みもすそ川公園
壇ノ浦古戦場跡の目の前!攘夷戦砲台跡でもある公園
みもすそ川公園は、1185年(元暦2・寿永4)、源氏と平家の最後の戦いとなった壇ノ浦の戦いがあった関門海峡の目の前にある。みもすそ川は、平清盛の正室で、この戦いで孫の安徳天皇を抱いて入水した二位の尼の辞世の句「今ぞ知る みもすそ川の 御ながれ 波の下にも みやこありとは」から地名が生じたといわれ、今も公園の下に暗きょとなって流れている。園内には、源頼朝の弟・義経と平清盛の息子・知盛の像が、義経は有名な八艘飛びの躍動感あふれる姿、知盛は入水後に浮き上がって首を取られないように鎧兜(よろいかぶと)を二重に着て、いかりを担いで海に飛び込んだという姿で、関門橋をバックに勇ましく立っている。また、ここは幕末の攘夷戦の砲台跡でもあるので、長州砲の原寸大レプリカも並ぶ。長州砲の正式名称は八十斤加農(カノン)砲。1863年(文久3)、翌1864年(元治元)に長州藩と列強4国(米英仏蘭)の間で発生した下関戦争の際に使用されたもので、関門海峡に向けて5門がにらみを利かせている。平家が滅びて武士の時代が始まった舞台であると同時に、約670年後、武士の時代が終わるきっかけとなった舞台が奇しくもこの下関というのは、歴史の不思議な巡り合わせを感じる。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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