第13番札所 大日寺
「しあわせ観音」が迎えてくれる第十三番札所
徳島市内から神山町へと抜ける県道21号線沿いに建つ第十三番札所、大日寺(だいにちじ)。寺伝によれば創建は815年(弘仁6)。四国巡錫(じゅんしゃく)中の空海が「大師ヶ森」で護摩修法を行っていたところ、紫雲(しうん)とともに大日如来が顕現(けんげん)。お告げによって大日如来像を刻み、堂宇(どうう)を建立(こんりゅう)して本尊とした。その後、明治初期の「神仏分離令」により、現在の本尊は道を隔てた対面にある一宮神社(いちのみやじんじゃ)の本地仏(ほんじぶつ)であった十一面観音菩薩像に変更。大日如来像は脇待仏(きょうじぶつ)となったという。境内を入って左に本堂、右に大師堂があるほか、正面には合掌した両手を模した彫刻に入った「しあわせ観音」が立つ。その名のとおり「幸せを祈ると幸福が授かる」とされ、多くの参拝客が手をあわせている。また、奥には小さな池があり、七福神像に囲まれる形で、不動明王の化身である倶利伽羅龍王像(くりからりゅうおうぞう)がある。四国八十八ヶ所霊場ではあまり見ることのできない石像なので、こちらも拝んでおきたい。
スポット詳細
- 住所
- 徳島県徳島市一宮町西丁263 地図
- エリア
- 徳島市周辺エリア
- 電話番号
- 0886440069
- 時間
- 7:00-17:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- [参拝料]無料
- 駐車場
- あり
- クレジットカード
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- 喫煙
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン