美味しいものが多い北海道を訪れた際には、どんなものをお土産に買って帰りたいですか?ウニやカニといった海鮮もいいですし、ジンギスカンも魅力的です。北海道の特産であるハスカップを使ったお菓子や、とうもろこし・じゃがいもを使用した食品などもあり、かなり悩んでしまいますよね。
しかし北海道といえば、やはり酪農王国。せっかくなら北海道産の生乳を使って作られたチーズやバター、スイーツなどをお土産にしてはいかがでしょうか。
そこで今回は、近年注目が高まっている「バタースイーツ」と「高級バター」にフォーカスして、おすすめの北海道土産をご紹介します。ぜひお土産探しの参考にしてみてくださいね。
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01
【六花亭】マルセイバターサンド|不動の人気を誇るロングセラー
1933年創業の老舗菓子店「六花亭」といえば、レーズンたっぷりの「マルセイバターサンド」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
多くの方が一度は見聞きし、あるいは食べたことがあるであろう「マルセイバターサンド」は、1977年の発売以来愛され続けているロングセラー商品です。六花亭 「マルセイバターサンド」4個入・540円(税込)
ビスケットには六花亭専用の小麦を使用しており、その間にはホワイトチョコレートとレーズンを練り込み、北海道産牛乳を100%使用したバタークリームがサンドされています。
ほろほろとした食感のビスケットに濃厚な味わいのバターやチョコレートの甘みが重なり、美味しさのハーモニーを奏でます。
実は「六花亭」は、日本で初めてホワイトチョコレートを販売した会社。このバターサンドにホワイトチョコレートが使われているのも、そんな「六花亭」だからこそのアイデアだったのでしょう。
【アクセス】
帯広本店:JR「帯広駅」より徒歩約6分
札幌本店:各線「札幌駅」より徒歩約5分 -
02
【六花亭】マルセイバターケーキ|芳醇な香りとコクのあるケーキ
同じく「六花亭」には、「マルセイバターケーキ」というもうひとつの人気商品が存在します。
この商品は、通常のスポンジケーキと比べて、粉の文量に対するバターの量がかなり多く使われているのが特徴です。
バター香るスポンジケーキの間にはチョコガナッシュがサンドされており、チョコレートの風味によってしっかりメリハリが付き、ふんわりと口溶けよく仕上がっています。六花亭 「マルセイバターケーキ」5個入・730円(税込)
シンプルな味わいで、柔らかく食べやすいため、子どもやご年配の方でも美味しくいただけるでしょう。バター好きの方であればぜひ「マルセイバターサンド」と併せて味わってみてください。
ちなみにマルセイバターサンド・バターケーキの名前は、十勝開拓に尽力した依田勉三という人物により設立された晩成社が最初に作ったバターの名称である「マルセイバタ」に由来しています。
【アクセス】
帯広本店:JR「帯広駅」より徒歩約6分
札幌本店:各線「札幌駅」より徒歩約5分 -
03
【株式会社三八】しろくまバターせんべい|十勝産バターを使った洋風せんべい
1905年創業の株式会社三八は、和菓子も洋菓子も扱う高級生菓子メーカーです。商品のラインナップは幅広く、和菓子部門では羊羹やどら焼き、洋菓子部門ではカスタードケーキやゼリー、キャラメルワッフルなどを生産販売しています。
そんなラインナップのなかでバター好きにおすすめなのが、「しろくまバターせんべい」。十勝産バターを使ったワッフルのような洋風せんべいで、パリパリとした噛み心地と、口の中にふんわりと広がるバターの香りが特徴です。株式会社三八 「しろくまバターせんべい」24枚入・864円(税込)
この商品は株式会社三八の運営ブランドである「菓か舎」と円山動物園のコラボ商品であり、パッケージには円山動物園の可愛いしろくまのキャラクター「ピリカ」のイラストが描かれています。
お土産として渡すときにはこのイラストまで含めて楽しんでもらえるでしょう。
【アクセス】
札幌菓子處 三八本舗 本社店:地下鉄東西線「西11丁目駅」より徒歩約4分 -
04
【函館修道院】トラピストバター|歴史ある香り高い発酵バター
「トラピストバター」とは、北斗市に位置するトラピスト修道院にて製造されたバターのことです。北斗市は函館市のすぐ隣ですが、修道院自体は函館から離れた場所にあります。
この商品は、中世から伝わる伝統的な製造方法によって作られている発酵バターであり、発酵熟成による影響で消化によく、香りの高さが特徴です。函館修道院 「トラピストバター」200g・1,072円(税込)
非常に濃厚なコクと強い風味が魅力で、一般的なバターのようにお料理やお菓子作りなどに用いることができます。トーストに塗っても、じゃがバターにしても、お菓子の材料に使っても、その豊かな風味の虜になること間違いなしでしょう。
容器にはトラピスト修道院の写真が載っています。ぜひ見つけたら手に取ってみてくださいね。
【アクセス】
トラピスト修道院:JR「渡島当別駅」より徒歩約20分 -
05
【柳月】あんバタサン|あんとバターのマリアージュ
1947年に創業したお菓子メーカー「柳月」。十勝地区を中心として、北海道内にいくつもの店舗を展開しており、銘菓「三方六」などを販売しています。
そんな「柳月」の商品のなかで、バタースイーツとしておすすめなのが「あんバタサン」です。小麦や乳、小豆や砂糖など、とにかく十勝の素材にこだわって作られており、サブレとあんバタークリームの組み合わせはやみつきになる美味しさ。柳月 「あんバタサン」4個入・600円(税込)
特にあんこは、バターとマッチする風味や味の強さになるよう砂糖の分量を調整し、食感も良いアクセントになるよう絶妙な炊き加減で作られています。さらに発酵バターを用いることで、マイルドな味わいになるようにも工夫されています。
またパッケージも非常に特徴的で、オリジナルキャラクターのハイカラな紳士が描かれたレトロなデザインが魅力です。このレトロかわいいパッケージも、お土産として最適でしょう。
【アクセス】
大通本店:JR「帯広駅」より徒歩約7分 -
06
【柳月】酪農みるくバターケーキ|至高の大人気バターケーキ
同じく「柳月」からもう一品ご紹介。2019年に発売された「酪農みるくバターケーキ」は、最長1か月待ちになったこともあるほどの大人気商品です。
ブルーをアクセントにしたレトロなパッケージは、どこか高級感がありお土産や贈り物に最適。箱を開けてみると、まるで本物のバターのようなつるんとした見た目のバターケーキが登場します。柳月 「酪農みるくバターケーキ」1個・1,400円(税込)
熟練の職人がひとつひとつ丁寧に作り上げているケーキの表面を覆うバタークリームには、発酵バターと隠し味の練乳が使われています。この2つの材料を混ぜあわせることで、濃厚ながらも軽やかな口溶けを実現しているのだとか。
さらにケーキの下部分には、食感や香りのアクセントとしてくるみが入っており、飽きがこない美味しさに仕上がっています。
【アクセス】
帯広本店:JR「帯広駅」より徒歩約7分 -
07
【千秋庵】小熊のプーチャンバター飴|レトロでかわいいバター飴
1921年に創業した100年以上続くお菓子メーカー「千秋庵」。銘菓「ノースマン」が看板商品ですが、なかでもおすすめのバタースイーツが、「小熊のプーチャンバター飴」です。
まず目を引くのは、可愛らしい小熊のイラストが描かれたレトロなパッケージ。この愛らしいデザインは、飴の包装紙にも取り入れられています。お土産でもらったら、思わず胸がキュンとするようなそんな一品ですよね。千秋庵 「小熊のプーチャンバター飴」80g・330円(税込)
もちろん、バター飴そのものもこだわって作られています。厳選した砂糖と水飴を丁寧に煮詰め、北海道産のバターをたっぷりと使うことで、バターの風味と色合いがしっかりと生きています。
べたつきのないサラリとした手触りをしており、それでいて口の中に入れるとバターがふんわり香り、やさしい甘さがじんわりと広がっていきます。
【アクセス】
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