沖縄・宮古島で麺を食べるならココ! 製麺所直営『じんく屋』のケチャップ味の「宮古そば」を食べてきた


2022.07.18

食楽web

食楽web 日本が誇るベストビーチを有する宮古島。沖縄本土と比べると観光地化されすぎておらず、日本のハワイ島のような美しい海と豊かな自然を堪能できます。 名物グルメは、なんといっても宮古そば。『古謝そば』、『大和食堂』、『すむばり食堂』など、観光客でいつも混雑している有名店でも絶品の一杯に出会えますが、働く島民たちの胃袋を満たす宮古そばも体験したいですよね。 そこで筆者が訪れたのが、久松製麺所直営の宮古そば『お食事処 じんく屋』。1970年創業、宮古そばの製造と販売を行っていて、店舗では宮古そばを中心に定食などを提供しています。 営業時間は11時30分から15時までと、お昼の時間帯のみ。オープン前から地元のお客さんで列ができるほどの人気です。 注意点としては駐車場の台数が少ないので、ランチのコアな時間帯は満車の可能性があります。近場のコインパーキングなどの利用も検討してみてください。ちなみに筆者は平日13時頃に伺いましたが、席はほぼ地元客で満席。少し待ってからの入店となりました。宮古そばをアレンジした「焼きそば」は宮古島のソウルフード![食楽web]「宮古そば」というのは、沖縄そばとは一味違った料理です。小麦粉にかんすい、食塩を練り込んで茹でてから、油をからめて作られます。豚の三枚肉と宮古かまぼこがトッピングされているのが一般的。豚とカツオの合わせ出汁でコクと旨みが深く、後味は魚介のあっさりとした余韻を楽しめます。「宮古そば」550円 特に、『じんく屋』の「宮古そば」は麺に特徴があり、プリっと弾力のある麺。うどんのようなコシがありますが、ラーメンのような歯切れの良い食感が独特。麺が特徴的な分、スープは控えめな印象ですが、五臓六腑に染みわたる地味深さで胃袋がほっと落ち着きます。700円 さらに、『じんく屋』で食べておきたいのが「焼きそば」。こちらは味付けをソースかケチャップから選べますが、宮古の家庭で定番のケチャップ味をチャレンジしてみてください。 まさに宮古風ナポリタンといったメニューで、ケチャップの甘みと酸味が濃厚! 焼きそばというものの、すすることは皆無。それくらい濃い味付けです。ですが、ケチャップとプリプリの麺との相性が良く、子どもから大人までみんな好きな懐かしい味付けにノスタルジーを感じました。もし運転する予定がなければ、泡盛と一緒にいただきたいくらい、おつまみにもなるB級な一品です。 やはり製麺所直営だけあって、麺の美味しさは宮古島屈指です。旅行の際はぜひ何軒かはしごの上、ベストな一杯を見つけてみてください。(撮影・文◎亀井亜衣子)●SHOP INFOお食事処 じんく屋住:沖縄県宮古島市平良字下里84番地営:11:30~15:00TEL:0980-73-4017休:月曜日、火曜日 

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じんく屋
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4.0

42件の口コミ
place
沖縄県宮古島市平良下里84-44
phone
0980734017
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