都心からおよそ45Km、千葉県木更津市にある「三井アウトレットパーク 木更津」。 休日ともなると家族での買い物、恋人とのデート、友人とのショッピングなど、多くのお客さんで賑わう郊外のショッピングモールです。 東京湾を横断するアクアラインを通れば横浜・東京方面からのアクセスも良く、またドライブには手頃な距離感ということも相まってか、近年来場者数が増加傾向にあります。 また、施設周辺の観光施設の来場者数も増加しており、時間帯によっては東京湾アクアライン周辺が混雑することもあるようです。 そこで今回は、ナビタイム編集部が教える便利な裏技! 混雑とは無縁!木更津へ行くなら鉄道で! 鉄道を使って、しかも横浜・東京方面から乗り換えなしで、三井アウトレットパーク 木更津へ行く方法をご紹介いたします!
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三井アウトレットパーク 木更津へ鉄道で向かうには?
今回は、鉄道を利用することのメリットをご紹介いたしますが、横浜・東京方面から木更津へ向かうにはどの路線を利用すれば良いのでしょう?
千葉県木更津市は、千葉県中部の東京湾に面した「内房」の工業地帯で、先述の東京湾アクアラインの千葉県側の玄関口です。
ここには千葉駅から安房鴨川駅までの内房地域を結ぶ「JR内房線」が走っており、袖ヶ浦駅、木更津駅、巌根駅などがアウトレットパークの最寄り駅として挙げられます。
そんな駅の中で、横浜・東京方面からアクセスには袖ヶ浦駅の利用がおすすめですので、それも含めて、今回は鉄道の利用術をご紹介いたします!袖ヶ浦駅
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鉄道での移動のメリットはなに?
当編集部が考える鉄道利用時のメリットは以下の3つ+αです!
① 横浜・東京方面から乗り換えなしで袖ヶ浦駅まで行ける
② 袖ヶ浦駅からアウトレットパークまでバスが接続している
③ ゴールデンウィークなどの繁忙期でも混雑する心配がない
+α 土曜・休日は「ホリデー料金」でお得にグリーン車が利用できる
では1つずつご紹介させていただきます! -
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①横浜・東京方面から乗り換えなしで袖ヶ浦駅まで行ける
横浜・東京方面から袖ヶ浦駅まで簡単に行く方法があります。「JR横須賀線/総武快速線」からの直通列車を利用する方法です!
JR横須賀線/総武快速線は神奈川県の久里浜駅~横浜駅を通り東京駅へ、さらにJR総武快速線に名前を変えて千葉駅、その先の成田空港方面などを結ぶ路線です。紺色の帯を巻いた銀色の車両を、皆さんも一度は目にしたことがあるかと思います。
実は!その中でも一部の列車が、アウトレットパークのそばを通る内房線に乗り入れるんです。
その行き先は「君津(きみつ)」行き! 「君津」行きに乗れば、横浜・東京方面から乗り換えをすることなく袖ヶ浦駅まで行くことができます! -
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②袖ヶ浦駅からアウトレットパークまでバスが接続している
おすすめポイント①で袖ヶ浦駅まで直接向かうことができるとご紹介いたしましたが、結局そこから歩くんでしょ?と心配している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そんな心配はありません!
袖ヶ浦駅からは三井アウトレットパーク 木更津行きの路線バスが1時間に3~4本程度運行されています。
北口のバスロータリーに降りれば乗り場はすぐそこ。
ここから約10分、片道200円の小旅行を経て、いよいよ三井アウトレットパーク 木更津に到着です。
なお、巌根駅、木更津駅からもアウトレットパークまで運行する路線バスはありますが、乗車時間が一番短いのは袖ヶ浦駅からのバスですので、当編集部は袖ヶ浦駅をおすすめいたします。 -
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③ゴールデンウィークなどの繁忙期でも混雑する心配がない
三井アウトレットパーク 木更津へ車で行った場合、必ず問題になるのが行き帰りのアクアラインの混雑です。
事実、週末の東京湾アクアライン周辺は、房総半島のレジャー帰りのドライバーとも重なり、時間帯によっては混雑しています。
筆者も一度、アクアライン入口付近の混雑に巻き込まれた経験があります。
そんな心配も、鉄道を利用すれば関係なし!
時間に正確な鉄道を利用して、ショッピングの楽しい思い出とともにスイスイ帰れちゃいます。
横須賀線・総武快速線の沿線の方なら尚更!その快適性は絶大なはずです。 -
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実際に鉄道で三井アウトレットパーク 木更津へ行ってみました
今回は東京駅からJR総武快速線を利用し、乗り換えなしで袖ヶ浦駅まで向かい、アウトレットパークまで行ってみました。
横浜方面からやって来た横須賀線の電車は、この東京駅から総武快速線に名前を変えて千葉方面へ向かっていきます。
東京駅の総武快速線のホームは地下深くに位置しており、新幹線や山手線などの地上ホームとは異なる場所にあるため、少しだけ注意が必要です。
さて今回は、東京駅 9時55分発の「快速 君津行き」に乗車しました。
たくさん電車が来て迷ってしまいそうになりますが、覚えておけば良いのは「君津」という2文字だけ。
「総武線」と聞くと黄色い電車を想像される方が多いかもしれませんが、総武快速線は紺色の帯を巻いた車両となっているので、知らない方は覚えておきましょう。 -
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土曜・休日は「ホリデー料金」でお得にグリーン車が利用できる
今回、皆様にもう一つお得な情報をご紹介いたします。
総武快速線の電車にはすべてグリーン車が連結されています。通常の運賃に加えてグリーン券を購入する必要がありますが、土曜・休日は平日よりも200円お得にグリーン車に乗車できます。グリーン車は2階建て車両となっています
乗り方は極めて簡単!ホームにある券売機で降りる駅を選択し、ICカードを入れて購入します。そうするとICカードにグリーン券の情報が記録されるので、あとは車内の座席にある読み取り口にもう一度タッチするだけです。
グリーン車は自由席ですので、好きな座席を見つけて、忘れずに必ずタッチ。ICカード読み取り部は座席上部にあります
いよいよ、目的地まで快適な列車の旅の始まりです。
東京駅の出発後しばらくは地下を進んでいきますが、東京の下町、錦糸町付近で地上に顔を出します。
あとは快速という名前の通り、黄色い総武線をごぼう抜きしがら、小岩・船橋・津田沼・千葉へと快適に進んでいきます。
本来は乗り換えが必要な千葉駅も、この電車に乗っていれば関係ありません。
ゴトゴトと電車に揺られているうちに、あっという間に袖ヶ浦駅に到着です。
やはり乗り換えが無いというのは楽ちんでイイですね!袖ヶ浦駅 改札
東京駅から1時間とちょっと。時計の針は11時16分を差しています。
袖ヶ浦駅から三井アウトレットパーク 木更津までは、路線バスで向かうことになります。
袖ヶ浦駅北口からバスが出ていますので、バス停へは改札を出て左に進みます。
三井アウトレットパーク 木更津行きのバスは1番乗り場から発車します。
繰り返しですが、1時間に3~4本程度の運行本数ですので、バスも大変利用しやすいですね。袖ヶ浦駅北口1番のりば
アウトレットパーク行きのバスがきました。
乗車して約10分、終点の三井アウトレットパークに到着しました。
その後、筆者は取材ということをいったん忘れ、ショッピングを楽しませていただきました! -
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帰宅時の路線バスは?
楽しいお買い物も終わって帰宅する際は、イーストゲートから出場しましょう。
ゲートの目の前には袖ヶ浦行きのバスがロータリーに止まっていますので、これに乗って来た道を戻ります。
帰りの午後の時間帯も、1時間に3~4本程度運行されています。帰りは2番のりばです。
帰りのバスがきました。
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乗り換えなし!内房線乗り入れのダイヤについて
今回ご紹介いたしましたJR横須賀線/総武快速線から内房線に乗り入れる列車は以下の通りとなっています。
休日ダイヤでは1時間に1本の頻度で運行していますのでお間違いのないようご利用ください!
横浜 - 東京 - 袖ヶ浦
7:31 8:04 9:15
8:19 8:55 10:10
9:24 9:55 11:16
10:25 10:55 12:16
11:23 11:55 13:16
横浜から:大人片道 1,660円、グリーン料金780円(休日)
東京から:大人片道 1,140円、グリーン料金780円(休日) -
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鉄道利用で混雑回避!
今回は三井アウトレットパーク 木更津への鉄道での行き方について書かせていただきました。
鉄道はゴールデンウィークなどの混雑が予想される時期には特におすすめです!
ぜひ鉄道を利用してショッピングを楽しみましょう!周辺の予約制駐車場
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