日本らしさを感じることができる場所は全国にいくつもありますが、とりわけ日本庭園の美をかんじることができる場所が島根県安来市にある足立美術館です。癒しのスポットとしても人気で老若男女問わず多くの観光客がおとずれており名園、名画、陶芸などを鑑賞することができます。
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和の空気を感じることができる館内
山陰自動車道の安来ICから約10分、広い駐車場で道中の道も広いので安心して訪れることができます。公共交通機関を使う場合はJR安来駅より無料のシャトルバスが出ていてアクセスも便利な足立美術館!
和を感じる3つの方法として
①館内所蔵品を鑑賞して和の雰囲気を体験
②日本の心、お抹茶をいただく
③美しい日本庭園で時間を忘れる
とポイントごとに魅力を紹介していきます♪足立美術館外観
到着してまず目につくのは2010年に開館した大きな新館。足立美術館開館40周年を機にオープンした新館は現代を代表する画家の作品をおよそ250点所蔵しており、近代から現代に至る日本画の流れを楽しむことができます。この奥に進むと広く美しい庭園が広がる足立美術館の入り口があります。新館、本館共に館内には繊細な和の美を感じる作品が並びます。通路は広くゆっくりと鑑賞することができます。
多くの名画を所蔵する新館と5万坪の名園が広がる美術館
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日本庭園ランキング日本一の美を堪能
「庭園もまた一幅の絵画である」という言葉を遺した、創設者の足立全康氏の想いと情熱で生き生きと伝えられる五万坪の日本庭園は「枯山水庭」「池庭」「白砂青松庭」など様々な表情を持っています。その美しさは米国の日本庭園専門誌「The Journal of Japanese Gardening」の庭園ランキングにおいて全国900か所以上の名所旧跡の中で2003年以降連続して日本一に選出されるほど。美術館内を進むと目の前に広がる庭園に目を奪われます。
美術館中ほどにある池庭
池庭のそばにベンチがあり、「右・左を交互にご覧ください」という案内が。なんと窓が額になっており庭園が絵画に見える工夫が!左右どちらにもあり座って右手側は池庭、左側は室内の奥に白砂青松庭が「生の衝立」として鑑賞できます。季節によって表情を変えるまさに生きた絵画。美しい庭園ならではの演出に驚きました。
額を通して見える「生の額絵」「生の衝立」
さらに進むと眼前に広がる広々とした庭園が。奥には滝も流れており壮大なスケールに圧倒されてしまいます。時間を忘れていつまでも眺めていたくなる日本庭園は春は花々、夏は青々とした緑、秋は色づき、冬は雪化粧といつ訪れてもそれぞれの表情を楽しむことができます。
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美術館周辺は観光地としても魅力でお土産も豊富!
足立美術館がある安来市は観光地としてもおすすめです!どじょうすくいで有名な安来節を楽しめる「安来節演芸館」や温泉街があり、お土産も豊富で周辺には様々なお店が並んでいます。
周辺に並ぶお店
中でも43種類のエビせんべいを扱う「海老のや」さんはパッケージもかわいい美味しい海老せんべいのお店。豊富なラインナップから試食もできてお気に入りの味をさがすことができます。お土産に嬉しい、3~5袋の味をまとめることができる箱も有料で用意されています♪
パッケージだけでなくせんべいも色味が可愛い
さぎの湯温泉は飯梨川の川岸にある田園温泉で戦国時代から栄えている歴史ある温泉街。一羽の白鷺がこの湯で傷を癒したという逸話からこの名前がついたと言われています。日帰り入浴も可能です。
観光地らしい歓迎の看板
和の癒しや美しさを体中で体感することができる足立美術館。心が洗われるような感覚になりました!周辺のスポットも魅力的なのでぜひ足を運んでみてください。
足立美術館 WEBチケット
¥2,300
更新日:2024/04/27