京都でグルメといえば、木屋町通を外して語れません。飲み屋が並ぶ歓楽街にして、穴場的なスポットもそろっています。せっかく京都を訪れたなら、有名店や高級店だけでなく、隠れた名店もどんどん開拓していきましょう!
この記事では、伝統の味を受け継ぐ飲食店から地元民だけが知る「自分だけの店」まで、さまざまな木屋町のグルメを紹介。夕方から深夜、明け方にかけて訪れたいお店をピックアップしました。
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昭和元年創業!伝統を守りながら新しい味を生み出す京うどん屋さん「麺房 美よし」
まずは京都グルメで腹ごしらえ!阪急河原町駅より徒歩5分、高瀬川の側にある風情のあるうどん屋さん「麺房 美よし」を訪れましょう。
「麺房 美よし」外観
創業はなんと昭和元年。当時から「京都地下水盆」と呼ばれる天然水を汲み上げて使用しているのが大きな魅力です。ごまかしなしで作られる本物の「芳醇出汁」は、100年近く守り続ける伝統の味です。
「出汁の命は水。今の水が枯れたら店を閉めます」と話す3代目店長。味に強いこだわりを持っています。麺のこしが控えめなのは、出汁が主役の京うどんならではの特徴と言えるでしょう。美よしに来たからには、繊細な出汁の味をたっぷり味わいましょう。使用している地下天然水
おすすめは、名物「贅沢カレーうどん(温泉卵入り)」(税込1,300円)。えび天、とり肉、あげ、温泉卵に九条ねぎが「全部乗せ」された逸品です。古きよき味を受け継いできた美よしが、カレーうどんに挑戦するようになったきっかけは30年前のこと。芸妓さんや舞妓さんからリクエストがきっかけだとか。そんなエピソードも非常に京都らしいですね。
贅沢カレーうどん 温泉卵入り 1,300円
店長のモットーは「温故創新」、伝統を大切にしつつ新しいメニューを追求しています。地元民からも観光客からも愛されている京うどん。試さなければ損ですよ!
「麺房 美よし」内観
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ダーツを通して交流!初心者もお1人様も大歓迎のダーツバー「Soul(s) Kyoto」
お次は夜遅くまで遊べるスポット。阪急河原町駅より徒歩5分、河原町通から蛸薬師を東に入ったところにある「Soul(s) Kyoto(ソウルズ京都)」です。
2003年7月創業のダーツバーで、関西のダーツ好きの中では名前が通っています。「Soul(s) Kyoto(ソウルズ京都)」
とはいえ、店内ではベテランプレイヤーに混じって、初心者の姿も少なくありません。スタッフが丁寧にルールを教えてくれるため、「ちょっとやってみようかな」くらいの気持ちでも十分楽しめます。もちろん、純粋にドリンクやフードが目当てのお客さんもたくさん訪れています。
ホワイトホースハイボール 税込640円
フィッシュ&チップス(ポテトとサラダ付) 税込950円
広々とした店内は開放感があり、若者を中心に和気藹々としたムードが印象的です。2人以上の女性グループで訪れるなら女子会コースがおすすめで、120分飲み放題&7品付きで税込2,680円の安さです。そのほか、結婚式の二次会、忘年会、学生の卒業パーティーなど幅広い用途で、地元民から愛され続けています。
Soul(s) Kyotoはダーツやメニューを通して交流を味わえる場所です。初めて来たお客さんでも温かいスタッフや常連さんとの会話が生まれるので、つい長居したくなります。ここで出会って最終的に結婚したカップルもいらっしゃるとか。にぎやかに京都の夜を過ごしたいなら一度立ち寄ってみてください。「Soul(s) Kyoto(ソウルズ京都)」入り口
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長い京都の夜の中継地点に!心が落ち着くカフェ&バー「Jelly Beans Rocket」
最後は京都のおすすめのバーを紹介します。
阪急河原町駅から徒歩2分程度、木屋町通沿いにある岡本ビルの2階にある「Jelly Beans Rocket(ジェリービーンズロケット)」。ここは19時から朝5時まで営業しているカフェ&バー(水曜定休日)であり、カジュアルながらも落ち着いた雰囲気が魅力です。アメリカの音楽やアートを愛する店長が切り盛りしているお店だけに、BGMにもジャズや洋楽が使われています。Jelly Beans Rocket内観
店長は「ここが京都遊びのハブになってくれたら」と語ります。木屋町通で本気のお店巡りを始めたら、1軒や2軒では終わりません。だからこそ、途中でJelly Beans Rocketに立ち寄ると、ほっと一息つけます。夏場にはフローズンカクテル、冬場にはホットカクテルと、お客のニーズに合わせたドリンクを提供してくれるのも大きな強みです。
フローズンピーチ 税込900円(左)とホットアイリッシュクリーム 税込900円(右)
あまりバーになじみがない人でも不思議と居心地がいいのは、店長の人柄ゆえ。初対面でも気さくにコミュニケーションをとってくれるため、何度も足を運びたくなってしまいます。カクテルの名称がわからなくても、リクエストに応じて店長が用意してくれるので安心です。数あるお店が並ぶ通りにおいて、気がつけば舞い戻ってしまうアットホームな「拠点」になるでしょう。
Jelly Beans Rocketの入り口
- Jelly Beans Rocket(ジェリービーンズロケット)
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- 京都府京都市中京区木屋町通四条上ル鍋屋町209-3 木屋町岡本ビル2F
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- 075-754-8468
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