唐戸市場

市場

関門海峡沿いに位置する熱気と活気にあふれる下関の台所

唐戸市場は、下関の地元はもちろん、北九州の食のプロも通う卸売市場。一般の人も新鮮な食材を安く手に入れられるとあり、地元でも親しまれている。また、建物は国内の優秀な建築作品として、一般社団法人日本建設業連合会より「日建連表彰BCS賞」を受賞した。

獲れたての鮮魚や水産加工品などが手に入る} 獲れたての鮮魚や水産加工品などが手に入る

「下関ふく」をはじめ特産品が並ぶ

下関駅から車で約10分の距離にある唐戸市場。三方を海に囲まれた地の利を生かし、新鮮な魚や特産品が集まる。ふぐの市場としてはもちろんのこと、鯛やハマチの市場としても知られる。地元の漁師が捕獲した魚も直接販売しており、地方卸売市場としては全国的にも珍しい販売形態が特徴だ。同市場を楽しむための散策術としてすすめられているのは「会話のある買い物を楽しむ」こと。熱気あふれる市場のあちこちから聞こえてくる笑い声やかけ声は、聞いているだけで気分が高まってくる。おいしい特産品を楽しむだけでなく、心まで元気になれる魅力に満ちたスポットだ。

市場には午前3時から新鮮な魚が運び込まれる} 市場には午前3時から新鮮な魚が運び込まれる

朝7時までは業者、9時以降は観光客で混み合う} 朝7時までは業者、9時以降は観光客で混み合う

歴史とともに進化し続ける市場

古代より交通の要として栄え、明治時代には海外貿易の拠点となっていた唐戸。1909年(明治42)には路上での野菜・果物の販売が公許され、1924年(大正13)に魚市場が阿弥陀寺町(あみだいじちょう)から移転し「唐戸魚市場」が発足した。昭和時代に入ると、現在の唐戸市場の基となる「魚菜市場」が開場する。その後、施設の老朽化や交通事情の悪化などの問題を解決するため、2001年(平成13)4月に現在の場所に新築移転した。2009年(平成21)には発祥100周年を迎えた歴史ある市場だ。「下関の台所」として、地方卸売市場や交流の場としての役割を担い、伝統を守りつつも新しい試みにチャレンジしている。

さまざまな商品が並び賑やかな印象} さまざまな商品が並び賑やかな印象

たくさんの食材がそろい、珍しいものにも出合える} たくさんの食材がそろい、珍しいものにも出合える

市場ならではの食材と活気が魅力

唐戸市場では、鮮度の良い魚介類を市場内で食べられるのも楽しみのひとつだ。早朝から営業を始める食堂や回転ずしが店を構えている。また、曜日限定(金・土・日曜、祝日)の飲食イベントでは海鮮屋台が出現。来場客向けに旬の魚をリーズナブルに購入できたり、できたての魚料理を味わったりできる。また、市場を訪れる人々にご利益があるようにとの願いを込め、シンボル像の福招金(ふくまねきん)を設置。活気にあふれ元気になれる「福招き市場」として知られる。

市場には新鮮な特産品が並ぶ} 市場には新鮮な特産品が並ぶ

新旧の観光スポットが楽しめる唐戸エリア

唐戸市場の周辺には、たくさんの観光スポットが集まっている。市場に隣接する「カモンワーフ」は、下関を代表する味覚のふぐや鯨など新鮮な海の幸を楽しめるレストランゾーンだ。ほかにも、関門海峡の潮流を再現した大水槽や世界中のふぐの仲間が展示されている「海響館」、2013年(平成25)9月にオープンしたアミューズメントパーク「はい!からっと横丁」など、いくつものスポットが並ぶ。また、山口県長門市で生まれた童謡詩人・金子みすゞのゆかりの場所や、日清戦争の講和会議が開かれ下関条約が締結された会場「史蹟春帆楼」など、歴史ある名所も点在している。

観光スポットが集まっている関門海峡周辺} 観光スポットが集まっている関門海峡周辺

スポット詳細

住所
山口県下関市唐戸町5-50 map map 地図
エリア
下関エリア
電話番号
0832310001
時間
[月-土]5:00-15:00(店舗により異なる)
[日祝]8:00-15:00
休業日
水不定休、年始(1/1-4)、お盆、その他年間20日程度休みあり
駐車場
あり(528台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
※一部店舗にて使用可
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
平均予算
【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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