関東にも恐竜王国が!群馬・神流町恐竜センターと恐竜の足跡化石


2017.06.08

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日本の恐竜タウンといえば福井県勝山市が有名で、福井県立恐竜博物館は恐竜ファン羨望のスポットとして大人気です。一方、そこまで規模は大きくないのですが、実は関東にも知る人ぞ知る恐竜王国が。
それは群馬県の神流町(かんなまち)。ここには日本で初めて発見された恐竜の足跡や恐竜について学べる恐竜センターがあり、特に子供たちにとっては大人気の場所。
今回はそんな関東の恐竜王国・神流町の楽しみ方をご紹介します。
恐竜王国発祥の由来は、恐竜の足跡から
1985年4月、群馬県の中里村(現在の神流町)に昔からあった大きな岩から当時日本で初めてとなる歴史的な発見がありました。
それが「恐竜の足跡化石」。この大発見を契機に、村は恐竜で村おこしを始め、市町村合併を経て神流町となって現在に至ります。
神流町から秩父へ抜ける国道299号沿いに、古くから「瀬林の漣痕(さざ波岩)」と呼ばれていた崖がありました。これは約1億3000万年前の白亜紀に、水の流れたあとがそのまま残ったものとされ、県の天然記念物にも指定されていましたが、そこにあった「不思議なくぼみ」が実は恐竜の足跡である、と認定されたのでした。
上の写真の中央ににある大きな2つの穴は、大型の獣脚類(二足歩行の恐竜)の足跡、中央からやや右下の浅いくぼみの縦模様は、小さな獣脚類が何匹か歩いた跡だと言われています。
現在では地殻変動で「群馬のチベット」と呼ばれるほど深い山に囲まれ、垂直の岩場となっていますが、かつてこのあたりは海と川の交わる河口付近で、たくさんの恐竜が闊歩していたことが想像できます。
恐竜王国の中心的施設「神流町恐竜センター」
恐竜王国・中里の中心的施設は、1987年に開館した「神流町恐竜センター」。
さすがに福井の県立恐竜博物館にくらべると質素な佇まいではありますが、中は意外に広く、本館と別館、その間に設置された野外展示などテーマごとに9つのゾーンに分かれて展示があります。
神流町恐竜センターの人気のコーナーのひとつがライブシアター「よみがえる恐竜たち」。
恐竜時代へタイムスリップすると、本物そっくりのモンゴル恐竜たちが動き回り、その驚きの生態を見ることができるロボットシアターです。
そしてこの恐竜センターのメインコーナーとなるのが「モンゴルの恐竜たち」の展示ゾーン。
モンゴルから恐竜センターにやってきた恐竜化石が展示されていて、実物大の恐竜全身骨格や2頭の恐竜が激しい戦いを繰り広げ、互いに絡み合ったまま、砂嵐に巻き込まれ、化石となった「格闘恐竜」などが展示されています。
「神流町恐竜センター」は、体験も楽しい
「神流町恐竜センター」は展示ゾーンのほかにも子供たちが喜びそうなたくさんの体験が用意されています。
上の写真は本館と別館の連絡通路にあるティラノサウルスの産状骨格。アメリカ・モンタナ州のロッキー博物館に収蔵されているMOR555という標本に基づいて作成されたこの全長12メートルの恐竜の標本には、なんと触るだけでなく自由に乗ることもできるのです。
館内では土日や春・夏・冬休みを中心に化石レプリカ(複製品)の作製体験も。
アンモナイトやカシオペのほか、ティラノサウルスの歯、スピノサウルスの歯など合計9種類の中から選んで、世界に一つしかない、自分だけの化石レプリカを作ることができます。
そして、なんといっても人気なのが「化石発掘体験」。
これは恐竜の足跡が発見された「漣岩(さざなみいわ)」の近くにある野外学習施設「化石発掘体験地」で実際に化石の発掘にチャレンジし、約1億3千万年前の中生代白亜紀の地層から貝化石や植物化石を見つけ出すのです。
これも土日休日を中心に1日数回開催されますが、行楽シーズン中は大人気のため早めの予約が必須ですのでご注意ください。
※写真はイメージです
夏休みは恐竜センターとセットで関東一の清流で川遊びも!
恐竜センターから東へ10Km、神流町の中心部である万場地区の河川敷では毎年夏に「神流の涼」という川遊びイベントが開催されます。関東一の清流と呼ばれる神流川で、タイヤチューブに乗っての川下りや岩場からの飛び込み体験など、自然豊かな神流町ならでは川遊びを満喫することができます。
夏休みの家族旅行として恐竜センターとセットで訪れる人も多い大人気のイベントですので、ぜひ合わせてお楽しみください。 

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神流町恐竜センター
rating

4.0

2件の口コミ
place
群馬県多野郡神流町神ケ原51-2
phone
0274582829
opening-hour
9:00-17:00(最終入館16:30)

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