿やマグカップを

クラフトセンターには絵付け体験コーナーがあり、予約なしで誰でも気軽に体験ができる。自分で好きなデザインを絵付けできるのはもちろんのこと、花や季節限定のデザインの下絵を施した皿も用意されているので、絵が苦手な人でも安心だ。絵付けした皿は2〜3週間後に自宅へ届けてくれる。来館記念に、オリジナルの食器を作ってみてはいかがだろう。ほかにも敷地内にはノリタケギャラリーをはじめ、季節の素材を使ったランチを楽しめるレストラン「キルン」を併設。また周辺には、トヨタのものづくりの歴史と技術を紹介する「トヨタ産業技術記念館」があり、2021年(令和3)秋には大型ショッピングセンターの「イオンモール Nagoya Noritake Garden」がオープン。ぜひこちらにも立ち寄ってみたい。

40人まで同時にできる、絵付け体験コーナー 40人まで同時にできる、絵付け体験コーナー

スポット詳細

住所
愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
電話番号
0525617114
時間
[クラフトセンター・ミュージアム]10:00-17:00
[ウェルカムセンター]10:00-17:00
[ショップ&カフェ]10:00-18:00
[ノリタケの森ギャラリー]10:00-18:00(会期最終日は16:00閉店)
[レストラン]11:30-16:00(ディナータイムは貸切予約のみ)
休業日
月(祝の場合は翌日)、年末年始
料金
【入園料】
無料

【クラフトセンター・ノリタケミュージアム入館料】
[大人]500円
[65歳以上]300円
[高校生以下]無料
[障がい者手帳をお持ちの方]無料
駐車場
あり
※100円/30分(上限1,000円、5,000円以上のお買い上げで終日無料)
※駐車場は2020年12月1日-2021年9月末まで閉鎖。
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、AMEX、銀聯)
※クラフトセンターは絵付け体験のみ利用可。
電子マネー/スマートフォン決済
可(ショップのみ可)
Wi-Fi
あり(NagoyaFreeWi-Fi)
コンセント口
なし
喫煙
その他(屋外一か所)
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
可(屋外の芝生以外の道のみ)
備考
※クラフトセンターは工事のため2020年12月1日-2021年3月末まで休館。

情報提供: ナビタイムジャパン

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