初開催!夜を彩る「小田原城 冬桜イルミネーション」


2018.01.20

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難攻不落の城として知られる小田原城では、2017年12月から初のイルミネーションが開催されています。その名も『小田原城 冬桜イルミネーション ~光と音が織りなすファンタジーショー』です。闇夜に浮かび上がる白い小田原城を照らし出す、色とりどりの光と音楽は圧巻です。
2018年は小田原開府五百年となる節目の年にあたります。今年は小田原城に足を運んでみませんか。
音の演出はオリジナル曲を含む3曲
光と音が一体になったプログラムは、「冬の桜」「花 ODAWARA」のオリジナル曲と、ホルスト「ジュピター」の3曲で織りなされています。曲によってイルミネーションで映し出される映像や演出が変化していくのが見どころです。
イルミネーションで映し出されているのは、冬の桜や梅、花しょうぶ、アジサイなど小田原城を代表する花々。お城の壁面に映し出される演出を楽しむのもいいですし、天守閣に登れば、小田原城本丸広場を駆けめぐるライトアップを楽しむことができます。
地面に映し出される光りのページェントは、天守閣からでなければ全体を見ることができません。せっかくのライトアップなので、この機会に天守閣へ登ってみるのもいいですね。
天守閣前に設置された8台のムービングライトと12基のスピーカーが、闇夜に小田原城を色とりどりに浮かび上がらせ、立体音響(3Dサウンドの音楽)をシンクロさせ、ショーを作りだしています。
撮影のベストポイントは、天守閣を正面に見て松の木(左手)と桜の木(右手)の間から撮影するのがベストポイントです。
地面に映し出される映像も全てフレームに収めたい場合は、もう少し下がってSAMURAI館の前のベンチもオススメです。
誰かと手をつないで体感する光と音の演出
曲と曲の間には、来場者が参加できるインタラクティブコーナー『北条のキズナ』があります。このショーは、スイッチに触れることで光と音のショーを体験することができるというものです。
小田原の木材で作られたスイッチに触れてることでライトが点灯する仕組みですが、スイッチは2ヶ所に同時に触れなければなりません。1人では手が届かない距離なので、2人以上で手をにぎって点灯させてください。手袋などを外してしっかりと手をつながないとライトは点灯しませんので、寒いからと手袋などを外し忘れないようにしてくださいね。
体感型演出「北条のキズナ」は5種類の演出が用意されています。どのパフォーマンスが見れるかはお楽しみ。約15秒間の光の演出は、天守閣に登ると全景を見ることができます。スイッチは天守閣と本丸広場の2ヶ所に用意されているので、お好みの場所で体験して見てください。
本丸広場からでも、足元を照らし出す光の演出を楽しむことができます。
明るさによる違いも楽しんで
小田原城を彩るライトアップは、夕暮れをバックにしたものと、完全に日が暮れた後で印象がだいぶ違います。
夕方から足を運んで、ゆっくりと夕闇に包まれていく小田原城の姿を楽しんでみてください。
ライトアップ以外も楽しめる小田原城
小田原城の最上階には、江戸時代の小田原城天守にまつられていたとされる摩利支天像を安置する空間が再現されています。摩利支天は、古くから武士の守り神として信仰されてきました。小田原城の摩利支天像は、イノシシの上に乗っている立像です。
摩利支天をまつる空間は、地元の木材を使用して、地元企業の手によって復元されました。
小田原城敷地内のこども遊園地ではSLを模した豆汽車や、バッテリーカーで楽しむことができます。
本丸広場のSAMURAI館では甲冑・打掛・忍者衣装の貸し出しも行っています。衣装を着たまま小田原城本丸広場で写真撮影を楽しむ事も。鎧姿で小田原城をバックに写真を撮れば、タイムスリップしたような気分になれそうですね。 

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小田原城天守閣
place
神奈川県小田原市城内6-1
phone
0465223818
opening-hour
9:00-17:00(最終入場16:30)
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