北海道神宮

神社

豊かな自然のなかに鎮座し、北海道の発展を見守る総鎮守

北海道を代表する神社「北海道神宮」。広い境内は杉林があるなど自然豊かで、野生のエゾリスに遭遇することもある。春には、たくさんの桜と梅が同時に開花し、多くの花見客が訪れる。

開拓の時代から道民の暮らしと深く関わっている北海道神宮} 開拓の時代から道民の暮らしと深く関わっている北海道神宮

5つの鳥居を有する北海道神宮

公共交通機関を使って訪れるのであれば地下鉄を。地下鉄東西線円山公園駅で下車、徒歩約15分で境内に着く。緑豊かな円山公園を抜け、公園口鳥居から入っていくのがおすすめだ。車の場合は、第二鳥居がある表参道側、北一条・宮の沢通沿いの北1条駐車場か、円山動物園へ向かう途中にある、裏参道沿いの南1条駐車場に駐車できる。本殿に近いのは、駐車台数も多い北1条駐車場だ。神宮には5つの鳥居があり、前述した公園口鳥居、第二鳥居のほか、南1条駐車場近くの第三鳥居、北1条駐車場から本殿へ向かうところにできた令和の鳥居の4つが敷地内にある。そして肝心の第一鳥居は、北1条駐車場から北一条・宮の沢通を東へ1㎞ほどの場所にあり、鳥居の下をたくさんの車が走っている。

第一鳥居と勘違いする人も多い表参道の第二鳥居} 第一鳥居と勘違いする人も多い表参道の第二鳥居

開拓三神と明治天皇、四柱を祀る本殿

蝦夷地と呼ばれていた北海道は、1869年(明治2)に「北海道」と名づけられる。その際に明治天皇が、大国魂神(おおくにたまのかみ)・大那牟遅神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)の「開拓三神(かいたくさんじん)」を祀るようにと詔(みことのり)を出されたのが始まり。東京で「北海道鎮座神祭」が行われ、神様の宿った依代(よりしろ)が、東京・函館・札幌へと移された。現在の場所に社殿が建てられたのは1871年(明治4)で、この地を選んだのは「北海道開拓の父」と称される島義勇(しまよしたけ)である。1964年(昭和39)に、明治天皇を新たに祀り、社名も「札幌神社」から「北海道神宮」と改称した。

境内にある島義勇の像} 境内にある島義勇の像

北海道にまつわる3つの境内社

北海道神宮の境内には本殿のほか、3つの境内社がある。「開拓神社」には、北海道の発展に尽くした先人たち37柱が祀られており、判官・島義勇をはじめ、日本地図を作った伊能忠敬、間宮林蔵、松浦武四郎らも祀られている。そのほか、鉱山殉職者を慰霊する「鉱霊神社」、北海道拓殖銀行で功績をあげた人たちを祀った「穂多木神社」がある。いずれも、公園口鳥居から本殿までの途中に並んでいるので、順に参拝していくといい。

1938年(昭和13)、開道70周年に創建された開拓神社} 1938年(昭和13)、開道70周年に創建された開拓神社

参拝のあとは、茶屋でひと休み

本殿の神門をくぐると、正面に拝殿があるのでまずは参拝を。お参りが済んだら、神門の横にある授与所に寄ってみよう。たくさんのお札やお守りなどが並ぶ。北海道神宮オリジナルの御朱印帳や、神宮の梅林で採れた梅の実を使った梅酒「神宮の梅」、桜湯茶「神宮の桜」などもある。境内をひと通りまわったら、北1条駐車場のそばにある「六花亭神宮茶屋店」か、本殿の手水舎から見える「神宮茶屋」で休憩を。それぞれの店でしか味わえない菓子もあるので忘れずにチェックしたい。

瓶子(へいし)の形の容器に入った梅酒「神宮の梅」} 瓶子(へいし)の形の容器に入った梅酒「神宮の梅」

ソフトクリームなどもある神宮茶屋} ソフトクリームなどもある神宮茶屋

スポット詳細

住所
北海道札幌市中央区宮ケ丘474 map map 地図
電話番号
0116110261
休業日
無休
料金
無料
駐車場
あり(約200台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 明治天皇にゆかりのある北海道の総鎮守
    4.0 投稿日 : 2023.05.28
    明治初期に明治天皇の詔を受けて設立されました。祭神は北海道開拓に関わる三神に加え、昭和39年に明治天皇が加わりました。北海道の総鎮守として崇められているとのことです。入場門にあるしめ縄は立派で印象的でした。また拝殿はそれ自体が厳かな雰囲気でしたが、周りを取り囲む木々がさらに神聖な雰囲気を与えていたように思います。寺社好きな方には是非訪れて頂きたい神社です。
  • 北海道の鎮守府
    4.0 投稿日 : 2023.05.15
    地下鉄東西線円山公園で下車し徒歩15分ほどの場所にあります。北海道の鎮守府です。明治2年に北海道へ開拓使が派遣されるのに伴い、明治天皇の命により東京で北海道鎮座神祭が開かれたのが始まりです。その際北海道の開拓・発展の守護神として大国魂神、大那牟遅神、少彦名神の三柱の神々(開拓三神)が鎮斎されました。さらに昭和39年に明治天皇を新たにお祀りし、現在は四柱の神様が祀られています。八重桜が綺麗に咲いてい...
  • 非常に不愉快
    1.0 投稿日 : 2022.08.31
    巫女の態度が悪く、非常に不愉快な思いをした。神様のいるところにこんな人間がいることが信じられない。二度と行きたくない。

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アクセス

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最寄り

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