春は桜の岡山城と後楽園観光!歴史的見どころと美しい撮影スポット


2019.03.17

トラベルjp 旅行ガイド

岡山県の名勝地観光の中で、「岡山城」と隣接する日本三大名園の一つ「後楽園」を外すわけにはいきません。春には岡山城の濠と城壁沿いから桜は始まり、旭川の月見橋を通り眺める城の景観は見事です。
桜が満開の後楽園では、歴史的見どころとして廉池軒、慈眼堂等を観光。そしてこの季節は結婚する二人を多数見かけるはず。撮影会中の美男美女に、祝福の言葉を贈ってみませんか?
濠から既に美しい名城「岡山城」
全国比較で降水量が少なく、晴れの国としても知られるのが岡山県。水も空も美しい青さに出合える確率が高いといえるのです。
岡山城に続く橋の名は目安橋。池田藩政時代に領民の意見を聞くための目安箱が設置されたことから、その名がついたのです。
城内に入ると、あちらこちらで楽しめる桜。ぜひとも、自分なりの素敵な場所を探してみて下さい。
慶長2年(1597年)に8年の歳月をかけて築城された歴史がある岡山城。構築は豊臣秀吉の指導により宇喜田秀家が手掛けたものです。特徴的な黒い城は、当時の建築の特徴をよく表しています。後に烏城と呼ばれるほどですので、現在の姿も当時を彷彿させると言えるでしょう。
復元されたのは昭和41年のこと。昭和20年の空襲で焼失していたのですが、時間をかけて整備され、三層六階建ての望楼形天守閣を楽しむことが出来るのです。
<基本情報>
住所:岡山県岡山市北区丸の内2丁目3-1
電話番号:086-225-2096
アクセス:バスで岡山駅前→県庁前で下車、徒歩5分
岡山城郭内を抜け月見橋へ
岡山城の美しさは正面側からだけではありません。旭川に架かる月見橋は後楽園に抜ける橋ですが、こちらからの眺めも見事なのです。
旭川の右側に堂々たる姿を見せる岡山城。水の色と周囲の桜を合わせて楽しみましょう。
日本三大名園の一つ「後楽園」で廉池軒、蘇鉄、慈眼堂
月見橋を通り、右折するとすぐに後楽園の南門があります。こちらからも入場は出来ますので、利用してみて下さい。
入ってすぐ左に見えるのが廉池軒(れんちけん)です。庭園内には亭舎がいくつかありますが、その中でも藩主池田綱政(いけだつなまさ)が最も好んだ場所。後楽園の築庭を指示した人物こそ池田綱政であり、岡山城が焼失する程の戦災をもまぬがれた建物の一つなのです。
古き時代の雰囲気を感じられる場所ですので、ゆっくりと観光することをお勧めします。
そのまま反時計回りに進むと見えてくるのが「蘇鉄(ソテツ)」です。蘇鉄といえば沖縄を連想する人は多いかも知れません。しかしながら築庭当時から植えられたものであり、現在では見どころの一つとなっているのです。
そのまま進んでいくと、南門から見ればほぼ反対側にあるのが「慈眼堂」です。池田綱政が元禄10年(1697年)に池田家と地域の発展・繁栄のために建立しました。
ここでユニークな見どころは裏手の花崗岩です。36個に分割されており、不思議な姿をじっくりと観察してみて下さい。
春の花見シーズンは地元民のお楽しみ
日本人にとって桜は特別な存在であり、花見をしながらの飲食はとても身近な春の娯楽の一つです。岡山県でも同様で、特に後楽園での花見は一大イベント。
そこに観光客も混ざりながら美しい桜の撮影会。あちらこちらでカメラを向ける人を見かけるのです。
また、後楽園の中には馬場・弓場があります。位置としては鶴舎の裏手となりますが、ここは武芸の稽古場として作られた場所であり、直線が続きます。桜を楽しむためには、ここにも足を運ぶことをお勧め。桜並木を堪能しましょう。
幸せいっぱいの男女に祝福を!
後楽園は景観の美しさから、多くの男女が婚礼や記念のために写真撮影を行う場所なのです。
幸せいっぱいのカップルの様子は、こちらにまで幸せが伝わってくるのでは。
和の装いの男女と満開の桜の後楽園で、幸せも満開の二人に祝福の言葉を贈ってあげるのも、素敵な観光の時間となるかも知れません。
<基本情報>
住所:岡山県岡山市北区後楽園1-5
電話番号:086-272-1148
アクセス:岡山城から月見橋を渡りすぐ 

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岡山城
rating

4.0

1172件の口コミ
place
岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
phone
0862252096
opening-hour
9:00-17:30(最終入館17:00)
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岡山城 入場チケット

¥400

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更新日:2024/04/26

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