観光帆曳船
140年の歴史をもつ霞ヶ浦伝統の漁を継承する国選択無形民俗文化財
明治時代から始まり、昭和40年代にいったん姿を消すまで霞ヶ浦の漁業に使われていた帆曳船。大きな帆の原理を応用し、風を受けて船を横倒しすることで水中の網を引き寄せるという網漁法に使われ、霞ヶ浦の風物詩にもなっていた。しかし、昭和40年代前半に登場したトロール船が主流になるにつれ、帆曳船は次第に姿を消してしまった。その貴重な文化と技術を今に残すため、1971年(昭和46)、茨城県行方市・土浦市・かすみがうら市の協力のもと観光帆曳船がスタート。2018年(平成30)に国選択無形民俗文化財となった。現在、観光帆曳船は夏から秋にかけて運航され、随伴船に乗って見学や写真撮影を楽しむことも可能。歴史とロマンを体験できるとあって、霞ヶ浦の夏を代表するレジャーとなっている。市によって操業する日程や料金、運航場所も異なるので「観光いばらき」の公式サイトに掲載されている各市の観光課に問い合わせよう。海を思わせる広大な霞ヶ浦を進む優美な帆曳船。肌で感じる体験は忘れられない思い出になるはずだ。
スポット詳細
- 住所
- 茨城県土浦市川口2 地図
- エリア
- 筑波・土浦・牛久・鹿島エリア
- 電話番号
- 0298242810
- 時間
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[7月下旬-10月中旬(土日祝)]13:00-15:00
※天候(雨天、強風、無風など)により欠航になるときもあるため要問合せ - 休業日
- 月-金
- 料金
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【ホワイトアイリス号】
[大人]1,570円
[小人(12歳未満)]780円
【ジェットホイルつくば号】
[大人]1,680円
[小人(12歳未満)]840円 - 駐車場
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あり(70台)
※両のりば合計 - クレジットカード
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン