湯布院近くの老舗宿 湯平温泉「ゆのひら上柳屋」の3つの魅力


2018.07.05

トラベルjp 旅行ガイド

「ゆのひら上柳屋」は鄙びた雰囲気の石畳が印象的な大分県湯平温泉の和風旅館。
ここはお風呂は貸切りで使いたい、できれば無料で気兼ねなくという方や、温泉付きの離れに泊まってみたいけどお高いところは難しいという方に、ぜひオススメしたいお宿!温かいおもてなしと豊後の美食が味わえるのもポイントです。
老舗宿のゆのひら上柳屋と石畳の湯平温泉街
「湯布院温泉」があまりにも有名なので、その近くにある「湯平(ゆのひら)温泉」をご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
各旅館が温泉の内湯を持たず、泊まったお客さんが外の共同浴場に通って湯治を行った時代にはたいそう栄えた温泉地で、浴衣姿で石畳の急坂を歩けばその頃が忍ばれるでしょう。夜には頭上に赤い提灯が灯り、まるで異世界まで続いていきそうな雰囲気は、不思議な情緒を醸し出します。
その湯平温泉でオススメのお宿がこちら「ゆのひら上柳屋」。石畳の坂の上に位置する老舗旅館で、創業は明治時代。
こちらのお宿の特徴は、お風呂が全て貸切りであるということ、そして半露天風呂付きの離れのコストパフォーマンスが良いこと。さらに食事がとても美味しいこと。この三つです。
宿の雰囲気も素朴な山の宿でありながら、モダンさと可愛らしさがあり、とても綺麗なのでぜひ女子旅にも。写真は湯上がりにくつろげる、囲炉裏のある「一穂庵」。
ここで湯平温泉名物「ゆのひらんアイス」がいただけます。それともビールの方がよろしいですか?
ゆのひら上柳屋の温泉は全て貸切り風呂
宿泊すれば自由に使えるお風呂は全部で4箇所!下がっている札を自分でひっくり返して、中から鍵を閉めて利用します。
昨今はとにかく大きなお風呂に入りたいというよりも、家族やカップルで気兼ねなく貸切りでお風呂を使いたいというお客さんも多く、とても好評なんだそうです。
貸切り風呂といっても十分な広さ。4つのうち2つは露天風呂付き。本当にこれ、無料で何度でも貸切りで使えちゃっていいの?という感じです。贅沢感がありますよ。
残りの2つはそれぞれ地元の名庭師が趣向を凝らした家族風呂。こちらの「岩の助」と名付けられたお風呂は、迫力ある岩を積み上げたユニークなデザインで、窓を開ければ半露天風呂のようにも使えます。
湯平温泉のお湯はとてもすべすべとした美肌湯。極上の手触りに思わず何度も肌の上を滑らせたくなるでしょう。
雰囲気抜群!ゆのひら上柳屋の離れ
お部屋は母屋と離れの二つがあり、石畳の温泉街や花合野川に面した母屋のお部屋も良いのですが、特にオススメしたいのが半露天風呂付きの離れ。
離れのお部屋はお風呂が陶器の「花あかり」と岩風呂の「華ごよみ」の2室。どちらも2階建てで1階が10畳の和室、2階が和室と洋室で各7畳半。まるで一棟まるまる自分の家のような過ごし方ができます。
離れに付いている半露天風呂の雰囲気も抜群。宿の他のお風呂にも入りたいし、石畳の温泉街も散策したいと思うと、このお部屋で過ごす時間が足りないじゃないと心配になるほど。
これだけクオリティが高い離れなのに、周辺の温泉地に比べてもかなりお手頃感があり、コスパが良いのはとても嬉しいところです。
食にもこだわりあり!豊後の美食と自家製野菜
夕食には大分の黒毛和牛・豊後牛や、豊後水道のぴちぴちの魚介類が並びます。このあたりではエノハと呼ばれるヤマメの唐揚げなども。
調味料の柚子胡椒も自家製でとっても辛いけど、食べていると次第にくせになる爽やかな辛さ。
霜降りの豊後牛はもうほっぺたが落ちそう。
また野菜が美味しいのにも理由があります。とにかく鮮度が半端ない。実はゆのひら上柳屋は広い畑を持っていて、社長自らが手塩に掛けてガチで野菜を手作り。採れ立ての旬の野菜は瑞々しく彩りも鮮やか。美味しいのも納得なのです。
朝ごはんにもその自家製野菜がたっぷりと。朝風呂に入ってさっぱりして、美味しい朝ごはんを食べたらきっと、またここに泊まりに来たいと思うことでしょう。 

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ゆのひら 上柳屋
place
大分県由布市湯布院町湯平1007
phone
0977862104
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