La Fee Delice/小さな脇道からフランスを体感する小旅行へ


2019.06.11

OMOHARAREAL

キャットストリートの脇道に、フランスの田舎町の家を思わせる赤いカフェがある。20年近く神宮前でクレープリー専門店を営む「La Fee Delice」だ(「映画『アメリ』のような世界観のカフェ」としても知られているが、オープンしたのは同作品が公開されるよりも前!)。店名の通り(La Fee=妖精)、妖精達が戯れていそうな愛らしい店内に入ると、深い赤とミモザ色が優しく身を包み、オーナーがフランス・ブルターニュで集めた、80年ほど前のアンティーク家具や彩り豊かな食器たちが柔らかくホッとした気持ちにさせてくれる。 「クレープリー」(ガレットとクレープをまとめて示す総称)は、フランスで昔から愛されるソウルフード。当店では歴史ある本場の味を崩すことなく提供するため、「クレープリーマダム」と呼ばれるフランスのクレープリー講師を招き、シェフがレシピと調理技術を徹底的に学んでいる。その再現度はフランス人客も唸るほど。 来店した際は、現地で愛され続けている定番、ハムと卵とチーズを使用したガレット「ラ・コンプレット」を味わってほしい。チーズとハムの塩気に卵黄のマイルドさが加わり、一口頬張れば幸福感でいっぱいになれる。また、食事系ガレットの他にも、自家製塩キャラメルソースや季節のフルーツなどを使ったデザート系ガレットもオススメだ。 この小さなフランスに訪れた際は、毎日の慌ただしさなど忘れて、“おいしい旅行”をゆったりと楽しんでほしい。 Text:Nahoko Kataoka  

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La Fee Delice(ラ フェ デリース)
rating

4.5

22件の口コミ
place
東京都渋谷区神宮前5-11-13
phone
0357664084
opening-hour
12:00-21:00
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