あざみ屋 みんさー工芸館
八重山の伝統工芸品「みんさー」に触れる
伝統の「みんさー織り」の歴史を知る
みんさー織りとは、5つと4つの絣模様に「いつの(五つ)世(四つ)までも末永く幸せに」という願いが込められた八重山に古くから伝わる伝統的な織物。藍一色で織られた「ミンサーフ」という帯を、愛する男性に贈る琉球王国時代の風習が始まりであり、1971年(昭和46)にそれまで紺一色だったみんさー織りは、みんさー工芸館館長(現代の名工)によって、赤や黄色などの色を取り入れた色彩豊かな織物に変化した。1989年(平成元)には、「八重山ミンサー」として国の伝統的工芸品に指定されており、現代風のデザインも取り入れながら後世に残すべき工芸品として受け継がれている。あざみ屋・みんさー工芸館2階にある資料館では、みんさー織りの歴史や素材について知ることができる。実際にどうやって1つの製品ができあがるかの工程を知ることで、より思い入れの深いものになる。また、ひと口にみんさー織りといってもさまざまなデザインがあり、いろいろな種類の製品を見て楽しむことができる。
手織り体験で自分だけのみんさー織物を作る
あざみ屋・みんさー工芸館では、見学だけではなく八重山みんさー織の最終工程「織り」を実際に体験することができる。20~30分程度でできるコースター作りや、3~4時間かかるタペストリー作りなどコースが分かれているので、所要時間にあわせて気軽に体験することができる。スタッフの方が、織り方を手取り足取りわかりやすく説明してくれるので、初めてでも気兼ねなく楽しめる。現代では珍しい手織り機に触れ、自分の手と足を動かしながら作るという体験はとても新鮮なものになるはずだ。また、見るだけでなく、自分で体験することによって、より思い出に残るだろう。完成品が届くまでのドキドキ感も楽しみのひとつだ。ぜひ一度、旅の思い出に自分だけのみんさー織物を作ってみてはいかがだろうか。
豊富な商品ラインナップでお土産にも最適
あざみ屋・みんさー工芸館では歴史を知り、体験するだけでなく、ショッピングも楽しむことができる。店頭にはカジュアルなポーチや名刺入れ(1870円~)から、ポシェットやバッグ(4730円~)など日常で使うことのできる商品が並んでいる。また、シャツやネクタイ(1万3530円~)など少し高価な物も取り扱っており、ちょっとした贈り物としても喜ばれそうだ。伝統工芸品というと日常に取り入れづらいイメージをもつかもしれないが、現代的なデザインでカラーも豊富なため気軽に取り入れることができ、ファッションの一部として楽しめる。伝統を受け継ぎながらも、現代にも受け入れられるみんさー織り商品はどれも魅力的なものばかりだ。ぜひ、自分にぴったりのものを見つけ、旅の思い出とともに持ち帰ってほしい。
スポット詳細
更新日:2024.04.26
- 住所
- 沖縄県石垣市登野城909 地図
- エリア
- 石垣島エリア
- 電話番号
- 0980823473
- 時間
- 9:00-18:00
- 休業日
- 無休
- 料金
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[入館料]無料
[手織り体験]有料 - 駐車場
- あり
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、au WALLET、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY、kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、WeChatPay)
- Wi-Fi
- あり(tavi)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 沖縄の伝統工芸品!
- ツアーで立ち寄りました。この工芸館の中にはお土産も販売していますので、小物やカバン、衣服、ネクタイ等も置いてあります。連れ合いは、みんさー織の免許証入れを購入しました。
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- 石垣島のお土産に、こちらのミンサー織はおすすめです
- 石垣島のお土産に、こちらのミンサー織はおすすめです。しっかりとした商品で、単なるお土産物ではありません。服やバッグから、テーブルクロスやランチョンマットなどもあります。柄が美しく、いくつかお土産に購入しました。ミンサー織の体験もできます。
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- 伝統工芸
- みんさーという伝統工芸品の手織り体験ができる工房や、資料室などがあります。作品を購入することも可能です。
TripAdvisorクチコミ評価
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