京都でお値打ち湯豆腐を!北野天満宮前「とようけ茶屋」


2019.01.19

トラベルjp 旅行ガイド

冬の京都で食べたいものと言えば真っ先に上ってくるものの1つ、「湯豆腐」。水が占める割合が高い豆腐は、名水の多い京都の町ではあちこちに名店が存在します。
北野天満宮の界隈は豆腐店が多く激戦区の1つ。その北野天満宮の鳥居のすぐ前にある「とようけ茶屋」は自家製の美味しい豆腐を使ったお料理がお値打ちな価格でいただけるとあって、大人気の店。
少しでも空いてる時間帯をねらって行くようにしましょう!
とようけ茶屋の攻略法!
今回ご紹介するとようけ茶屋は北野天満宮の鳥居のすぐ向かい側にあるお店。北野天満宮の界隈は、南禅寺のある岡崎や天龍寺のある嵐山と並び、豆腐店の多い激戦区としても知られています。
とようけ茶屋は自家製の上質な豆腐を使用したリーズナブルなお値段のお料理がいただけるとあって豆腐屋の多いこの界隈でも屈指の人気を誇ります。昼時にはかなりの行列が発生することも。その為こちらでお料理をいただくなら開店前や直後を狙うか、売り切れ等で多少メニュー数が減ったとしても、閉店間際を狙うようにしましょう。
写真はとある冬の日、14時半頃写したもので、さすがに行列は消えています。(営業は15時まで)
店舗前の歩道は広くは無く、店員さんが並び方を教えてくれますのでそれに従うようにして下さい。並んでいる間、入店が近くなるとメニューが前の方から回ってくるので、極力入店前に注文を決めておくようにしましょう。
相席の可否も聞いてこられますので、1人や2人等少人数の際はすかさず相席OKと申し出ましょう。袖触れ合うも‥と昔からよく言ったものです。何気ない会話でも貴重な情報収集となったり、お隣さんのお料理をチラリと見るだけでも密かに楽しいものです。
店頭では豆腐はもちろんですがお揚げさんやひろうす等も販売。
店内でもいただけますが、豆乳プリンや珍しいコーヒー味のところてんなど、食後のお買い物もしっかり楽しみましょう。
席に着いたら‥
ほとんどが千円以内のメニューを扱うお店で無料でお通しが提供されるのは珍しいもの。温かいお茶やおしぼり等もちょっとしたことですが、寒い時期に長い間待っていると心遣いが身に沁みてきます。
お豆腐屋さんであるとようけ茶屋ですが、生麩田楽も絶品です。特にもちもちの食感は他ではなかなか味わえないインパクトのあるもの。三種の生麩はゴマ、柚子、赤出し風味と、それぞれ趣向を凝らしたたれでいただきます。
あったか湯豆腐
こちらは湯豆腐の単品600円です。なめらかで優しい豆の味が楽しめます。ご飯や小鉢が付いた湯豆腐御膳でも1250円とお手ごろ価格。夏はお好み奴豆腐250円や奴膳1250円もあるので、食欲が落ちがちな京の夏のランチにはぴったりですね。
※値段はすべて税別です。
テーブルに置かれている七味唐辛子は、山椒がちょっと多め。京都人の山椒好きは知る人ぞ知るところ。麺類や丼物には欠かせません。ぜひその香りも楽しんで下さい。
ご飯物もボリュームがあり、単品もお値打ちなのでついつい頼みすぎてしまうかもしれませんが、何せ消化に良いので胃にもたれる心配もほぼありません。
お値打ち丼物も美味しい!
とようけ丼(800円)は角切りの豆腐に刻み油揚げの甘煮、椎茸、九条ねぎを煮込んだ丼です。 こちらもさきほどの七味をかけて甘辛くいただくのがオススメ。
生麩丼(980円)には奴豆腐が付いてくるのが嬉しいですね。
食器もどれも素敵なものばかり。
生ゆば丼(960円)は甘めの味付けながらショウガの風味も良くきいています。
各お品にはそれぞれ汁物やお漬物、酢の物などがバランスよく付いてきて、食感が単調になりがちな湯葉やお豆腐でも飽きずにぺロリと食べられてしまいます。 

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とようけ茶屋
rating

4.0

81件の口コミ
place
京都府京都市上京区今出川通御前西入紙屋川町822
phone
0754623662
opening-hour
[飲食]11:00-14:30(L.O.14:00)…
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