京都市内にある本格的水族館「京都水族館」みどころ5選!


2018.01.13

トラベルjp 旅行ガイド

2012年に、海の無い京都市の、梅小路公園内にオープンした「京都水族館」は、日本初の人工海水を使った内陸型大規模水族館として知られています。開業5周年を過ぎて、さらにパワーアップした京都水族館の見逃せないスポットやパフォーマンスなどみどころをご紹介致します。
海獣たちの楽園「オットセイ」・「アザラシ」エリア
京都水族館の展示エリアで、最初のおおすめスポットは、エントランスを入ってすぐのところにある「京の川」エリアの次の「オットセイ」・「アザラシ」エリア。ここでは、アザラシやオットセイの愛らしい姿を見ることができます。ここに設置されたチューブ水槽は、床の下で別の大きな水槽につながっていて、ゴマフアザラシが自由に行ったり来たりします。チューブ水槽からゆったりと浮上してくる様子は、ユニークそのもの。
浮上したきたゴマフアザラシは、しばらく水面に留まり、「どうぞ自由に写真を撮って下さい」状態になります。この様子を見た観客は、いっせいにデジカメやスマホをかざし、たいへんな混雑になることも。そういう時は、一旦やりすごして、再浮上してくるのをしばらく待ちましょう。
なお、チューブ水槽の近くには「かいじゅうカフェ」があります。冬季のおすすめは、おでんやくらげまん、オオサンショウウオマンなどです。いずれも温まりますよ。
さらに「オットセイ」の水槽では、オットセイたちの飛ぶような泳ぎを見ることができます。前脚を鳥の翼のように広げて、かなりのスピード遊泳する姿は、とてもダイナミック。見ていてとても爽快な気分になれます。ちなみに、オットセイとアザラシの違いのひとつは、耳たぶがあるかないか。
オットセイには、耳たぶがあり、アザラシにはありません。また陸上では、オットセイは四肢を使って歩きますが、アザラシは前脚のみを使って、地面を匍匐するように歩きます。「オットセイ」・「アザラシ」のエリアで、オットセイとアザラシの違いを見分けるのも楽しいです。
のんびり過ごす様子が人気の「ペンギン」エリア
さらに「ペンギン」エリアも人気のスポットです。ここでは、のんびりと過ごすペンギンたちを見ることができます。写真は、ケープペンギンで、南極ではなく、アフリカ大陸の南部で暮らしています。寒い南極ばかりではなく、暖かいところに棲んでいるペンギンもいるわけです。
ペンギンエリアでは、繁殖期になると、ベンギンたちが使う「巣穴」が用意されています。ペンギンは一夫一婦制で、卵を温めたりヒナに餌を与えるのはオスメス交代で行います。
このペンギンエリアでは、ペンギンたちと同じ目線で見学することができます。京都水族館のケープペンギンたちは、とても好奇心旺盛で、ガラスのすぐ近くまで寄ってきてくれるので、とても人気があります。
大人気のイルカパフォーマンス「イルカLIVEきいて音(ネ)」
水族館でいちばんのお楽しみはやはり、イルカパフォーマンスでしょう。京都水族館が開催しているのは、「イルカLIVEきいて音(ネ)」という、スタジアムの観客全員が参加して楽しめる、新しいタイプのパフォーマンスショーです。パフォーマンスは1回あたり約25分間です。約1000名収容の大きなスタジアムですが、大人気のプログラムのため、ショーの開始約30分前には席を確保することをおすすめします。
タイムスケジュールについては、「関連MEMO」の京都水族館のホームページをご覧下さい。
パフォーマンスの時間が近づくと、水族館の人たちが観客全員にストローを小さくしたような笛を配ってくれます。ステージでは、イルカとトレーナーだけでなく、特別な役割を持つ、パフォーマー「楽rakuu」(ラクゥ)が登場し、飼育道具をパーカッションに生演奏したりします。イルカパフォーマンスでは、観客が吹く笛とイルカの鳴き声がコラボして、かつてない一体感が味わえます。
パフォーマンスのラストは高難度の技の連続
イルカスタジアムからは、世界遺産「東寺」の五重塔を望むことができます。五重塔をバックに、豪快にジャンプするイルカの姿を撮ってみましょう。さらにタイミングがあえば、東海道新幹線や東海道本線を行き交う電車も。
さらに見事なクロスジャンプも。写真の、トレーナーとは別の衣装を着ている方が、パフォーマーの「楽rakuu」(ラクゥ)です。
パフォーマンスのラストは、高難度の技の連続です。ジャンプしたあと、後方宙返りを決める「バックサマーソルト」や、写真の「リバースウォーク」などです。リバースウォークは、直立して水面を後ろ向きに歩いてゆくという高度な技です。また、ゴールデンウィークや夏休みなどの多客期には、ナイトパフォーマンス「イルカnightLIVEきいて音(ネ)」が開催されることもあります。こちらも幻想的な雰囲気でおすすめです。
フィーディングプログラム「さあ、ごはん!」も必見
2017年3月14日に開業5周年を記念して、始まったフィーディングプログラムが「さあ、ごはん!」です。これは、ごはんの時間を通じて、いきものたちを身近に感じることを目的としたものです。写真は「わいわいペンギン」で、ケープペンギンのごはんの様子です。夢中になったペンギンたちは、ほとんど飼育スタッフしか見ていないため、文字通りわいわいやっているうちに、水中に落下してしまうこともあるそうです。
「京の海」大水槽でもフィーディングプログラムが。これは「ぐるぐる大水槽」と呼ばれ、大水槽を泳ぐ魚たちのごはんの時にしか見ることのできない様々な姿を飼育スタッフとの触れ合いを交えて楽しむというものです。見学には、2階から見るのもおすすめ。
「ぐるぐる大水槽」で壮観なのは、約1万匹のマイワシの群れが、飼育スタッフの後を追うようにごはんを食べるシーン。その頭上には順番を待ちきれないとばかりに、巨大なエイがしっかりしとマークしています。フィーディングプログラムの開催時間につきましても、「関連MEMO」の京都水族館のホームページをご覧下さい。
ほかに京都水族館では、期間限定イベントとして「シナモロールと水族館の仲間たち」を開催中です。2017年サンリオキャラクター大賞で1位になり、15周年を迎えたキャラクター「シナモロール」とのコラボ企画です。館内にはフォトスポットも多数、設置されています。こちらの開催期間は、2017年12月2日(土)~2018年3月14日(水)までです。
このように京都水族館は、ほかの水族館とは違う魅力がたくさんあり、新たな試みに挑戦し続けている水族館です。以前、訪れたという方も、ぜひ、再度の来場をおすすめします。きっと、また違う発見や楽しみがあるはずです。 

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京都水族館
rating

4.0

546件の口コミ
place
京都府京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
phone
0753543130
opening-hour
10:00-18:00(最終入場17:00)※…
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京都水族館 日時指定チケット ※各回の入場開始時間は混雑が予想されます

¥2,400

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更新日:2024/04/26

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