サンシャイン水族館

水族館

水辺の生き物たちに出合えるビル屋上の楽園

多くの「日本初」で、開館から40年以上たった今も話題を提供し続けるサンシャイン水族館。生き物の美しさとその生態の魅力に触れられる、何度訪れても楽しいスポットだ。工夫を凝らした展示で自然と生命の神秘を感じよう。

都心のビル群をバックに飛ぶように泳ぐ「天空のペンギン」のケープペンギン} 都心のビル群をバックに飛ぶように泳ぐ「天空のペンギン」のケープペンギン

サンシャインシティの「天空のオアシス」

近年もリニューアルが続き、脚光を浴びる都市型水族館。アクセスの良さや凝った演出で人気を博しているが、サンシャイン水族館はその元祖ともいえる存在だ。1978年(昭和53)、高層ビルの屋上にある日本初の水族館としてオープン。クリオネなどの珍しい生物をいち早く展示し、大規模リニューアルで斬新な展示方法を実現するなど、飽きさせない工夫で多くの人に愛されてきた。オリジナルのフレグランスやサウンドを用いて、生命の営みを五感で感じさせる演出も心憎い。副都心池袋にあって非日常を味わえる、まさにオアシス的な存在だ。

いかつい顔だがどこかユーモラスなガイアナカイマントカゲ。エサのタニシを食べている} いかつい顔だがどこかユーモラスなガイアナカイマントカゲ。エサのタニシを食べている

展示エリアは「屋内エリア1階」「屋内エリア2階」「屋外エリア」の3つに分かれている。訪問は生き物の動きが活発な午前中がおすすめ。

大水槽とクラゲに癒やされる1階

屋内エリア1階のテーマは「大海の旅」で、海の生物をメインに展示。最初の「サンゴ礁の海」は、生きたサンゴを見られる水槽だ。「生命の躍動」では、銀色に輝くマイワシが群れをなして泳ぐ。「冷たい海」では、珍しいゾウギンザメをじっくり眺めよう。サンシャイン水族館は2020年(令和2)、このゾウギンザメのふ化に日本で初めて成功している。

南国の浅い海をイメージした「サンシャインラグーン」。水槽の底の傾斜と照明で奥行きがあるように見せている} 南国の浅い海をイメージした「サンシャインラグーン」。水槽の底の傾斜と照明で奥行きがあるように見せている

水量約240tの大水槽「サンシャインラグーン」は水族館の目玉。トラフザメやエイなど約45種類1500点の生き物が暮らし、自然界に近い水中での営みを見られる。また、2020年(令和2)7月に新設された「海月空感(くらげくうかん)」では、6つの水槽に漂うクラゲが作り出す幻想的な眺めを楽しめる。

ミズクラゲは通常「4つ目」に見える胃と生殖腺をもつが、5つ目や6つ目もいるので探してみよう} ミズクラゲは通常「4つ目」に見える胃と生殖腺をもつが、5つ目や6つ目もいるので探してみよう

旅するように出合う、世界の水辺の生き物たち

1階を楽しんだら2階へ向かおう。階段の壁を、月とクラゲのプロジェクションマッピングが美しく彩る。2階の「水辺の旅」は、川や湖に棲む生き物のありのままを見せるスタンダードな展示だ。南米アマゾンや東南アジア、アフリカの淡水魚や、両生類と爬虫類、世界で唯一淡水に生息するバイカルアザラシなど、それぞれ異なる環境に暮らす生き物を見ればちょっとした旅気分も味わえる。派手な展示はないが、緑多いナチュラルな空間が心地良く、清らかな淡水に生きるユニークな魚に地球の多様性を実感できる。午前中にカメとトカゲの食事タイムもあり、おいしそうに野菜などを食べる様子を見られるので、爬虫類好きはぜひ見学したい。

植物に隠れたグリーンイグアナを探してみよう} 植物に隠れたグリーンイグアナを探してみよう

空飛ぶペンギンに会える屋外エリア

2017年(平成29)にリニューアルした「マリンガーデン」は、水族館きっての人気エリア。生き物を至近距離で観察できる独自の展示が、当初から大きな話題となった。約2.3mの高さに設置されたドーナツ型水槽「サンシャインアクアリング」は、泳ぐアシカを見上げる日本初の展示方法。南アフリカ・ケープタウンの環境をイメージした「草原のペンギン」は、巣穴で仲良く暮らすペンギン夫婦がほほえましい。一方で「天空のペンギン」は、大きくせり出した水槽を横と下から眺める。ペンギンたちがビルの間を飛ぶように泳ぐ姿はファンタジーさながらで、躍動感に満ちており見飽きることがない。屋外エリアがライトアップされ、幻想的な光に包まれる夜もおすすめ。

目まぐるしく動き回るコツメカワウソ。「キュッ、キュッ」という鳴き声に耳を澄ましてみて} 目まぐるしく動き回るコツメカワウソ。「キュッ、キュッ」という鳴き声に耳を澄ましてみて

水族館の人気者、ケープペンギン。急な傾斜も軽々と上り下りする} 水族館の人気者、ケープペンギン。急な傾斜も軽々と上り下りする

スポット詳細

更新日:2024.05.10

住所
東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上 map map 地図
電話番号
0339893466
時間
[春夏]9:30-21:00
[秋冬]10:00-18:00

※入場にチケットの事前購入が必要な場合がございます。
詳細はサンシャイン水族館公式ホームページをご確認ください。(https://sunshinecity.jp/aquarium/)
※再入場はお断りさせていただきます。
※最終入場は終了1時間前。
※上記内容は変更の可能性がございます。
休業日
年中無休
料金
【入館料】
[大人]2,600-2,800円
[小・中学生]1,300-1,400円
[4歳-小学生未満]800-900円
※変更の場合あり
駐車場
あり(1,800台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club、UC、MUFGCARD、その他)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY)
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】1,001-3,000円
【夜】1,001-3,000円
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • ビルの中の水族館
    4.0 投稿日 : 2022.05.05
    ネットで予約してから行きました。水族館はサンシャインシティのワールドインポートマート屋上にあるのですが、サンシャインの入口から結構歩きました。予約した時間になると入場でき、都会のビルにあるとは思えないほど、大きな水槽に魚たちが泳いでいます。魚の種類も多く、個人的にはまんぼうに感動しました。水槽ゾーンから外に出るとアシカやペンギンなどが観察でき、ビルに囲まれた周辺の景色とのギャップが印...
  • 池袋で水族館が楽しめる
    4.0 投稿日 : 2022.01.03
    予約サイトで時間指定予約をして3歳の幼児を連れて行きました。時間厳守と言われてロビーで待ち、5分前くらいから入場の列に並びました。我々は良かったのですが、前方ではまだです後ろへと言われた家族連れがいました。時間厳守はわかりますが、別の列に並ばせるなどの工夫が欲しいと思います。水族館自体は、池袋という都会の中にいることを忘れそうないろいろなコーナーがあって照明やディスプレイも期待以上でした。特に...
  • クラゲエリアでのんびりできました
    5.0 投稿日 : 2020.08.26
    予約入場制でしたのでnetで10時のチケットを購入して訪問しました。入場時に検温があるためか入場列ができていて7分待ちました。中は空いていてゆっくり見ることができました。海月エリアがのんびり見ていられて気持ちよく思えました。最初は海月エリアがわからず2Fに行ってしまい,戻ってスタッフの方に場所を教えてもらいました。イカ,ドラド,アシカ,ペンギンに給餌しているのを見ることができました。東京都の...

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アクセス

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