実は二つある富良野ラベンダーのファーム富田!斜面と直線の異なる美しさ


2018.07.21

トラベルjp 旅行ガイド

富良野と言えばラベンダーというほど有名ですが、中でもファーム富田は北海道ラベンダー畑の代表格で、世界中からツアーが来る超人気の場所。
ラベンダーが咲く斜面を散策し、よい香りの中で様々な角度から楽しめます。他にも花畑があり、またドライフラワー舎も魅力的。
あまり知られていないもう一つのファーム富田が、ラベンダーイースト。ラベンダー畑の長さは日本最大級で、迫力の直線も観光せねばもったいないのです。
ファーム富田の見事なラベンダー
北海道空知郡中富良野町にあるラベンダーを中心とした美しきファーム富田は、実に古い歴史があります。ファーム富田の創始者である富田徳馬が開墾を始めたのが1903年。
その後、孫の富田忠雄が1953年に、富良野一帯でラベンダーを栽培していた人に出会い、香料用としてのラベンダー栽培を開始したのです。
1976年になり、カレンダーに採用された写真が紹介されると、一気に知名度が上がり日本中から観光客が訪れるようになったのです。
今ではその知名度は世界に広がり、たくさんのツアー客が海外からやってきます。
美しい青紫のラベンダー畑は入園無料。さわやかな香りを楽しみながら、色々な角度から撮影してみてはいかがでしょうか。
なお、規制線の中に入らないのは、観光のマナーとして厳守すべきことです。
坂道を上がり、白樺林へ
ファーム富田の象徴的な「FARM TOMITAラベンダー」と書かれた看板は、ラベンダー畑の斜面にありますが、その左横を上がって行くことが出来ます。
散策路を上がると左上に見えるのが白樺林。北海道と言えば白樺を連想する人は多いと思いますが、ここでも美しい白樺を楽しめるのです。
散策路を通り、下りの際もラベンダーの美しさを堪能。さすが世界中から観光客が来る場所だと感じることでしょう。
美しき花はラベンダーだけじゃない
ファーム富田は広大な敷地ですが、中にはカフェやショップが多くあり、食事や買い物をゆっくりと楽しむことが出来ます。
また、花畑もかなり広く、彩り豊かな様々な種類の花が季節ごとに美しく咲き誇っており、足を止めざるをえないのでは。
行っておきたいドライフラワー舎
「富良野の森のピクニックin北海道」というドライフラワーが見事な舎は、オランダ人のフラワーデザイナーであるレン・オークメイドが手掛けた世界観。
内部の撮影は自由となっており、花の違った魅力を写しだしてみましょう。もちろん、気に入った商品の購入が出来れば、旅の楽しさがより増すというものです。
もう一つのファーム富田「ラベンダーイースト」
どこを歩いても楽しく広大なファーム富田から、十勝岳連峰に向かって東に4kmで到着するのがラベンダーイーストです。汗ばむ季節には観光の前後で、美味しいソフトクリームはいかがでしょうか。
こちらは斜面のラベンダーでは無く、広大な敷地に日本最大級の規模を誇って咲き誇っています。
どこまでも続くラベンダー畑の長さ。斜面のラベンダーとは違った美しさを存分に味わってみましょう。
なお、ラベンダーイーストでは、園内を走行するラベンダーバスを一周約15分で楽しむことが出来ます。随時時間を確認し、徒歩とは異なった雰囲気のラベンダーを鑑賞してみてはいかがでしょうか。 

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ファーム富田
place
北海道空知郡中富良野町基線北15
phone
0167393939
opening-hour
[7・8月]8:30-17:30[5・6・9月…
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