美食の街である小樽にはおいしいお酒がたくさんあり、さまざまな「酒」と「食」の組み合わせを楽しめます。ここでは小樽の「ビール」「ワイン」「日本酒」が楽しめるお店を紹介します。地元の食とともに、心ゆくまで小樽のお酒を味わえるお店を厳選しましたので、小樽に行ったときはぜひ寄ってみてくださいね。
-
01
小樽ビールを楽しめる蕎麦屋「そば処 こびやま」
「そば処 こびやま」はJR小樽駅から歩いて7~8分、小樽中央市場ビルの道路側に面した店舗です。
そば処 こびやま 外観
ここでは小樽の地ビールである「小樽ビール」(各500円税込)を楽しめます。小樽ビールはドイツから醸造責任者を招き、「ビール純粋令」に基づいて作られたドイツスタイルのビールです。麦芽・ホップ・水以外の副材料や添加物などは使用せず、酵母を加熱殺菌・ろ過しないため、風味を生かした味わいが楽しめます。
飲みやすい下面発酵の「ピルスナー」、カラメル麦芽による力強さの「ドンケル」、フルーティな上面発酵の「ヴァイス」、オクトーバーフェストの時期に発売される「フェスト」などがラインナップされています。「小樽ビール3種類」各500円(税込)
もちろん「そば」もおすすめ!「十割蕎麦」(700円税込)は北海道産蕎麦粉十割を使用して手打ちした、のど越しと香りの良いそばです。数量限定の「黒太十割蕎麦」(900円税込)があればぜひ注文してみてください。蕎麦粉の豊かな風味を味わうことができます。
おすすめの「十割蕎麦」700円(税込)
そのほか全国の日本酒も取りそろえており、「鰊(にしん)の甘露煮」(600円税込)や「だし巻き卵焼き」(600円税込)などの酒肴で蕎麦前を楽しむこともできます。そば処 こびやまは24時まで営業しているので、出張の夜にゆっくり小樽ビールを味わいながら、そばで締めるのもおすすめですよ。
シンプルな落ち着きのある店内
-
02
歴史的建造物で小樽のワインを楽しむ「小樽バイン」
JR小樽駅から徒歩7~8分、風格のある建物が見えてきます。そのビルは小樽市の歴史的建造物に指定されている「旧北海道銀行本店」。「小樽バイン」はその中にあり、ワインと食事を楽しむことができます。
小樽バイン外観
お酒は、地元ワイナリーである北海道ワインの「おたるワイン」を中心にラインナップ。小樽バインではワインの飲み比べができますよ。
「当店オリジナルワイン飲み比べ」(1,200円税込)では、甘口・白の「ペルレ」とやや甘口ロゼの「トロリンガー」を、匠が育てたぶどうのみを使った「北の匠シリーズ飲み比べ」(1,700円税込)は田崎正伸ツヴァイゲルトレーベ・宍戸富二のレゲント・北島秀樹ケルナーという最高の組み合わせを飲み比べることができます。
そのほか「初しぼり」(1,200円税込)や「鶴沼シリーズ」(1,700円税込)などの飲み比べも用意されています。おすすめの「飲み比べセット」1,700円(税込)
料理は北海道産の小麦粉を使ったピザや、同じく地元産のじゃがいもやチーズなどを使った料理をご用意。どれもワインによく合います。特におすすめは「バインチーズフォンデュ」(2人前1,780円税込)。パンの器に入った熱々のチーズを、ソーセージや野菜につけていただきます。ワイナリーから直送される「生ワイン」に北海道産食材を使った料理を合わせれば、小樽の魅力を満喫できること請け合いです。
ワイン樽も並ぶ店内
大きなテーブルもあります
-
03
小樽の日本酒を楽しめる「酒処ふじりん」
小樽の花園銀座通りを少し入った場所にある「酒処ふじりん」は、小樽屈指の名居酒屋。特に日本酒の揃えが充実しており、小樽のおいしい地酒を楽しめます。
ふじりん外観
小樽の蔵元「田中酒造」の「寶川 しぼりたて生」(800円税抜)は他店ではなかなか飲めない希少酒で、飲み口がよくうまみたっぷりです。そのほか全国の銘酒を揃えているこちらのお店。当日のメニューを確認して女将に相談すれば、好みの日本酒を選んでくれます。
小樽の地酒「寶川しぼりたて生」800円(税抜)
日替わりの料理メニューからは「刺身盛り合わせ」(時価・1品700円程度~)がおすすめ。厳選された旬の魚介を小樽の地酒に合わせていただきます。料理を待つ間には「おでん」をつまむのも良いでしょう。地元の有名蒲鉾店による練り物のうまみが出た出汁が自慢です。
定番の「大根」(200円税抜)や「豆腐」(160円税抜)もおすすめですが、ここではぜひ「岩のり」(200円税抜)を食べてみてください。出汁の味に潮の香りを感じさせる一品で、驚くほど日本酒によく合います。「刺身盛り合わせ」時価
おすすめの「岩のり」200円(税抜)
酒処ふじりんは、カウンターに小上がりという内装。女将とお客さんの距離感が絶妙で、会話がよく弾みます。その雰囲気を楽しみに通う常連客が多いからか、カウンターはいつも満席。訪問前には電話での確認か予約をおすすめします。
カウンターにおでん鍋
目の前で焼く小樽の旬 仲間飲みは掘りごたつで
更新日:2024/03/19