トゥドゥマリの浜(月ヶ浜)
美しいサンセットを望める三日月形のビーチ
鳴き砂の感触が心地良い海岸
トゥドゥマリとは西表の言葉で「留まる」という意味。何が「留まる」のかという点については諸説あり、神々にまつわる伝説が残されている。浦内川の河口からうなりざき公園のある宇那利崎の付け根まで弧を描くような弓形の砂浜が形成されており、波の状況によっては、SUPやカヌーを楽しめる。サンゴ礁は少ないのでスノーケリングには向いていない。トゥドゥマリの浜の白砂は浦内川から運ばれてきたきめの細かいもので、足をするようにして歩くとキュッ、キュッという音がする鳴き砂でもある。砂が鳴くのは汚れていない証拠で、裸足になって歩くとさらさらとした感触が心地良い。よく見ると、砂の上を素早く走り回るミナミスナガニの姿を見つけることができる。
西表島随一のサンセットスポットとしても人気
西向きの浜であるトゥドゥマリ浜は、西表島きってのサンセットスポットとしても有名。広い海岸はどこからでも海に沈む夕陽を眺めることができるが、夏場は浜の南側にあるアトゥク岩側に、冬場は浜の中央付近に夕日が沈む。刻一刻と変わっていく海と空の色はとても幻想的だ。近くに「星野リゾート 西表島ホテル」があるため、日没時間になると夕陽を楽しむ宿泊客の姿が多くみられる。日が沈んだあとは、そのまま満天の星空を眺めるのも良いだろう。
浦内川方面にはアトゥクとマングローブ林も
トゥドゥマリ浜を、浦内川方面へ向かっていくと地層がむき出しなった不思議な小島が見える。西表島の言葉で海鵜(うみう)を意味する「アトゥク」という名の小島で、大きいほうがウブアトゥク(大アトゥク)、小さいほうがグマアトゥク(小アトゥク)と呼ばれている。ウブアトゥクの上は御嶽(うたき)のある聖域とされているため上陸することはできない。アトゥクの向こう岸には、西表島の成り立ちを物語る切り立った砂岩層の崖がそびえ、浦内川の河口に広がるマングローブ林と相まって西表島でしか見ることのできないダイナミックな風景を形成している。海岸線沿いをのんびりと散策しながら、浦内川から流れてきたヒルギやモモタマナなどの植物の種を観察するのも楽しい。
スポット詳細
- 住所
- 沖縄県八重山郡竹富町字上原 地図
- エリア
- 八重山諸島エリア
- 電話番号
- 0988660031
- 駐車場
- あり
- 備考
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※電話番号は沖縄総合事務局に繋がります。
0980-82-5445(竹富町観光協会)
情報提供: ナビタイムジャパン