公認“日本一低いタワー”!鳥取県境港市「夢みなとタワー」


2018.01.28

トラベルjp 旅行ガイド

日本一低いタワーとして認定された「夢みなとタワー」は鳥取県の西側にある境港市にあります。
“日本一低い”といえども侮るなかれ。360度遮るものがない「夢みなとタワー」からは、大山やお隣の島根県まで一望。予想以上の眺望が楽しめます。また、タワー内には、風景を堪能できるカフェや充実した品揃えのあるお土産品のあるフロアもあり、景色だけでなくさまざまな楽しみ方ができます。
日本一という素晴らしさの夢みなとタワー
「夢みなとタワー」は高さ43m。全日本タワー協議会加盟タワーに加盟している20のタワーの中で一番低いことから、2017年3月に“日本一低いタワー”として認定されました。
しかしこのタワー、実はとても魅力がいっぱいなのです。まず、1階のエントランスには鳥取のゆるキャラ「トリピー」がお出迎え。頭上には柱脚が見えます。この幾何学模様がなんとも言えず、思わず一枚写真を撮ってしまうという吸い込まれそうな魅力ある空間になっています。
ぐるっと頭上の柱脚を見ながらエントランスにあるエレベーターの裏側にも足を運んでみましょう。眼前には日本海が広がります。まずは1階からこの風景を見てからエレベータで上りましょう。
写真は建物正面からタワーも見たところです。ちょっと煙突のように突き出ているのがタワーです。ちょっと見ただけでは、タワーがどこにあるかわからないくらい一体化した建物です。
日本海側に行くとタワーの外観の全貌が見えます。美しい曲線とガラスで構成されています。
展望台は見所いっぱい
エレベーターでRを押して、まずは展望台に上ってみましょう。
エレベータではRとありますが、建物で言えば5階ぐらいの高さ。5階とはいえその眺望はとても豊かです。山陰の恵みがいっぱい詰まっている風景を独り占めしたような気持ちにさせてくれる展望台の空間です。
展望台からは、テレビコマーシャルで有名になった「べた踏み坂」や開山1300年を迎える「大山」まで望むことができます。「べた踏み坂」は普通では見られない真横から見た橋の様子を見てみましょう。展望台では詳しく名所の説明があるのでその説明を読みながら回ると楽しいですよ。ここを一周するだけでいろいろな観光地を回った気分になれます。
そして、鐘をひとつ鳴らすと思いが導かれるという「幸せのマリンベル」があります。一回だけ鐘を鳴らしてみましょう。素敵な響きといっしょに思い出にも残ることでしょう。
展望室には全日本タワー協議会加盟のタワーの写真も展示してあります。
展望台には、日本一低いタワーに上った記念に登頂認定証があります。スタンプを押して記念にしましょう。また、撮影用の噴出しポップも用意されていますので、これを使ってオリジナルあふれる写真を撮ってみましょう。いろんなポップがあり、これを使うといろいろなショットの写真が撮れるので面白いですよ。
タワーの中で鳥取県と海外が見れるフロア
夢みなとタワーのある境港市は、大型客船も寄港する港があります。境港の対岸諸国6地域の中国、モンゴル、韓国、ロシアの生活や文化を紹介した環日本海研究室の展示室がタワーの3階にあります。名前は難しそうな感じですが、気軽に入ってみましょう。ちょっと海外トリップした気分になれますよ。
展示室と同じ3階には、夢みなとシアターがあり上映が毎日4回行われています。上映内容は鳥取の見所をご紹介した18分の映像「The Choice of Tottori ~あなたの知らない鳥取県の魅力~」です。鳥取の魅力満載なのでぜひご覧ください。こちら3階フロアーは入場料無料で誰でも入れます。
チャイルドルームもありますので、小さなお子さま連れでも安心。またこのシアタールームや2階にある会議室は貸し出しもされています。
カフェでゆっくりと展望を楽しみましょう
タワー内の4階には、半円形型の喫茶室があります。展望もよく大山山麓を眺めながらコーヒーや食事を楽しむことができます。天井も高く開放感あふれたスペースです。
コーヒーは税込み360円とリーズナブル。旅行のついでとは言わず、景色を楽しみながらくつろぐ場所として立ち寄りたいスポットです。写真のワッフルセットはコーヒー付で650円です。
日本海の幸が詰まった「漬け丼」鰤、鯛、烏賊の三点盛りです。海の幸とこのエリアの名産である白ねぎが使われています。そのほかにはカレーライスや日替わりパスタなどがあります。ちなみに、鳥取はカレーの消費量が多いことから、カレーはご当地グルメのひとつとしても知られています。
みなとまち商店街
タワーの1階にはみなとまち商店街があり、「プロが選ぶお土産物産館100選」(株式会社旅行新聞社が選定)に18年連続選ばれているお土産店があります。お店というよりは、町をモチーフした中にいろいろな商店がある造りになっています。
名産品からお土産ものまで山陰のいいものがそろっています。ちょっと他ではなかなかない「塩」があったり、木製ベンチが販売されていたりとこんなものまであるの?と驚かされるほどです。見てまわるだけでも面白く時間を忘れてしまうほどですから、時間には余裕を持って訪問しましょう。
ソフトクリームはもちろん、食事も楽しめるスペースもあります。
鳥取県の用瀬町は流し雛の行事が今でも行われています。そのお土産用の流し雛も販売されています。最近では地元の人でもなかなか見られないレアな一品です。 

read-more
夢みなとタワー
rating

3.5

58件の口コミ
place
鳥取県境港市竹内団地255-3
phone
0859473800
opening-hour
[4-9月]9:00-18:00(最終入館17…
すべて表示arrow

夢みなとタワー 電子前売り入館チケット

¥300

arrow icon

更新日:2024/04/26

この記事を含むまとめ記事はこちら